毎週金曜日に届くシンケンジャーメルマガ、
今日届いた「天下御免の瓦版第十八幕」は冒頭に、日下部さまからの悲しいお知らせが…。
やっぱり今年もあったんですね、ゴルフかなんかのせいで1回おやすみ。
あさって14日(日)は第十八幕だけど、
その次の第十九幕は、それから二週間後の28日(日)まで観られないんですね…。
で、7日放映の十七幕「寿司侍」です。
流ノ介 「殿、わたくし不勉強で、六人目がいるとはまったく知らず…」
殿 「俺だって知るかっ!」
東映の十七幕あらすじを完全に読みまつがえていたんですね、わたし。
ひたひたとせまりくる寿司屋の影が、殿に不審な行動をとらせるものとばかり。
てか、寿司屋と殿ご入浴シーンに気をとられて、外道衆の存在を綺麗さっぱり失念してたわ、あはははは。
御免。>三途の川にお住まいの皆様
しかし、みっちり詰まった濃い幕でした。
見返すたんびに、真ん中の折り返し地点で、すでに殿は「
(すでに何回見返したかは内緒)
(今も再生してるけど…。あ、寿司屋が変身した)
(飢えていたのね、わたし。13幕からあと、飢え続けていたのね…)
寿司屋はなー、
変身前にはまだ馴染みきっていません。
変身後はぜんぜんOKなんだけどな。
しかも名前が「源太」っしょー。
先々月、同じテレ朝は金曜日午後9時台に亡くなってしまった某からくり屋を、∞er的には思い出してしまい、この源太があの源太だったら、だったら、だったら…の妄想がつい…。
(特に最後の「丈ちゃん~っ!」のとこ。うちの源太なら、抱きついた勢いで、殿を見事に押しつぶしてくれただろうなあと…)
変身後といえば、中の人などいないが中の人がたがるちゃんの大好きな大好きな岡元次郎さんらしいと、放映前日にたがるちゃんから踊りだしそうなメールがあり、
そしたらやっぱり次郎さんで、たがるちゃんにお祝いメールをしたら。
「ゴールドジローさん、腹まわり以外はオケでした♪」
それは重畳♪
で、居合いだ~♪
サカナマルにはまじびびりましたが、おお、居合いだ~♪
刀が鞘に納まりきるときの音と同時に敵が倒れるって、やっぱいいわ、いいわ、いいわ♪
シンケンゴールドの「一件落着~」ですが、
各局いろんな金さんの中で、ああいう決めポーズとる人、いたっけ? いなかったっけ?
ところでサカナマルって、小太刀になるの?
それとも、シンケンマルと同様、短く見えるのは目の錯覚?
そんで殿ご入浴シーンです。
第八幕「花嫁神隠」での流ノ介の女装も、ストーリー的必然性がしっかりとある、実に粋な女装サービスでしたが、
この幕での殿ご入浴シーンも、ストーリー的必然性がしっかりとある、実に洗練されたご入浴シーンサービスでした。
お風呂もよかったよねえ。
古い日本家屋の古い風呂場にちょこっとだけ今風の設備を加えてある感じが。
洗い場が昔っぽいモザイクタイル貼りだったのも泣かせてくれました。
湯船のところに蛇口がふたつあったので、片方は熱いお湯が出ると思いますが、
追い炊きはどういうシステムなのだろう。
湯船横に釜口むりやりとりつけたのだろうか。
それとも湯板を踏んで入る式の、昔ながらの五右衛門なのだろうか。
うちは五右衛門でしたが、湯板は木でなくタイル板でした。
ので、踏んで沈めなくても、底にへばりついていました。
でも、あれは確か真冬の寒い夜でした。
「
そうだ、そうだ、そーゆーことがあったんだ…。
むっちゃひさしぶりに思い出したわ……。
修理するまで辛かったのよー。
五右衛門風呂って沸かすと湯板の隙間から熱い湯が昇ってくんだけど、
母ちゃんがタイル板踏み割ってから、真ん中の割れ目からも熱い湯が昇ってきてさー。
閑話休題。
ところでイサキツネの「鏡映しの術」にかけられてる最中の殿ですが、
お庭でシンケンマルを振り回されるご様子、
あれは世が世なら、公儀に知られたら、よくて蟄居閉門、下手すればお家お取り潰しもやむなしの、ご乱心ぶりに思えたのですが、
なんか暢気でしたね、日下部さまも流ノ介たちも。
そんで殿が筆写されてた歌、
右側の、
知ってる、知ってる、なんだっけ、古今集あたり?とか思ったら、
万葉集でした。
巻三収録の、柿本人麻呂の歌でした。
大学は遠くなりにけり…。←ゼミは上代文学。
「淡海」は「近江」で、「近江の海」は琵琶湖のことで、
思う「古」とは、壬申の乱の前、天智天皇が琵琶湖畔の近江宮にご在位していた頃のことです。
そんで、一部しか見えてなかった左側、「信濃道」「墾道」でググったらすぐみつかりました。
(十七幕で見えてる部分は十七幕に準拠、見えてない部分は『萬葉集 本文篇』(佐竹昭弘・木下正俊・小島憲之共著 塙書房)を参考にしました)
で、こちらも万葉集収録の歌ですが、巻十四に載せられている詠み人知らずの東歌でした。
この本開いたのも、超ひっさしぶりでした。
あちこちの書き込みが懐かしいです。
しかし、書く字って、ぜんぜん変わないものなのねえ。
今とまるっきりおんなじ字だわ。
しかし、かたや巻三、かたや巻十四の歌が、
なんで隣り合わせに並んでたのだろう、殿のお手本。
このふたつがともにとられて、しかも隣り合わせの歌集が存在するのだろうか?
それとも志葉家のどなたかが自分の好きな歌を集めて作った、志葉家にだけ伝わる私家集なのだろうか?
そんで、殿がたたっ斬りあそばされていた掛け軸ですが、
一時停止して、目をこらしまくって、判明しました。
殿にたたっ斬っていただくために美術さんが作った、
同じ漢文を二回繰り返して書いたものだということが。(= ̄∇ ̄=)
N塚長姉に貰った「ひくぞーくん」。
しまむらで見つけたらしい。
いま3162文字です。
書きかければだらだら長くなると思ったんだよ、この幕…。
そろそろ〆よう。
イサキツネのあの鏡、六門船にスペアは残ってないっすか?
鏡と殿の髪か爪がセットなら、50万円までなら出すっっっ!!>骨のシタリさま