演芸見ブんログ

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09/07/28 第4回 こふんよ講談会in東京(お江戸両国亭)

2009-07-28 | 講談会・落語会
前説???…旭堂小二三・一龍斎貞寿

旭堂南陽…『貧乏業平』

一龍斎貞寿(ゲスト)…『隅田川乗っ切り』

《お仲入り》

旭堂小二三…『新撰組局中法度』


前説で小二三さんも言っていましたが、“つばなれ”しなかった第1回からは夢のような盛況!
小二三さんの「旭堂家のいろいろ」や貞寿さんの「関東の四派(一龍斎・宝井・神田・田辺)」、「一門会の楽屋裏」などで場内を和ませました。

南陽さん
中国での「中国語講談」のマクラを聞きたいがために来たといっても過言ではないほど、南陽さんのマクラは面白い!
読み物のほうも、『貧乏業平』と言われた紀伊国屋文左衛門(五十嵐小文治という設定)と道具屋とのやりとりが秀逸。
南陽さんの講談って、“アサヒスーパードライ”みたいなんだよなぁ…。
「キレがあるのにコクがある」
とにかく“キレ”が素晴しい!

貞寿さん
この読み物、序盤は家光の“わがまま”を大久保彦左衛門が“諌める”という形で、「愛宕山」の隅田川版のような内容。
隅田川の川沿いにある両国亭で聴くと、どことなしに風情が感じられますな!

小二三さん
山南敬助を主人公とした新撰組の「局中法度」に関する内容。
関東では新撰組の講釈というのをあまり聴いたことがないので、ちょっとアタシとしたは内容に付いて行けませんでした・・・。