田辺一鶴…『一鶴講談大学 -童話しりとり-』
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田辺星之助…席亭「宇」開亭記念特別講談『四神の星空』
田辺一乃…『大久保彦左衛門 -たらいの登城-』
一龍斎貞鏡…『木村長門守 -堪忍袋-』
田辺一邑…『英国密航』
田辺一鶴…『東京オリンピック -入場行進-』
『妖怪軍団修羅場』
松戸駅西口から徒歩3分ほどの所にある小料理屋さんが、2階に立派な高座を設えた杮落とし公演。
ここのご主人と星之助さんが知り合いだそうで、そこからまとまった「一鶴一門会」。
30席ほどの桟敷と椅子席は開演前から満席状態。
アタシは早めに会場に着いていたので、運良く椅子席に潜り込むことができました
開演に先立ち、一鶴先生が登場して高座へ。自らメクリをめくって『田辺一鶴』の名前を出しました。
一鶴先生がメクリをめくるなんて、滅多に見られるもんじゃありやせんぜ、ダンナ!
“一鶴節”とも言いたくなる修羅場読みで『童話しりとり』のレクチャー。
これ覚えたら、忘年会・新年会・慰安旅行・クラス会・法事・結婚式・二次会で使えること請け合い!
これだけでも入場料(壱阡伍百圓)の“元”は取ったようなものですな、ダンナ!
本来なら前座さんが上がるべき“開口一番”に登場したのは、案内役の星之助さん。
宇宙の「宇」と「星」つながりで、松戸神社に伝わる神輿の四神についての一席でした。
一乃さん
おなじみ「大久保彦左衛門」の『たらいの登城』でしたが、彦左が笹尾喜内を呼ぶ時の「きなーい、きなーい」の声は、血管が切れるんじゃないかと心配になるくらい迫力あるものでした
これから毎回、一鶴一門以外からも1人呼ぶそうで、その最初の栄に浴した貞鏡さん
二ツ目の兄さん、前座の姉さんの後に出るだけに緊張しているかと思いましたが、先月24日の田辺駿之介緊急講談会で聴いた『石川五右衛門の最期』に続いて、今年4月の前座勉強会で聴いた『堪忍袋』までタップリ20分!
時間が押しており《お仲入り》が無くなったため“仲トリ”という役割にはなりませんでしたが、記念すべき“ファーストゲスト”としての高座を務めていました
一邑先生
一鶴先生から『英国密航』をかけろとの厳命が出たそうです。
この読み物は、いわゆる「長州ファイブ」の面々が船で横浜から上海を経由してイギリスに辿り着くまでの“言い立て”が一番の妙。
今回も淀みない節回しで、楽しく聴かせていただきました!
一鶴先生
講談界最高齢の一鶴先生は、岡本文弥、島田正吾、黒澤明、千田是也といった人たちが齢を重ねてからなお活躍したことを引き合いに出し、「自分もまだまだこれから」と意気盛ん!
東京オリンピックでの入場行進での参加93カ国をギリシャから日本までをスラスラと言った後、『妖怪軍団修羅場』で妖怪の名前を立て板に水の如く言い立て、さらに「東海道五十三次」の往復と、まさに独壇場!
超満員の場内を沸かせました。
ただ今回も残念だったのは写真を撮る人がいて、そのシャッター音が耳に付いてしまったこと
いくら地域寄席とはいえ、撮影に関しては主催者側の配慮が欲しいと感じた会でした
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田辺星之助…席亭「宇」開亭記念特別講談『四神の星空』
田辺一乃…『大久保彦左衛門 -たらいの登城-』
一龍斎貞鏡…『木村長門守 -堪忍袋-』
田辺一邑…『英国密航』
田辺一鶴…『東京オリンピック -入場行進-』
『妖怪軍団修羅場』
松戸駅西口から徒歩3分ほどの所にある小料理屋さんが、2階に立派な高座を設えた杮落とし公演。
ここのご主人と星之助さんが知り合いだそうで、そこからまとまった「一鶴一門会」。
30席ほどの桟敷と椅子席は開演前から満席状態。
アタシは早めに会場に着いていたので、運良く椅子席に潜り込むことができました
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開演に先立ち、一鶴先生が登場して高座へ。自らメクリをめくって『田辺一鶴』の名前を出しました。
一鶴先生がメクリをめくるなんて、滅多に見られるもんじゃありやせんぜ、ダンナ!
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“一鶴節”とも言いたくなる修羅場読みで『童話しりとり』のレクチャー。
これ覚えたら、忘年会・新年会・慰安旅行・クラス会・法事・結婚式・二次会で使えること請け合い!
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これだけでも入場料(壱阡伍百圓)の“元”は取ったようなものですな、ダンナ!
本来なら前座さんが上がるべき“開口一番”に登場したのは、案内役の星之助さん。
宇宙の「宇」と「星」つながりで、松戸神社に伝わる神輿の四神についての一席でした。
一乃さん
おなじみ「大久保彦左衛門」の『たらいの登城』でしたが、彦左が笹尾喜内を呼ぶ時の「きなーい、きなーい」の声は、血管が切れるんじゃないかと心配になるくらい迫力あるものでした
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これから毎回、一鶴一門以外からも1人呼ぶそうで、その最初の栄に浴した貞鏡さん
二ツ目の兄さん、前座の姉さんの後に出るだけに緊張しているかと思いましたが、先月24日の田辺駿之介緊急講談会で聴いた『石川五右衛門の最期』に続いて、今年4月の前座勉強会で聴いた『堪忍袋』までタップリ20分!
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時間が押しており《お仲入り》が無くなったため“仲トリ”という役割にはなりませんでしたが、記念すべき“ファーストゲスト”としての高座を務めていました
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一邑先生
一鶴先生から『英国密航』をかけろとの厳命が出たそうです。
この読み物は、いわゆる「長州ファイブ」の面々が船で横浜から上海を経由してイギリスに辿り着くまでの“言い立て”が一番の妙。
今回も淀みない節回しで、楽しく聴かせていただきました!
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一鶴先生
講談界最高齢の一鶴先生は、岡本文弥、島田正吾、黒澤明、千田是也といった人たちが齢を重ねてからなお活躍したことを引き合いに出し、「自分もまだまだこれから」と意気盛ん!
東京オリンピックでの入場行進での参加93カ国をギリシャから日本までをスラスラと言った後、『妖怪軍団修羅場』で妖怪の名前を立て板に水の如く言い立て、さらに「東海道五十三次」の往復と、まさに独壇場!
超満員の場内を沸かせました。
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ただ今回も残念だったのは写真を撮る人がいて、そのシャッター音が耳に付いてしまったこと
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いくら地域寄席とはいえ、撮影に関しては主催者側の配慮が欲しいと感じた会でした
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