一龍斎貞鏡…『拾い首 一万石』
一龍斎貞友(ゲスト)…『亀甲縞大売出し』
《お仲入り》
一龍斎貞山…『振り袖火事』
湯島天神の「梅香殿」で行われた親子会。
2月の親子会以来ですが、会場入口には貞鏡さんの姿が・・・
「100席目以来ですねぇ~」
・・・す、すいません・・・
貞鏡さん
福島正則の家臣で臆病者の「別所民部」が主人公
“横紙破り”と言われた福島正則の家臣としては、かなり頼りない別所民部。
ただ参謀としてはなかなかのキレ者だったようで、そういう部分が正則のお気に入り。
そんな民部に何とか手柄を立ててやりたいと考えた正則は「誰の首でもいいから拾って来い」と命ずるものの、根が臆病者の民部は戦場に出ただけで立ち竦んでしまう有様。
呆れながらも正則は自ら討ち取った敵方の首を民部に持たす。
もちろん正則が討ち取ったことは、「家臣のものに内緒にしろ」と。
意気揚々と引き上げてくる民部を見て、家臣たちは民部に「如何にしてその首を取ったか?」と尋ねるが、根が正直者の民部はとうとう正則が取ったものと白状してしまう。
この話を聞いた正則は、またまた呆れるものの実直な民部に500石を遣わし、後に民部は1万石まで出世をする。
貞鏡さんに伺ったら“ネタ下ろし”ということでしたが、一瞬詰まる場面はあったものの堂々とした読みっぷり。
民部の生真面目な性格と正則や家臣の温かさや優しさが表れた、楽しい一席でした!
※詳しい内容はこちらのサイトの『古書』→『関ヶ原大全』→『巻之廿弐』→『81ページ~90ページ』に出ています。
貞友先生
声優として『忍たま乱太郎』の他、TBSテレビ『Nスタ』のニュースナレーターとして活躍している様子をおもしろおかしく紹介。
いろんな声を持っているだけに、ときどき切り替え方がわからなくなるとか???
『亀甲縞』はアタシの好きな読み物の一つ。
こちらの一席もタップリ楽しませていただきました!
貞山先生
「本来“親子会”というのは真打の師匠と真打の弟子の会を言うんですが、最近は二ツ目の弟子でも“親子会”と言うし、とうとう今日は前座でも“親子会”になっちゃいました」
日本の歴史の中でも一番の大火と言われた「明暦の大火」を扱った読み物。
アタシの生家に程近い本郷・丸山の本妙寺が舞台とあって、興味深く聴けた「怪異談」。
全三席でしたが、どの読み物も内容に引き込まれる会でした!
一龍斎貞友(ゲスト)…『亀甲縞大売出し』
《お仲入り》
一龍斎貞山…『振り袖火事』
湯島天神の「梅香殿」で行われた親子会。
2月の親子会以来ですが、会場入口には貞鏡さんの姿が・・・

「100席目以来ですねぇ~」

・・・す、すいません・・・

貞鏡さん
福島正則の家臣で臆病者の「別所民部」が主人公

“横紙破り”と言われた福島正則の家臣としては、かなり頼りない別所民部。
ただ参謀としてはなかなかのキレ者だったようで、そういう部分が正則のお気に入り。
そんな民部に何とか手柄を立ててやりたいと考えた正則は「誰の首でもいいから拾って来い」と命ずるものの、根が臆病者の民部は戦場に出ただけで立ち竦んでしまう有様。
呆れながらも正則は自ら討ち取った敵方の首を民部に持たす。
もちろん正則が討ち取ったことは、「家臣のものに内緒にしろ」と。
意気揚々と引き上げてくる民部を見て、家臣たちは民部に「如何にしてその首を取ったか?」と尋ねるが、根が正直者の民部はとうとう正則が取ったものと白状してしまう。
この話を聞いた正則は、またまた呆れるものの実直な民部に500石を遣わし、後に民部は1万石まで出世をする。
貞鏡さんに伺ったら“ネタ下ろし”ということでしたが、一瞬詰まる場面はあったものの堂々とした読みっぷり。
民部の生真面目な性格と正則や家臣の温かさや優しさが表れた、楽しい一席でした!

※詳しい内容はこちらのサイトの『古書』→『関ヶ原大全』→『巻之廿弐』→『81ページ~90ページ』に出ています。
貞友先生
声優として『忍たま乱太郎』の他、TBSテレビ『Nスタ』のニュースナレーターとして活躍している様子をおもしろおかしく紹介。
いろんな声を持っているだけに、ときどき切り替え方がわからなくなるとか???

『亀甲縞』はアタシの好きな読み物の一つ。
こちらの一席もタップリ楽しませていただきました!

貞山先生
「本来“親子会”というのは真打の師匠と真打の弟子の会を言うんですが、最近は二ツ目の弟子でも“親子会”と言うし、とうとう今日は前座でも“親子会”になっちゃいました」

日本の歴史の中でも一番の大火と言われた「明暦の大火」を扱った読み物。
アタシの生家に程近い本郷・丸山の本妙寺が舞台とあって、興味深く聴けた「怪異談」。
全三席でしたが、どの読み物も内容に引き込まれる会でした!
