演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

10/09/12 上野広小路亭中席

2010-09-12 | 芸協定席見ブんログ
好天の日曜日
イースタン・リーグや東京六大学野球、或いは中山競馬場という選択肢もありましたが、やっぱりきらりさん目当てで・・・



柳亭明楽…『垂乳根』
明楽さんは決して「上手い」というわけではないんですが、何か“父性本能”をくすぐるものがあるんですよねぇ


桂翔丸…『雑俳』
昨年12月以来の翔丸さん。高座にも余裕が出て来ましたね!
明るい口調は結構ですが、翔丸さんに限らず前座さんの「道歌七度返し」は“クドさ”を感じてしまうんですねぇ・・・


三遊亭金遊…『かぼちゃや』
瀧川鯉八順序変更)
※与太郎の「ハタチ、ハタチって、なりたくてなったんじゃねーや。アタシだって七つのままがいいんだ。毎年“七五三”できるし・・・」
何気ない一言がツボ!


瀧川鯉八…『雨傘和尚』
柳亭小痴楽休演・三笑亭夢吉順序変更)
※小痴楽さんかと思ったらメクリが「鯉八」
そうか!二ツ目に昇進して“代演”に出るようになったんですね!
鯉八さんの脱力系の新作って、好きだなぁ・・・


林家花…「舞妓~※月見~秋祭り(神輿)~※へら鮒釣り~歌丸~似顔」


三笑亭夢吉…『寄合酒』
春風亭鯉枝順序変更)
※与太郎「ア、ア、アタイも何か持って来るよ」
男「おっ、与太郎!・・・もう“かぼちゃ”売り終わったのか?」
こういうクスグリって、好きだなぁ・・・


春風亭鯉枝…『アパート探し』
三遊亭金遊順序変更)
※「アパート」率が高いな・・・


ぴろき…「ギタレレ漫談」


三遊亭圓輔…『蛇含草』


《お仲入り》


神田きらり…『寛政力士伝 -谷風情相撲-』
きらりさんを定席で見るのは1年半ぶり
今日から相撲が始まるということでタイムリーなネタでしたが、佐野山がもろ差しになるところで終わっちゃったよぉ・・・


江戸家まねき猫…「音入り枕草子」


桂米多朗…『目黒のさんま』
※目黒⇒蒲田(出生地)⇒川崎市多摩区(現居住地)の流れで自らが務める“多摩区観光大使”をアピールした米多朗師匠。
殿様がちょっと硬かったかな?


桂平治…『高砂や』
桂歌春休演)
※序盤はデフォルメが気になったのですが、だんだんと楽しくなりました!


松旭斎小天華…「奇術」


三笑亭夢丸…『拝み絵馬』(弟9回 夢丸新江戸噺 特別賞受賞作品 原作:栗原昇)
※じっくり聴かせて噺に入り込ませて・・・そういうサゲですかい!?