開演直前に31人の団体が入場!
玉川太福…『清水次郎長伝 -石松代参-』(曲師:玉川みね子)
※浪曲で「次郎長伝」を聴くのはおそらく初めて。
船の中で石松が自ら名乗り出るまで!
一龍斎貞鏡(講談)…『大岡政談 -しばられ地蔵-』
※木馬亭定席への出演4回目にして、初めて“開口一番”ではない貞鏡さん。
今年の夏は貞水先生のお供で地方を回ったものの、シクジリの連続だったそうで・・・
さらに昨夜はトイレで携帯電話を水没させてしまったとか・・・
そんな散々な流れを変えるべく『しばられ地蔵』に願掛けに行った話から、その由来話へ。
今日は持ち時間に余裕があるためか、マクラを長めに振りましたが、気になったのは「~ですけどね、~だからですね」と語尾にねを付けていること。
これって結構耳障りなんで、いまから癖を直して欲しいものです。
澤順子…『竹久夢二』(曲師:玉川みね子)
※綺麗な方なんで見惚れてしまいましたが、どうも貞鏡さんが終わると気が緩んでしまい・・・
富士鷹雄…『将棋遊侠伝 -関根金次郎-』(曲師:沢村豊子)
※明治から昭和にかけて活躍した棋士で十三世名人だそうですが、あまり将棋に興味がないので・・・
天津ひずる…『原爆の母』(曲師:伊丹秀敏)
※師匠の天津羽衣先生の十八番のようですが、いろいろと考えさせるテーマです。
客席には男女を問わず、眼鏡を外して目頭を押さえる人がかなりいました。
《お仲入り》
※ここで31人の団体が帰っちゃいました。
木戸で見送った某先生。「あと1時間なのに・・・」
国本武春…『紺屋高尾』(曲師:沢村豊子)
※今年3月の四谷区民ホール以来の『紺屋高尾』!
押したり引いたり、パワフルな一席をありがとうございます!
東家三楽…『軍事探偵』(曲師:伊丹秀敏)
※「まだまだ暑い日が続く中、皆様ご壮健で何よりでございます」
89歳の先生に言われちゃいました!こちらこそ何よりでございます。
日露戦争が始まる7年前の明治30年が背景の話。
山県有朋や川上操六はわかったのですが、主人公である「タチバナヒデオ」がどんな人なのか?
ひずる先生と同じように重い話かな?と思いましたが、最後はハッピーな終わり方!
三楽先生はマイクを外して手に持ち、舞台中央まで出て“正座”で謝意を表していました。
恐縮です!
※便宜上、赤字名は女流浪曲師です。
※浪曲の外題はあくまで耳で聞いたままを書いています。浪曲初心者なので正確ではないかもしれません。ご容赦下さい。
※明らかな誤りは、コメント欄でご指摘下されば幸甚です。
神谷バー前の横断歩道上で撮影。
現場ではさほど大きいと感じなかったのですが、画像で見るとやっぱりデカイですな!
夜は池袋演芸場に行こうと思ったのですが、あまりの空腹感に浅草の尾張屋さんで「上天せいろ」を注文!
ところが“せいろ”が物足りなくて「大もり」を追加!!
結局時間がなくなり、東京MXの“黄金コンビ”を見るため池袋は断念・・・