ご無沙汰してます…!また、2週間くらいさぼってしまいましたね、、
実は、ちょうど数日前にある種苗会社のオープンデーに行ってきたんです。
最近は、学部の物理学の勉強でバタバタしていて、しかも冬ということもあって品種改良と距離が空いてしまっていましたが、オープンデーを見て、ブリーダーさんとお話をして、またやる気が上がってきちゃいました笑 (単純…笑) どんなに社会が発展しようとも、その根底には"食"の文化があり、その根底を品種改良は陰ながら支えている…ほんとカッコいいお仕事です
で、やる気が出たのはいいんですが、やっぱり冬は、植物の動きが鈍くて、あまりネタがない…笑
、7月にシキキツとマメキンカンの交配した種子が取れたという記事を書きましたが、それ以降何も報告をしていなかったので、ひとまず最近の近況報告を書こうと思います
あの交配からは、最終的に十数個の種が取れましたが、発芽させてみるとほとんどがシキキツと同じような葉の形。マメキンカンは四倍体なので、取れた種子はうまく交配ができているならば3倍体でありすぐ見分けがつくはず。今回も失敗してしまったかと肩を落としていたのですが、一つあやしい苗を見つけることができました!
それがこれ↓
これ単体だとあまり怪しさが分からないのですが、兄弟と並べてみると明確にその差を見ることができます。
右があやしい個体ですが、すこし矮性ががっているのが分かります。
サイズ感はこんな感じ↓
結構小さいです。
ちなみにもうお気づきかともいますが、寄せ接ぎを行っています。
発芽して少ししたころ、根腐れを起こしてしまったからです。
接ぎ木部はこんな感じ↓
根は染色体数を調べるかもしれないので一応残してあります。
という感じで、シキキツ×マメキンカンからは一応怪しい個体は得ることができました。
9月にもシキキツ×マメキンカンの交配を行いましたが、こちらはうまく交配できたようで順調に成長中です。
また、変化があれば報告します~