9月27日の地域紙「石巻かほく」に、カラーで大きめに掲載していただきました。
いよいよモニュメント「祈りと供養の標(しるべ)」が着工しました。
全国の支援者の方々の協力を頂いて、11月11日震災より3年8ヶ月を経て
完成予定です。
過去への祈りは供養に通じます。
未来への祈りは、希望や夢、幸せを祈ることにつながります。
この施設は震災のど真ん中(石巻市皿貝地区の鎮魂の森)から被災地全方向に祈りを伝えることができます。
鎮魂の場所というと、津波襲来の海岸を連想するかもしれませが、ここは
被災3県の南北400キロのちょうど真ん中に当たります。
角度としては210°。
この地に立って、北は久慈市、南はいわき市に手を合わせ祈りを送ることができるのです。
また、納骨堂も兼ねていますが、ここには震災で犠牲になったお骨を入れるのではなく、
震災であと取りをなくしたり、お墓を用意することができない方などのためのもの、
生活困窮者には無料で納骨できるように配慮したお墓です。
もちろん条件(檀家になっていない方なら)さえ了解頂ければ、普通の方でも、都会の方でも
納骨することができます。
(社)てあわせ、の目的は少子高齢化と震災復興です。
震災によって人生が狂った方少なくありません。
そして時代は超高齢化の大波が襲ってきます。
お墓が用意できない、入れないという人も今後予想されます。
お墓がないことで心配でたまらない。
これは震災の二次被害ではないかと思うのです。
そんな方々のためにも、生活が大変な高齢者のためにも、安穏な終の住処と思って頂ければいいと思います。
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