桜和尚ブログ

下記に引越しました
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◆今年の未公開写真(年末につき1年の事業報告)

2015年12月23日 | 心と体のホットケア

   

 

今年(2015)夏のお寺宿泊体験(お寺合宿)

地獄極楽図の説明。子供たちは目を食い入るように聞いていました。

翌朝のヨーガを取り入れた坐禅体験。引き続き、お唱えをして朝がゆを食します。

  

◆ 8月樹木葬の看板を新設。

 今まで、電話で道順を聞かれてもなかなか説明できない場所なので、ほほど効果はあるでしょう。

◆10月 仙台で月一度の写経会(青葉カルチャー)の皆さんが、一関に遊びに来てくれました。

近くの景勝地(猊鼻渓)をご案内。

ちょうど猊鼻渓は紅葉の真っただ中、赤や黄色の葉っぱが川面に浮かび、船とともに

流れに従う様は、別世界のようでした。

◆12月 学生時代の恩師(駒澤大学竹友寮の松本先生)7回忌が厚木の常昌院様で厳修されました。

終わって寮の同期会開催。懐かしの友と、夜は遅くまで痛飲。

翌日は、建て替えて10年ほど経た竹友寮を見学。(下記)

学生の頃の思い出がよみがえってきました。

 

現在の寮監先生と同期5名。 沢木興道老師の揮毫による坐禅堂の額「選仏道場」

 

 

 

 


◆子どもの森の探検隊=巣箱取り付け=

2015年12月23日 | 鎮魂の桜の森

 

  

石巻鎮魂の森(皿貝ライオンズ子どもの森)に探検隊がやってきました。

探検隊は、地元飯野川小学校の皆さんです。

先生や県の職員に引率され、鎮魂の森の木の枝に巣箱を取り付けました。

任務終了後、今年9月に完成したアスレチック(森のトリデ)施設に登り、みんな大はしゃぎ。

森の散策では「きのこ発見」「へんな虫発見」の探検情報が次々と報告されました。

まだまだ時間が足りなかったのでしょうが、今日はここまで!

また来てくださいね。今度は山小屋で遊ぼう(^▽^)/

 


◆震災ストレスを乗り越えるマインドフルネスセミナー

2015年12月12日 | マインドフルネス

石巻でマインドフルネスセミナーを開催しました。

講師の藤田老師は野口整体や鍼灸、合気道・古武道・気功や骨格・筋肉など

あらゆる人間の心と体に精通している方です。

写真は相手の肩と手に触れることによって、こちら側の暖かさや感情を伝え、身体をほぐしリラックスさせるものです。

「手当する」の言葉通り、患部に手を当て癒していくことにつながります。

割り箸を奥歯に挟むワークでは、顔の内側の筋肉(インナーマッスル)の緊張をゆるめ、結果的にたるんだ表面の顎の筋肉が引き締まる効果も。

確かに、右と左では目で見てわかるほどの変化がありました。

高価な化粧品を塗るよりも、たるんだ肌をシェイプアップできるので、参加の中高年の女性に好評のワークでした。

最後に、ゆっくりゆったり座るマインドフルネスを輪になって体験。

身体を整え、呼吸を整えることは坐禅と同じことのようです。

いま、ここを、意識的に、好意を持って注意を傾けることがマインドフルネスの基本。

それによって、過去の不安や未来の憂いがなくなり、クリアな今という一点が浮かび上がってきます。

1時間半の内容でしたが、あっという間で、まだまだ時間が足りないほどに感じられました。

本当に充実した濃い時間でした。

また先生には石巻に来ていただき、被災地のストレスで悩んでいる方に「ホットなケア」を伝授していただければと思います。

 

 


◆今知りたい臨床宗教師フォーラム7

2015年12月07日 | 臨床宗教師

12月6日 北海道東北臨宗教師会・東北大学宗教学寄附講座主催の

公開シンポジウムが開催されました。

震災を機に、心と命の現場の必要性に迫られ発足した臨床宗教師。

しかし、臨床宗教師って何?何する人たち?という世間の疑問にはまだまだ答えていません。

そこで、臨宗という物体に、いろんな角度から光を当てたのが今回のテーマです。

最初の基調講演は東北大学の谷山先生

その後4名の臨床宗教師が自らの活動を発表しました。

続いて、河北新報社の村上記者が、取材の中で記者の目から見た見方を報告。

その後、「医療者から見た臨床宗教師の可能性」という題で

石巻赤十字病院の鈴木先生からお話がありました。

先生の話の中で、臨床宗教師の生みの親である、故岡部医師との酒の席の話がとても印象的でした。

お二人の暖かな心の交流が、臨宗の原点にあったのだと推察できます。

今後の高齢化・多死化の時代に合って、命にどう向き合うかということが問われてきます。

臨宗への期待や担う役目も増してくるでしょう。