曹洞宗の梅花流全国奉詠大会が、宮城県総合運動公園(利府町のグランディ21)で本日から開催されました。
29~30日の二日間で、約1万人が舞台に登壇してご詠歌を発表します。
全国から集まる梅花講の方々に、ザッフー(坐蒲)を知って頂こうと、会場に出店しました。
坐蒲はもともと、坐禅のための座布団ですが、リビングのクッションや、ごろ寝の枕に使ってもらおうという目的で制作しました。
禅の開祖様からはおしかりを受けるかもしれませんが、坐蒲をもっと一般的に活用するという試みでもあります。
一番の特徴は、材質です。
古い着物をほどいてリサイクルしますので、糞掃衣の心が表現されています。
中身は一般的にパンヤという綿が入っていますが、このザフはビーズが入っているのでサクサクしてとても気持ちよいのです。
大きさはL・M・S・SSの4サイズ。
今回新作として、SSが一番人気でした。
全国の皆さんありがとうございました。
坐蒲の値段は5千円です。ちょっと高いという声もありましたが、制作料の半分は復興支援という意味で制作者に還元しています。
制作者というのは、宮城県石巻市のおばあさん方です。
自立支援に、少しでも役に立って頂ければと思います。
ちなみにザッフーの名前は、このまんまるな坐蒲を枕にして、横にごろんと寝転んで頂くと、
”気持ちもふーと軽くなるように”という意味での命名です。
ふーと息をはいて、心も体もまんまる円満にリラ~っクスして頂ければと思います。