桜和尚ブログ

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◆秋咲きの桜は狂い咲きではなく先祖帰りです

2013年10月15日 | 震災関連

この秋、桜が日本のあちこちで咲いているようです。

報道等は”狂い咲き”などと言っていますが、違います。これは先祖帰りで咲いているのです。

何のことかというと、実は桜は秋に咲くものでした。

日本の桜は日本が原種ではなく、遠くネパール原産と言われています。

(日本桜の遺伝子がネパールのものと、ごく近いそうです。)

ネパールは寒いような場所というイメージですが、緯度的には亜熱帯。

標高があるので、温暖で気候は年中一定です。

このネパールの原産の桜が、中国の南やタイや台湾などを経由して日本に伝わってきました。

日本は四季の季節があり、ネパールからすれば厳しい環境です。

この厳しい環境に適応するため、冬眠を身につけたそうです。

葉を落として冬の眠りにつき、暖かくなって花咲かせる。

(東京農大の染郷さんという方が研究しています)

我が山、鎮魂の桜の森でも秋の桜が咲きました。

狂い咲きなんて呼んでいるマスコミは桜のことよく知ってない証拠。

だいたい、桜に”狂い”とは失礼ですよね☺

”先祖帰り”と呼んでほしいですです。

まれに、大風で葉っぱが散ってしまうと桜は秋と勘違いし、

そのあとの気候によって、今度は春と勘違いして花が咲く、

ということは、聞いたことがあります。

ただ、この秋の季節外れの開花の原因は、猛暑があるかも知れません。

なんと言っても、桜は秋に咲いていたということを知っている人は、あまりいないのではないでしょうか

そして、なんといっても、桜はお釈迦様の故郷、ネパール生まれなのです。

(これは私の自説!?)

仏の花、仏教の花なのです。

時々、故郷を思い出し、先祖帰りして頂くのはいいことですよね。

ネパールから南方を伝わって東のはずれ、この日本に伝わった桜は、

南伝仏教と言いますが、南伝の桜とも言えるでしょう。

 


◆みちのくYOSAKOIまつりと桜

2013年10月13日 | 震災関連

よさこいソーラン。

どこかでご覧なったことがあるでしょうか?

身内が今年からヨサコイを始めた関係で、何度か追っかけしました。

12~13日と、仙台でみちのくyosakoiがあるので、昨日行ってきましたが、

今日は家で留守番。

でも、今インターネットTVというのがあるんですね。

初めてネットライブなるもの見ましたが、音も良いし迫力十分。便利な世の中にになりました。

今晩9時頃まで放送しているようです。

みちのくヨサコイオフィシャルサイト

http://www.michinoku-yosakoi.net/

ところで、最近知ったのですが、mitinokuヨサコイには3つの理念と5つの効果というのがあります。

理念//////////////

1.民謡で東北おこし

2.市民の創造力と独自性で東北おこし

3.仙台でふるさとPR

5つの効果/////////////

1.人的地域交流

2.観光と物産情報発信

3.若者たちの表現力の創造

4.地域コミュニティの再構築

5.クリエイターの発掘・育成

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パンフレットの内容をずらずら書き写しましたが、

何度か地方の会場に行くと、この意味がよく理解できます。

そして、なぜか桜に関したチーム名・衣装・振付などが多いのです。

桜とヨサコイ、とても相性が良いのです。

タイトルも”東北を咲かせましょう”です

”咲く”はいろんな意味がありますが、特に東北は復興という意味も含まれると思います。

今もネットTV見ていたところ、ジュニア部門の秋田のチームあいさつで

『東北では震災で大勢の人が苦しんでいます。復興のために、踊りを捧げます』

このような意味の挨拶をしたジュニアに感動しました。

一遍さんは踊りで念仏を唱えました。盆踊りも供養念仏から庶民に定着しました。

踊りは悲しみを乗り越える方法、亡くなった人とつながる方法かもしれません。

ヨサコイで東北を咲かせましょう!