桜和尚ブログ

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◆フランスから届いた手あわせの桜

2014年02月27日 | てあわせ

フランスの植樹団体で活躍する

日本人の漫画家 かわかみじゅんこ さん

という方が送ってくれました。

パリ在住だそうです。

海外でも、てあわせ桜が有名のようです。

暖かなタッチで、人柄がにじんでいます。ありがとうございました。

いつかフランスにも、桜を植樹できるといいですね。

そういえば、フランスにも禅の修行道場がありますので、頼んでみましょうか?!。

 

 


◆送骨って何!--現代のお骨事情--

2014年02月26日 | お墓と終活

驚きました。

宅配でお骨を送ることを、送骨と呼ぶそうです。

今日、TV(朝ズバ)でやっていたのですが、今都会では、ここまでお骨事情が逼迫しているということです。

確かに身寄りのない方、旅先で身元不明の人などは、地方の特定の寺が、

宅配で受け入れていたことは知っていました。

それは、行政からお願いされた特定の受け入れの寺のことでした。

でも、今朝紹介されたのは、埼玉県の合祀供養塔があるだけの普通の寺院です。

何年前から、どのようなイキサツで、と言うのは放送されませんでしたが、

ふつうの寺でも、このような受け入れをしているようです。

ちなみに、ある自治体の倉庫は引取りのないお骨で山積みになっているとか。

 

都内にある「終の棲家・・・なんとか」というNPOは

地方にお骨を送る専門の団体です。。

ここに入会した人が

「自分たち夫婦は娘しかいない。墓をつくっても

誰も管理できない。後の人に迷惑をかけたくない」

と、コメントしていました。

確かにその通り。

夫婦もどちらかがなくなれば、お一人様。

その時にお骨をどうするか?

お墓を作っても無縁墓になるのは明白。

まして、自分がなくなった時に、誰がお骨を、どこにどうするか?ということです。

は~ため息が出ますナ

これを機に、送骨が増えるのは間違いありません。

大切なのは、どこで どう受け入れるかということです。

地方寺院、またはその人の出身地の寺院、その寺で供養して納骨する。

受け入れシステムがしっかりしていないと、行き場のないお骨が、供養もされず、あふれることにもなりかねません。

私は、実は、魂のUターンが望ましいと以前から考えていました。

動物には帰巣本能があります。鮭が間違いなく生まれた川に戻ってくるのは、このためです。

人間もしかり。

戦後、都会への極端な人口の流入がありましたが、

亡くなったら帰ってくればいいのです。

それでなくても、歳をとると、故郷が懐かしく恋しくなるもの。

特にお一人様は、生きている時に、「死んだら田舎のお墓へ入りたい」と

信託しておくべきだと思います。

故郷の父母や先祖のもとで、いだかれて眠るなんて、なんと安らかでしょう。

供養もしないで、倉庫に山積みでは、亡くなった人も無念です。

決して布施目的でなく、寺院もそんな仕組みを考えたほうが良いかもしれません。

 

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◆涅槃の境地--不思議な絵解き図--

2014年02月25日 | お墓と終活

2月15日はお釈迦様が亡くなった日にちなんで、涅槃会(ねはんえ)と言います。

涅槃会には涅槃図という掛け軸をかけて、お釈迦様の入滅を偲びます。

もうその15日も過ぎてしまったのですが、昨日はおばあさん方が月に一度集まるお経の会がありましたので、

皆さんに見ていただきました。。

当山にも由緒ある(たぶん100年以上の)涅槃図があり、絵を見ながら説明させていただきました。

 

涅槃図は絵解きと言って、隠し絵や不思議な図柄が書いてあります。

例えば、百獣が集まって嘆き悲しんでいますが、猫はいないのです。

十二支に猫がいないのとも関連するのでしょうか?

何故か??答えは下に記。

それから

お亡くなりになったお釈迦様の足をただ一人、老女が触れています。

この人は誰か(一説にはスジャータだとか??)

来年までには少し詳しく調べておきます。

1年間お待ちください。-------------

 

涅槃会は人の死によって、その生きることの大切さを知る、気づくということです。

死は私たちに「生きている」という命の実感を与えてくれるのです。

死を見つめ今を生きる!です。メメントモリ!

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答えはお釈迦様の使いがネズミだから、だそうです。

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◆みちのく花巡礼”桜と人生旅支度”復興応援ツアーのご案内

2014年02月24日 | お墓と終活

終活とは、終(死)に向かって輝く活(生)き方、と定義することができます。

終活を世間では、相続税や遺産分割、葬儀・墓などの為と言いますが、

死に向かって活き活きとした生き方を表現しているにすぎません。

ですから、終活と軽く言いますが、

”終活道”と呼ぶこともできると思うのです。

これこそ死生観を多くの方々に知ってもらうキーワードです。

そして、桜のように限りある命を精一杯花咲かせ、この一瞬に生も死も共存する生き方。

(ちょっと構えすぎですか??)

それから、被災地であえて終活ツアーを行うことの意味は、

命の尊厳をこの地で、この場で感じてほしいからです。

なおかつ、復興の応援もできる。

観光は一番の被災地復興応援になるからです。

最低人数さえ集まれば、開催実行いたしますので、

全国どこからでもご参加下さい。

桜和尚のガイド付き、日本初の?みちのく巡礼+終活ツアー

満開の季節に、桜と命の出会い旅です。

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花の終活ツアーとセミナー 開催のご案内
◆【終活ツアー】みちのく花巡礼『桜と人生旅支度』
【内容】

①桜と命の出会い旅「輝く終活と復興応援ツアー」

(被災地巡礼-桜の森供養塔予定地見学-東北三大桜祭-世界遺産)
②旅先でつづる遺言&エンディングノート

※下記セミナーで登壇する勝行政書士が同行し、お墓の困りごとから遺言相続や成年後見、おひとりさまの死後事務などについて随時お答えします)


【実施日】4月20日(日)?21日(月)1泊2日(仙台駅西口11:30各自集合)
【参加費用】¥25,000(宿泊代 定員利用・昼食1回・交通費・旅行保険含む)
【申込先】富士ツーリスト㈱(石巻市)TEL 0225-93-9861 FAX 0225-93-9808 担当熊谷
【申込〆切】3月29日 

◆【終活セミナー】終に向かって輝く活き方---無料---申込必要
 第1部:桜和尚の“震災と命と花の旅支度”(鎮魂の植樹活動報告とツアー説明)
(社)てあわせ理事長 岩手県常堅寺住職 後藤泰彦

第2部:輝く終活のために(遺言書&エンディングノート)
 勝桂子(ファイナンシャルプランナー行政書士)『いいお坊さん?ひどいお坊さん』(ベスト新書)著者


日時:4月11日(金)午後2時から3時20分
場所:スクワール麹町(定員40名)JR四ツ谷駅麹町出口正面 電話03-3234-8739 
セミナー申込:下記まで氏名・住所・電話を記入し、ハガキ・fax・メールで(3月29日定員締切)

 

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◆なんでも楽観的に考えよう

2014年02月23日 | 心と体のホットケア
なんでも楽天的に考えることを、心理学用語で「ポリアンナ症候群」と言うのだそうです。

伊藤望さんという人が以前、新聞で書いていました。
 
普通の人であれば落ち込んでしまうような事柄も、発想を転換させることで喜びにしてしまう。

ポリアンナという少女の物語から命名されています。
 
オリンピックも最終日程ですが、
4位に終わってしまった、のと
やった入賞!では
全然意味合いが違います。

またよくいう例えに、
コップの水が半分もある、と
半分しかない、と考えるのでは、このポリアンナ的には
幸せの度合いが違ってきます。

自分の幸せのステージレベルを上げると、
そこを基準として、人間は幸か不幸かを判断してしまいます。

また、伊藤さんは
心理学的に占いが当たるのは「当たるのではないか、と意識するから」
だそうです。
(この人、実は占星学研究家です)

心で意識した方に、行動・言動が導かれ、結果として占いのようになってしまう。

結局は自分の考えひとつで起きる事象にすぎない
ということだそうだそうです。
 
ポリアンナの幸せを探して、何でも喜ぶ遊びは、幸せをもたらす。
つまり理にかなった幸せになる方法と言える、のだと・・。

伊藤さんという人の言葉ばっかり引用してしまいますが、
そのとおりと感じます。

昔から言うところの、行動は心の鏡。こころで強く念ずることは実現する、
というのも、人間の深層心理による導きです。

将来の幸せを引きつけるには、発想の転換だけで、素晴らしい未来を構築することができる、ということですね。

そして、お金もいらず、修行も要らず、今すぐ誰にでも使えると言っていますが、

でも、そのように考えを転換する、ちょっとした修行は必要かもしれない、
と私は思います。

そう簡単では無いですよね!
 
心にすりこまれている過去や性格は、なかなかすぐには消せないのです。

その修行が仏教であったり、禅であったり、ヨガだったりします。

これについては、またあらためて。
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