2011年2.22に発生したニュージーランド地震によって、多くの日本人留学生が犠牲になりました。
奇しくも同時期に発生した東日本大震災のために、NZ地震はあまり記憶に残っていないかもしれません。
しかし、希望ある未来を背負った28名を忘れることはできません。
桜は鎮魂を祈る花であり、いつまでも忘れないという意味があります。犠牲者の鎮魂のため、NZに桜植樹したいと発願します。
また桜はラグビー日本代表エンブレムでもあり、勇気と希望のシンボルです。
3年後ラグビー世界大会が日本で開催されますが、東北で唯一会場となるのは、かつて「北の鉄人」と呼ばれ全国大会7連覇を成し遂げた新日鉄釜石のホームです。
釜石も東日本大震災で大きな被害を受け、多くの犠牲者を出しています。現在、ラグビーを復興の原動力として、再建途中の岩手釜石に希望と勇気の桜を植樹したいと思います。
もし可能ならば、お互いの国の桜を交換して植樹できればいいと思います。
悲しみを乗り越え、ニュージーランドと日本が桜によって結ばれる。
「桜の架け橋」によって、被災した互いの国の復興と、ラグビーによる希望や勇気の花が咲くことでしょう。
ニュージーランドと日本の「桜の架け橋」を一緒に渡っていきましょう。