地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

法事の準備

2015-04-23 13:46:56 | 日記
来月の父親の三回忌を自宅でするので、その準備におわれています。

まず、兄弟姉妹で父親の命日に近い日を考えます。
ところが私の兄や姉達はソコソコの年齢で、何かの体調不良や病院の予約など・・・
また、遠方の為に飛行機の予約(安くする為)など・・・
そう簡単には決まりませんでした。

決まったと言っても、第一候補、第二候補と数種類の日にちが必要なんです。
それは我々が決め手から、寺さんにその日の都合をお伺いしなくちゃならないのです。

そうして日時が決まると親戚に連絡です。
以前は丁寧に往復はがきで知らせていましたが、今は叔父叔母も亡くなり、従兄弟同士になったので電話で済ませています。

次は法事の後の会席の予約です。
椅子席のある会場に限定です、出席者の多くは中高年、足腰の痛い人も多く座敷はきつい。

とりあえず以上の事を済ませると、後は我が家の準備です。

客を迎えるのですから・・・見える所の掃除はやらないとネ。
スリッパを天日で干し、座布団も干す。

法事の後に食事をしてお土産を持たせるので、そのお土産の品選びをして注文もしなくちゃならない。

当日が近くなると祭壇も作らなくちゃならないんです。
我が家は真言宗なので、弘法大師の掛け軸も必要です。
坊さんに支払う、お布施・車代・食事代なども必要です。

母親の方は昨年に十三回忌を済ませたのですが、今回の親父の三回忌で我が家の法事は終了しようかと考えています。

個人的な考えですが・・・
人は色々と言います。最低でも〇〇回忌まではしなくちゃ・・とかね。
でも、そう言う宗教的な考えに縛られる必要は無いと思います。
詩文の宗教に信仰のあつい人はそうすれば良いと思いますが、日頃は特段に信仰していないのに葬儀にだけお世話になる程度なら、それをきっかけにして縛られる事は無い。

親などの葬式をきっかけにして、その宗教に縛りを受け入れるのは宗教で生計を立てている人の思うツボってやつです。
我が家は真言宗と言いましたが、私も兄弟も真言宗については殆ど一般的な知識しか有りませんし、他の宗教の事も同様です。

自分が興味を持ち、その宗教の主旨を学び、自分で判断して選べは良いんです。
無宗教も選択の一つです。

宗教と親を思う気持ちとは別問題です

私は他人の坊さんにお経をあげてもらうより、我が子が墓前で手を合わせてくれる方が両親も喜んでいると思います。