地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

尼崎の事故・何かを感じた・・

2015-04-25 15:56:32 | 最近のニュースから
朝からのニュースで、福知山線の脱線事故のことが報じられている。

福知山線なんて言うと、なんだかローカルな路線のような感じがしますが、事故現場は尼崎・・大きな町です。
事故から10年が経っても、ビルに電車がめり込んでいるテレビの映像は今でもハッキリ覚えています。

10年前の事故後、数日経った時に現場の近くを通る機会があり、この目でじかに現場を見たくなって・・・
ところが、、、車を停めて降りようとした時に・・・

言葉では表現のしにくい、また、平時には感じた事の無い何かを感じて・・・車を降りることが出来なかった。

私は霊感などはまったく無いし、そもそも霊なんかを信じていない。
しかし、説明できない何かを感じたのは事実で、自分で自分の感覚を否定できないんです。

阪神大震災はもちろん、遠くは長崎・普賢岳の噴火や山梨県でのオウム・サティアンなど
事件や事故や災害などで多くの人が亡くなった現場に、単なる好奇心だけで何度も行った経験も有り、
そんなに繊細な感覚は持ち合わせていないと人間だと自分の事を思っていたけど・・・。

この尼崎での脱線事故現場から感じたものは特別な物でした。
長崎バスジャク事件には偶然に高速で出くわす事が有ったが、その時の「ゾクッ」とした感じとも違った。


それにしても、この事故は色々な意味で「ひどい」
もちろん最大の責任者は運転手だと思いますが、、、、
電車の運転手が飛行機の乗務員のように・・・
我々は多くの人の命を預かっているのだ、、と言う意識を常に持っているかどうか怪しい。
この事故を起こした運転手にはそんな意識は皆無だったと思われます。

飛行機の乗務員の場合は色々な事故の形を想定して頻繁に訓練する。
その度に「客を守る」のが一番の仕事だと言う事を身体に染み込ませている。
これは絶対的に会社の責任です

社員を集めて講習をするなんて言うのは効果が薄く、
多くの人の命を預かるという特別な職業の人達には一般人とは違って「特段の意識」を持って貰う為に、
知識だけで終わらずに実践の講習を繰り返し、その業務から離れるまでは続けるべきです。