地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

8月は毎年戦争月間

2015-08-06 22:49:37 | 日記
毎年の事ですが8月になると戦争の話がマスコミを通じて世の中に溢れます。
しかし、不思議な事に戦争の話は限定的な事になってる気付いてる人は少ないみたいです。

沖縄の戦い、広島・長崎、本土の空襲・・・すべて被害者側の日本の話しになります。

この負け戦(第二次世界大戦)が始まった原因の一つと言ってもいい、それまでの戦いはあまり語ることはありません。
しかも負け戦に限定した話の割には・・・
誰が・・何処の国が日本人を殺戮したのかをあまり言いません。

日本人全員が知っているのに、アメリカ人(国)に多くの人が殺されたと口にしたり活字になったりして、
それについての意見を交換する事はしません。

広島・長崎では戦わない一般国民や女・子供まで核兵器で殺したことに国際社会は無関心です。
それは被害者の日本が何も言わないので、
関係の無い他国が意見を言っても、その事を政治的に利用しているだけになってしまうんです。

戦後70年も経ち、今更アメリカ憎しで言っているのじゃありません。
被爆国が片手落ちの意見を言うだけでは世界の人達は相手にしてくれない。

悲惨な被爆体験と共に原爆を投下したアメリカと言う国にに対しても意見を言わないと、
核保有国の英国・中国・ロシア・フランス等の国としての考えは出てこない。

アメリカが投下した原爆について
これらの国の意見・考え方を世の中に引っ張り出さないと、本当の核に対する話しは出来ないのと思います。

勝ち戦について
国内には口をつむり、国外には「お詫び」
負け戦については「反省」です。

これが負けた国の現実なんでしょうネ。

一方、勝った国は戦争に対して反省とかお詫びは一切ありません。
戦勝国やその国民は正義の戦いで勝利した・・・・そう、悪者を殺した正義なのです。

勝てば官軍・・負ければ賊軍、、、、、、
この感覚が心のそこにある限り地球上から戦争はなくなりません。

教育や文化などで・・・と言う意見も有ります。
確かに大事な事ですが、確率は落とす事が出来ても絶対ではありません。
文化や経済が地球上で同じ様なレベルになることは有りえないからです。
必ず「差」は生まれるし、その「差」が進歩を生むので「差」は100%罪悪なものじゃありません。

軍も大きな意味で警察と同じです、「その時の」備えは絶対に必要で
「その時」が来る確立を落とす為に文化や経済で頑張るしかない。