J@Dの備忘録

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鬼怒川旅行2日目(SL大樹)

2017年08月19日 | 鉄道


( 鬼怒川旅行2日目(大谷寺) から続く )

入線してきたSL「大樹」は先頭車両の機関車に車掌車、3両編成の客車、ディーゼル機関車が連結されている。先頭の機関車はC11形207号機である。


1941年12月26日に日立製作所笠戸工場で製造された。


その後北海道で使用されていたが、1974年に廃車になった後は北海道で静態保存され、2000年からJR北海道が動態保存機として再び使用していた機関車を東武鉄道が借り受けたとのことである。
機関車に設置されたヘッドマークには3つの動輪を配置し、「大樹」と書かれている。


客車は昭和40年~50年に製造された14系が4両、12系が2両あり、いずれもJR四国から譲渡されたとのことである。一部設備をリニューアルしたものの車体はそのまま使用しているとのこと。
また機関車に連結された車掌車は2両あって、JR貨物JR西日本から譲渡されたものとのこと。


最後に連結されているディーゼル機関車はJR東日本から譲渡された車両とのことである。


SL「大樹」は下今市と鬼怒川温泉との間を運転日に1日3往復している。全席指定とのことで、乗車には乗車区間の運賃の他に座席指定料金が必要となる。駅構内のアナウンスでは既に満席とのことである。
入線してきたSL大樹は乗客を乗せて鬼怒川温泉駅に向けて発車した。


SL「大樹」の出発を見送って、後続の電車に乗って鬼怒川温泉駅に向かう。
鬼怒川温泉駅に到着して改札を出ると、ちょうど機関車が駅前の転車台に進入してくるところだった。


今日は天気が悪いと言うこともあって、転車台の周囲の客は比較的少なく、多くの観光客は駅の軒下に並んでいる。機関車の車体が転車台に載ったところで、転車台が回転を始める。転車台は半回転するまでに2回止まり、観光客が写真を撮るタイミングを提供していた。しかも機関車の運転手を始め、係員が全て観光客ににこやかに笑顔を浮かべながら手を振っている。なんだかディズニーランドに来た気分である。


転車台が180℃回転して、留置線の線路に接続すると、機関車はゆっくりと動き出して本線に向かって走り出した。


一旦、東武ワールドスクウェア駅方面に進み、隣の番線に逆進して客車に接続する。その光景を見ないでホテルに向かって歩き始めた。客車に接続するのを見るためには、再び駅構内に入らなくてはならない。そこまでして見たいとも思わなかった。
ホテルに到着すると、旅装を解いて部屋に運ばれてきた夕食に舌鼓を打ち、その後大浴場でゆっくりと旅の疲れを癒した。

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鬼怒川旅行1日目

2017年08月18日 | 鉄道


今日は曇りときどき雨。今朝は灰色の雲が上空一面に広がっていて日射しが無い朝となった。朝の気温は25℃を下回るくらいの温度で湿度が高く、ムシムシとしている。今日も夏とは思えないような陽気である。
水曜日から月曜日まで夏休を取得して6日間連続でお休みにしたが、その3日目の今日から日曜日の3日間、休養を兼ねて鬼怒川の温泉に浸かりに旅行に行くことにした。休みの日にしてはいつもより早めに起きると、身支度をして昼前に外出する。

自宅から新宿に出ると、新宿から鬼怒川温泉まで直通で運転している東武特急「きぬがわ5号」に乗って目的地に向かう。


お昼を車内で食べようと新宿駅で駅弁を買うことにして、駅構内にある売店で弁当を買い求めた。自分の購入した弁当は東京名物「深川めし」である。駅弁と一緒に飲み物を買い、特急電車の写真を撮ると電車に乗り込んだ。東武特急は6両編成である。以前成田エクスプレスに使用されていた車両で、往時の雰囲気を感じつつ、とはいっても成田エクスプレスに乗ったことは無いが、どことなく時代を感じさせる車内である。


車両と車両の間のデッキは広く、座席とデッキの間にはスーツケースや大型の荷物を収納するスペースが設けられている。これはこの特急車両がJRで成田エクスプレスとして使われていたことを物語っている。


電車に乗り、カメラをしまおうとカメラケースを取り出した。レンズにキャップを填めようとキャップを捜したのだが無い。駅弁を買う際に財布と同じポケットに入れていたミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D M10 MarkⅡ」に装着していた広角レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」のレンズキャップを落としてしまったらしい。それに気づいたのは発車間際の特急電車の車内で、どこをさがしても無いことから、それと気付いた。しかしもう間に合わず、あきらめざるを得なかった。なんだか出鼻をくじかれた気分である。

日中は少し明るくなってきたものの、上空は一面雲に覆われていた。午前中から南風が吹いてくると、次第に気温も上昇してきた。昼間の最高気温は30℃で湿度が高く蒸し暑い陽気である。
電車が発車してしばらくしてから電車の車内でお昼を食べる。車内販売はしていないというアナウンスがあって、新宿駅で駅弁を買ったのは正解だったと思いながらも、レンズキャップのことが心に引っ掛かっていた。

( 今日のランチ(深川めし) に続く )

駅弁を食べた後は終点の鬼怒川温泉に到着するまでは車窓を楽しみながら、うとうととしていた。
電車が下今市駅に到着する頃には雨が降り始めてきた。鬼怒川温泉駅に到着したのは午後3時過ぎである。


電車を降りると雨は止んでいた。


改札を出て駅前に出た。止んでいたと思っていた雨は傘を差すほどでは無いが、パラパラと降っていた。


鬼怒川温泉駅前には蒸気機関車の方向を転換するための転車台が設置されている。この転車台は今月10日から運転開始となったSL「大樹」のために設置されたもので今年の3月に設置された。転車台は鬼怒川温泉駅の他に下今市駅に設置されている。


鬼怒川温泉駅前の転車台は桁長20mある。元はJR西日本三次駅に1933年12月に設置されたもので、1971年に定期運行廃止されたSLやほかの列車運行本数減少により1999年7月に使用されなくなったものをJR西日本から譲渡されたものである。


今日はSLの運転日ではないとのことで、鬼怒川温泉駅を後にするとホテルに向かった。

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山手線新型通勤電車E235形量産先行車

2016年04月16日 | 鉄道


今日は曇り。今朝は上空に雲が多く浮かんでいて、雲と雲の合間から太陽が顔を覗かせている。朝の気温は12℃で風は無いが、日射しが弱いせいか、少々薄ら寒く感じる。時間が経つにつれて次第に気温は上昇してきたが、上空には雲が広がっていて日射しは望めそうにない。
今日は出勤日なのでいつもの時間に家を出た。今年度に入って初めての出勤である。電車に乗ると思いの外、混んでいたが、なんとか座席を確保してうつらうつらとしながら職場に向かう。昨日はそれほど飲み過ぎた感は無いのだが、朝が早かったこともあって、結構くたびれた感じがある。

日中は時折薄日が射して明るくなったが、上空には雲が広がるスッキリとしない天候となった。午後になって南風が強まって気温も上昇し、昼間の最高気温は21℃となった。日射しは弱いものの暖かく、上着を着ていると汗ばむほどの陽気である。
今月から再び、土曜日の勤務は午前中のみとなった。そのかわり、月に2回出勤するわけで以前の働き方に戻ったわけである。昼過ぎに仕事を終えると、お昼を食べて帰った。

新橋駅から山手線に乗ろうとして、ホームに滑り込んできた電車はなんと新型車両のE235形量産先行車である。昨年の11月30日より営業運転を開始したこの車両はその日のうちに発生した車両トラブルで運転を打ち切り、その後、自動制御システムの改修や各種テスト走行を経て、先月の3月7日から営業運転を再開している。
初めて乗る車両はまだ車内は新しく、初々しい感じのする車両である。現行のE231形車両はドア上に液晶ディスプレイが2台設置されていて、片方がCMなどの映像でもう片方が運行情報などの情報映像が流れているが、E235形車両は従来のドア上の液晶ディスプレイに加え、7人掛けの座席の上にも広告用の液晶ディスプレイが設置されていて、各種映像が流れている。号車をまたぐドアの上にも、液晶画面が設置されていて、車内は液晶画面だらけといった感じだ。その代わり、車内の広告が無いように感じた。

シートは座席は座面がグレーで背もたれの部分が緑色の2色で構成されている。座った感じは従来のシートに比べてゆったりとした幅になっている。車内のドアや通路にはドット模様のデザインが施されている。
優先席や車椅子などを停めるフリースペースはスペース全体をピンク色で囲んでいる。シートも普通の座席の背もたれが緑色であるのに対して、優先席はピンク色である。床もピンク色の表示になっていて、他のスペースとの違いを強調している。

新橋駅から電車に乗ってあっという間に秋葉原駅に到着してしまった。自分はここで中央・総武各駅停車に乗って新宿に出る。もう少し乗って、車内を観察したいところだが、そうもいかないな、と考えて電車を乗り換えたのだが、ふと、中央・総武各駅停車に乗れば新宿駅に先に到着するな、と思いついてしまった。それなら新宿駅で待ち構えていて、電車の写真を撮ることが出来る。
新宿駅では対面の15番ホームで電車を待つことにした。新宿駅の山手線ホームはまだホームドアの設置工事が終わっておらず、電車を撮影するには絶好のスポットである。難点はホームに乗降客が多いことと、山手線の運転間隔が短いので、対面ホームで電車を撮ろうにも、反対方面に行く電車が停まってしまうと、視界が遮られてしまうことである。まあ、E235形車両はこれから量産化を図っていくわけだし、そのうち嫌でも見ることになる。うまく撮れなくても仕方ない。そう思って、時計を見るとそろそろ電車が来る頃合いになった。

電車が滑り込む14番線ホームにも電車を撮ろうと待ち構えている鉄オタが何人か見えた。やがてE235形車両がホームに滑り込んできた。前面は大きな運転窓の周囲は黒く、その周囲を緑色で縁取るようなデザインになっている。窓の下には車内のドアや通路に施されたドット模様のデザインと同じデザインが施されている。これまでの車両のデザインと異なり、何か近未来的なイメージのする車両である。


車体は従来と同じステンレス製だが、これまでの金属製の車体にラインカラーの緑色のラインが入ったデザインではなく、ドアの所だけを縦に緑色で染めている。どこかの私鉄の車両みたいでちょっとJRらしくない。

ホームからE235形車両が出て行くのを見送ると、自分は新宿で途中下車。新宿で買い物を済ませて再び新宿駅で電車を待っていると、隣のホームにE235形車両が滑り込んでくるのが見えた。自分が電車を待っていたのは16番線ホームの中央総武各駅停車線の先頭車両なので、内回りを走る山手線の最後部になる。慌ててカメラをカバンから取りだし、車体にレンズを向けた。1日に2度お目にかかることになるなんて、運がいい。今度はゆっくりと電車に乗って見たいものである。


E235形車両が出発して視界から消え去ると、自分は中央総武各駅停車線に乗り、自宅に到着する。昨日と今日となかなかに疲れた。家についたら、思わずウトウトしてしまった。明日はゆっくりと休みたいところである。

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伊豆箱根鉄道

2015年11月28日 | 鉄道



( 三嶋大社 から続く )

三島駅に到着すると、伊豆箱根鉄道で修善寺に向かうことにした。三島から修善寺までは電車で30分程度の行程である。3両編成の電車の先頭車両に乗ることにした。


伊豆箱根鉄道は2線区あって、小田原~大雄山までを走る大雄山線は1度往復したことはあるが、駿豆線は初めて乗る電車である。乗車した3000系車両は昭和54年より導入された車両ということで、6編成走っているとのことである。
ドア近くは3人掛けのロングシートだが、それ以外はクロスシートになっている。ちなみに乗っていて気付いたのだが、三島から修善寺に向かう行程で、先頭に向かって右側に座ると、車窓に雄大な富士山を見ることができる。


ほとんどの先頭車には「祝 韮山反射炉 世界文化遺産登録」というヘッドマークがついていて、沿線の伊豆長岡駅にほど近いところにある韮山反射炉をPRしていた。今回は訪れる暇もないので、そのまま通り過ぎる。


修善寺駅に到着したのは昼前である。


駅改札を出ると、写真部の先輩と合流した。駅構内の蕎麦屋でお昼を食べていると、特急踊り子号が乗り入れてきたのが見えた。


特急踊り子号は1日に2~4往復運転されている。ちなみに伊豆箱根鉄道線内は快速運転をしているとのことである。

( 修禅寺 に続く )

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長野色189系特急形車両

2015年11月22日 | 鉄道


今日は曇り。今朝の気温は13℃と少し高くなったようだが、上空には厚い雲が広がっていて、どんよりとした陽気である。弱い北風が吹いていて、少し肌寒く感じる。
昨日、寝たのが遅かったことに加えて、ほぼ2週間なんだかんだで職場に行っていたことも加わり、今朝は布団からなかなか出られなかった。背中が痛くなって、ふと時計を見ると既にお昼を回っている。これは大変と跳ね起きた。

お昼も上空には雲が広がり、スッキリしない天気となった。日中の最高気温は東京都心で15度を越えたくらいで昼間も空気がヒンヤリとしていた。
午後、外出して立川に出た。買物と夕食を食べて帰宅する。帰りに中野駅でヘッドマークに「回送」と表示されている6両編成の長野色の189系特急形車両を見かけた。


新宿に居を移してからは特急形車両をまじまじと見るのは久しぶりだったりする。
11月29日までの土曜・休日運転しているホリデー快速富士山の回送電車のようである。

中野で総武中央各駅停車に乗りかえて帰宅した。

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