J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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今日のカレー(ほうれん草のグリーンカレー@展望ラウンジ Hahajima)

2018年05月30日 | 食べ歩き(カレー)



( 小笠原諸島父島出張(竹芝着) から続く )

おがさわら丸での食事はこれまで4階デッキのレストラン「Chichijima」ばかりで食べていたので、復路の朝食は7階デッキにある展望ウンジ「Hahajima」で食べることにした。往路の朝食はパンとコーヒーで済ませてしまったが、復路は職場に戻り、おそらく夜まで仕事がある。朝からしっかりと腹ごしらえをしておきたい。


店は7階デッキの船尾側にある。店内はコの字形をしていて、中央の船尾側に厨房と注文カウンターがある。右舷側窓際にカウンター席が15席、壁側に6人掛けのテーブル席が2卓と4人掛けのテーブル席が2卓ある他、左舷側窓際にカウンター席が17席、壁側に6人掛けのテーブル席が2卓と4人掛けのテーブル席が2卓ある。
注文カウンターで料理を注文する。メニューはパスタやピラフなどの「定番メニュー」に加え各種「スープ」「デザート」「アルコール」「カクテル」「ドリンク」「パック飲料」で構成されている。

カウンターの左脇にあるサラダのタッパーを1つ取り、ラウンジ母島の日替りごはん「ほうれん草のグリーンカレー」を「ライス大盛り」で注文する。更にアイスコーヒーも注文した。
カウンターの右脇にはシーザーレッシング、青じそレッシング、マヨネーズ、粉チーズ、タバスコ、塩、コショウ、七味唐辛子、ガムシロップ、ミルク、スティックシュガーといった調味料やドレッシングに加え、ストローとマドラー、楊枝、紙ナプキンが置かれている。

料理を一式トレーの上に載せてもらうと、左舷側のカウンター席の1つに腰を下ろす。
料理は全て蓋がしてある。


サラダはちぎったレタスにキャベツの千切りとカットした水菜を盛り、ツナと砕いた茹で玉子を載せて、ミニトマトを2個添えている。


グリーンカレーはカレーとライスが分離された1つの器に盛られている。


ライスの上には粉バジルがトッピングされている。


グリーンカレーはほうれん草がカレールーに溶け込んでいて、小さくカットされた豚肉が入っている。


まずはアイスコーヒーを飲む。まずはアイスコーヒーにストローを挿して、ブラックのまま飲んでみた。強い苦みが感じられるコーヒーはスッキリとした味わいで、寝呆けた頭をシャンとさせてくれる。アイスコーヒーにはミルクとガムシロップを入れた。


続いてサラダを食べる。あらためてサラダをカウンター脇に持って行き、シーザードレッシングをかけて、席に戻った。シーザードレッシングの酸味は抑えめで、まろやかな味わいのドレッシングは野菜のおいしさを引き立てる。往路といい、復路といい、野菜がどうしても不足しがちに感じるので、たっぷりの野菜は体に生気を与えてくれるようである。

サラダを食べてしまうと、続いてカレーを食べることにした。カレーをスプーンで掬い、ライスにかけてライスとともに頬張った。ドロリとした緑色のカレーは舌の上がピリリとする辛さで美味しい。カレールーの中の細かくカットされた豚肉が食感のアクセントになっている。ボリュームもあって美味しかった。
朝食を食べていると窓から八丈島の島影がうっすらと見えた。八丈島と海を眺めながらアイスコーヒーを飲んだ。

アイスコーヒーが残り少なくなったところで、パックなどのゴミ類を捨て、トレーを返却すると、アイスコーヒーのカップを持って船室に戻った。

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今日のランチ(とん吉君スタンダードカレー@とん 新宿三井ビル店)

2018年05月01日 | 食べ歩き(カレー)


5月初日の今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い青空が広がっていて、朝日が眩しい。朝の気温は14℃で弱い北風が吹いていて、ヒンヤリとした空気が清々しかった。
先月末に職場から「夏のライフスタイル」の実践についての通知があり、今日からノーネクタイで出勤する。とはいえ、まだ朝晩は涼しいので、上着を省略するのはもう少し、先になりそうである。

今日はGWの2つある連休の狭間にある平日である。自分はカレンダー通りの出勤で、いつもどおりに電車に乗ったのだが、こころなしか空いている気もしないでもないが、やはり混んでいる。世間的にもカレンダー通りに出勤するサラリーマンが多いようである。
日中もよく晴れて、上空には青空が広がり、夏のような強い日射しが降り注いだ。午後から強い南風が吹き、昼間の最高気温は28℃まで上昇して4日連続の夏日となった。ただ、空気が乾燥していて、カラリとした暑さである。

今日のお昼は外で食べることにした。GWの連休の狭間の平日ということもあって、あてにしていた店は今日は休業していた。仕方ないので、営業している店を探して新宿三井ビルに入る。新宿三井ビル地下1階に居酒屋「もつ串やきとん とん 新宿三井ビル店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。ランチタイムは11時30分~15時30分だが、店内は13時から喫煙席が設けられていて、入口から左手が禁煙席、右手と奥が喫煙席となってる。喫煙席のスペースは禁煙席のスペースの2倍くらいある。禁煙席の奥が厨房になっている。禁煙席のスペースには6人掛けのテーブル席が1卓と4人掛けのテーブル席が8卓配されていた。
店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、4人掛けのテーブル席の1つに腰を下ろす。席に座ると店員が冷麦茶の入ったコップを運んできた。卓上にはソースと超特撰しょうゆ、七味といった調味料や薬味の他、箸と楊枝、紙ナプキン、お冷やのポット、メニューが置かれている。

冷麦茶を飲みながら卓上に置かれたメニューを眺めた。ランチメニューは「カレーランチ とん吉君スタンダードカレー」「週替りランチ チキン南蛮定食」「トリコロールランチ 海老フライ&ピラフ&バジリコスパゲティ」の3種類で構成されている。13時以降はワンドリンクサービスがあり、ドリンクメニューとして「アイスコーヒー」「コカコーラ」「オレンジジュース」が用意されている。
注文したのは「カレーランチ とん吉君スタンダードカレー」と「アイスコーヒー」である。カレーはライス大盛りにしてもらうことにした。お冷やの冷麦茶を1杯飲み干し、空になったコップに冷麦茶を注いだところで、厨房から料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。トレーの上には「とん吉君スタンダードカレー」の他にミニサラダ、スープが載せられており、スプーンとフォークも載せられていた。

「とん吉君スタンダードカレー」は大きな逆円錐台のような深皿にライスが盛られていて、その上に長い特大の煮豚が1切れと煮豚の小片が4切れ載せられており、濃褐色のカレーがかけられている。


ミニサラダはキャベツの千切りにちぎったレタスが盛られ、その上にコーンが載せられてフレンチドレッシングがかけられている。


青い陶器製のカップには玉子スープが入っている。


後から運ばれてきたアイスコーヒーにはガムシロップとミルクが添えられた。


まず玉子スープを飲んだ。玉子がたっぷりと入ったスープは旨みが染み出していて、玉子の甘みも加わって、なかなか飲み応えのあるスープである。空腹の胃袋に染み渡るような感覚を覚えた。
スープを飲み干すと、サラダを食べる。空気が乾燥していることに加えて、暑いこともあって、生野菜が美味しい。みずみずしい食感の野菜にフレンチドレッシングの酸味が合わさって、いくらでも食べられてしまいそうである。

サラダを片付けてしまうと、いよいよ「とん吉君スタンダードカレー」「大盛り」を食べる。カレーに載せられた肉はスプーンで簡単に切れるほど柔らかく、口に入れるとほろほろと口の中で崩れるような食感で美味しい。肉質系だが、赤身の肉の周囲の脂身は甘く、舌触りが滑らかな食感である。
マイルドな辛さのカレーはトマトの酸味がやや感じられて、なかなか美味しい。見た目はそれほどでもない量かと思ったのだが、実際に食べ始めると、器にはかなりライスが盛られている。カレーが少ないと思ったくらいの量で、煮豚を食べながらライスを口に運んだ。食べ終えてみると、かなりお腹もいっぱいになってしまった。

カレーの皿が空になったところで、スプーンを置いてアイスコーヒーを飲む。まずはそのままブラックで飲んでみた。強い苦みのアイスコーヒーは口の中がさっぱりとするような味わいで冷たくて美味しい。しかし、やはり、ミルクとガムシロップを入れて飲む。甘いコーヒーは気分的にホッとさせてくれる。
アイスコーヒーを飲み干すと、卓上に置かれた札を持って、立ち上がった。入口脇のレジで代金を払うと店を出る。再び強い日差しに当たって、額に汗が浮かんだ。

午後は事務室に帰って、仕事に到着した。今日は職場に出勤している人が少ないこともあって、職場は閑散としていた。
夜、仕事を終えて帰宅の途に着く。帰りの電車は心なしか少し空いている気がする。中央線快速電車に乗ったのだが、高円寺駅で運良く座ることができた。席に座ると、日野駅まで爆睡してしまい、目が覚めたのは多摩川を越えたあたりである。

夜になっても南風が強く吹いていて、夜風が冷たく感じられる。上着を着ていて、ちょうど良いくらいの気温である。

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今日のカレー(鶏ちゃんカレー@Coco壱番屋 西新宿五丁目駅前店)

2018年03月14日 | 食べ歩き(カレー)


今日は晴れ。今朝は上空に青空が広がっていて、朝日が眩しいばかりに日射しを燦々と降り注いでいる。朝の気温は7℃で風も無く、空気がヒンヤリと感じられる朝となった。空気は冷たいが、清々しく感じられて心地よい陽気である。今日も日中は昨日よりも気温が上がるとの予報に薄手のモッズコートを羽織って出勤した。
新宿駅に到着して、改札を出ると改札の先のゴディバショップに男性が行列を作ってチョコレートを買っているのを見かけた。その光景を見て、今日はホワイトデーなのだと初めて悟った。おそらく駆け込みで買うのか、あるいは別の事情によるものかは分からぬが、少し、奇特に感じてしまった。

日中もよく晴れて上空には青空が広がった。午後から暖かい空気を伴った南風が強く吹いて、気温もぐんぐんと上昇した。昼間の最高気温は22℃で上着を着ていると、汗ばむくらいの陽気である。花粉もかなり飛んでいると見えてマスクが手放せない。上空がうっすらと黄色く見えるのは気のせいだろうか。
今日は1日事務室で仕事をした後、夕食を食べて帰ることにした。職場のあるビルを出ると、ふれあい通りを西に向かって歩く。十二社通りに出たところで、右折して北に向かって歩いていくと、熊野神社前交差点にさしかかる。ここを右に折れると北通り、左に折れると方南通りに入る。その角にあるビルの1階にカレー屋「Coco壱番屋 西新宿五丁目駅前店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店内は入口から見て店の中央に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席がL字形に14席配されている他、右側の壁際に5席カウンター席が配されている。壁際のカウンター席に座ると店員がお冷やを運んできた。
卓上にはとび辛スパイスとソース、福神漬け、スプーン、楊枝、紙ナプキン、紙おしぼり、お冷やのポット、メニューが置かれている。お冷やを飲みながらメニューを眺めた。

この店は他店と同じメニューが用意されている他に地域メニューとして岐阜県郷土料理「鶏ちゃんカレー」というメニューがある。そこで、この「鶏ちゃんカレー」を注文することにして、ライスの量は500gとして注文した。更に手元にトッピングスペシャルパスポートというチケットがあったので、これを使用して「半熟タマゴ」をトッピングすることにした。
お冷やを飲んでいると、しばらくしてカレーが運ばれてきた。


カレーは大きな円形の皿の3分の1位にライスが盛られ、ライスの山のカレーがかかっている側に醤油ベースのタレで炒められた鶏ムネ肉とキャベツ、タマネギ、ニンニクの芽が載せられている。


トッピングの「半熟タマゴ」は別皿で運ばれてきた。


まずは紙おしぼりで手を拭くと、スプーンでカレーを食べる。まずはライスの山を崩してカレーと混ぜて食べる。カレーを食べているとライスに載せられた炒め物がカレーに落ちてきた。


炒め物はニンニクが効いていて、キャベツのシャキシャキとした食感と甘さが美味しい。炒め物に入っている鶏ムネ肉は8切れほどあって、ジューシーで柔らかく、味がよく染み込んでいる。カレーのじんわりと程良い辛さにニンニクの風味が混ざり合って、ライスが止まらない。次第に額に汗が浮かんできたので、汗拭き用のタオルで汗を拭いながらライスを口に運んだ。


途中で「半熟タマゴ」を投入。カレーを食べていると、何かのはずみで半熟タマゴの白い膜が破れて、中から濃厚な黄身がカレーに混ざり合う。タマゴとカレーが混ざり合うと、カレーのスパイシーな辛味にタマゴの甘みが加わって、優しい味わいのカレーとなった。
カレーを食べる合間に福神漬けも箸休めに食べる。福神漬けを食べると、少し口の中がさっぱりとした気分になる。

あっという間にカレーは無くなってしまった。最後にコップに残ったお冷やを飲み干して完食。お腹もいっぱいである。
伝票を持って店の入口脇にあるレジで代金を払うと、店を出た。

店から新宿駅まで北通りを歩いて行く。夜になっても気温は13℃くらいあって、カレーで食べて火照った体にコートを羽織っていると、かなり暑く感じる。そこで、コートを脱ぐと、コートを丸めてカバンの中に入れて歩き始めた。薄手のコートはこういうことができるのがいい。
夜になって湿度が高くなってきたようである。なかなか汗がひかないので、タオルで汗を吹きながら帰宅の途に着いた。上空には暗い夜空が広がっていた。

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今日のカレー(カツカレー@HouRan Tei)

2018年03月05日 | 食べ歩き(カレー)


今日は曇りときどき雨。今朝は上空に雲が広がっていて、雲の合間から青空も顔を覗かせているものの、日射しは無く、薄暗い朝となった。朝の気温は13℃で、暖かかった昨日の陽気を引き継いで、暖かい朝となった。先週まではダウンコートだったが、それでは今日は暑そうである。そこで今日はクローゼットの中からモッズコートを出すことにした。
未明まで吹いていた南よりの風は朝に北風に代わり、急に空気がヒンヤリと感じられた。ただ、上空は南から雲が流れていて、冷たい空気と暖かい空気が上空でぶつかり合っていることが分かる。これから天気も悪くなりそうだ。今日は傘を持って出勤した。

雨は昼前から降り始めた。日中は雨はそれほどでもなかったが、強い南風が吹いて、嵐のような天候となった。昼間の気温は18℃で湿度が高く、蒸し暑いくらいの陽気である。雨が降っているので、花粉はそれほど飛んでいないと思ってマスクを外していたら、くしゃみを連発して、鼻水も止まらなくなった。強い風にあおられて、花粉も相当飛んでいるようだ。
今日は気分転換にお昼を外に食べに行くことにした。といっても外は荒天なので、外に食べに行く気もしない。職場のあるビルから地下道「ワンデーストリート」を歩いて都庁第一庁舎の前に到着すると、都庁都議会議事堂地下に入る。以前「天重セット」をたべた蕎麦屋「更科本店」の隣に中華料理屋「HouRan Tei」がある。この店は隣の中華料理屋「芳蘭亭」と間仕切壁1枚で分かれているが、厨房は同じである。この店はお昼はカレーと麺、夜は中華バイキングの店となっている。今日はこの店でお昼を食べることにした。


店に入る。店内は外に面してカウンター席が9席配されている他、8人掛けのテーブル席が5卓と4人掛けのテーブル席が1卓配されている。店員にカウンター席に座るように言われて席に座った。


卓上にはラミネートされたメニューが2枚と紙ナプキン立てが置かれている。席に座ると、店員がコップに入ったお冷やを運んできた。
メニューはカレーライスと各種トッピング、ドリンク単品、今週のランチメニューとして各種麺類、焼き小籠包、焼き餃子で構成されている。

店員に声をかけて料理を注文する。店頭のショーケースの中に蝋細工の見本で置かれていた「カツカレー」を注文する。もっともこの「カツカレー」は「とんかつ」をトッピングした「カレーライス」なので、注文の仕方としては「カレーライス」「とんかつ」である。更にライスを大盛で注文した。
料理を注文してしばらくしてカレーライスの載せられたトレーが運ばれてきた。「カツカレー」は大きな平皿の半分弱にライスが盛られ、残りの領域にカレーが湛えられていて、ライスの脇のカレーの上に6切れにカットされた「とんかつ」が置かれている。ライスには福神漬けがトッピングされている。


紙おしぼりで手を拭き、お冷やを飲んで喉を潤すと、スプーンを取ってカレーを食べる。まずはとんかつを少しずらしてライスにカレールーをかき混ぜるようにして口に運んだ。
カレーには小さくダイスカットされた豚肉が入っている。そのカレーは万人受けする甘口のカレーである。ドロリとしたカレーは旨味があって美味しい。


カレーを食べながら「とんかつ」を食べる。厚い衣をまとった「とんかつ」の肉は薄く、脂身がやや多い。「とんかつ」を1切れ食べた。カリッとした衣はサクサクとした食感で、中の肉は柔らかく、豚肉の淡泊な味わいが感じられる。脂身が多いせいか、ジューシーな味わいに思えるが、肉汁ではないのは食べていて分かる。


カレールーの中の豚肉はほとんど存在感が無い。時折、舌の上で、これは肉かと思ったりもしたが、具といえるほどの具ではない。むしろ、食べているうちにカレールーに混ざった福神漬けがシャキシャキとした食感で、アクセントになっている。
全体的に量は多めでボリュームがある。カレーを食べてしまうと満腹になった。最後にお冷やを飲み干して完食する。

席を立ち、店の入口脇のレジで代金を払って店を出た。
午後も事務所で仕事である。夜になって一旦雨が止んだものの、再び雨が降り出した。風はそれまで強い南風が吹いていたが、今度は風向きが変わって北風になった。と同時に、気温もぐっと下がってきた。

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今日のカレー(キーマ&ダル@ターリー屋 南新宿店)

2018年01月09日 | 食べ歩き(カレー)


今日は曇りのち晴れ。今朝は未明まで雨が降っていたと見えて、路面はしっとりと濡れているが、朝には雨は止んだ。上空は厚い雲で覆われていて、日が昇ってきても外は暗くて、街には外灯が点っている。朝の気温は5℃で風は無く、湿っぽい空気がヒンヤリと感じられた。
午前中に暖かい空気を伴った南風が吹き始めると、雲の合間から青空が広がってきた。それと同時に、次第に日が射し始めた。昼間の最高気温は16℃まで上昇して、都心は4月並みの陽気になったとのことである。南風は強くて、日影では風が冷たく感じられるものの、日なたに出ると陽光がポカポカと暖かく感じられた。

今日は夕方まで仕事をした後、夕食を食べて帰ることにした。職場を出ると京王プラザホテルの東側を南北に延びる東通りを南に歩いて甲州街道に出た。道路を渡り、甲州街道沿いに新宿駅方面に歩いていく。
やがて、右手に10年前に「つけ麺中盛り」を食べたつけ麺屋「やすべえ 新宿店」が見えてくるが、つけ麺屋「やすべえ 新宿店」のあるビルの2軒西側にあるビルの1階にカレー屋「インド定食 ターリー屋 南新宿店」がある。今日はこの店に入店することにした。


店内に入る。間口が狭いと見えた店内は奥行きがあって、一番奥に厨房があり、右手壁側にカウンター席が一直線上に11席並んでいる他、カウンター席の左側のスペースには4人掛けのテーブル席が4卓と3人掛けのテーブル席が1卓、2人掛けのテーブル席が3卓配されている。どこでも好きな席に座って良いと言われて、カウンター席に座った。
さっそく店員が紙おしぼりを持ってきて、壁に立てかけてあったメニューを広げた。テーブルの上にはチリペッパーと塩の他、楊枝、コップ、スプーン、紙ナプキン、お冷やのポットが置かれている。コップを手に取り、お冷やのポットから冷水をコップに注いで、お冷やを飲みながらメニューを眺めた。

注文したのは一番人気メニューの「ターリー屋定食」である。これまでもこの系列のカレー屋で食事をするときはこのメニューを注文している。このセットはカレー2種と目玉焼き、ヨーグルト、ナン、ライスがセットになったワンプレートメニューである。
本日のカレーは「バターチキン」「マトン」「キーマ」「ダル」「シタファル」の5種類となっている。このうち、「キーマ」と「ダル」の2種類を選んだ。「キーマ」は辛口、「ダル」は中辛のカレーである。更にライスは中盛(150g)と大盛(250g)から選べるということで、大盛にしてもらう。ナンはお替わり自由となっている。これに加えてスマホホットペッパーのクーポンを提示してトッピングチーズをサービスしてもらうことにした。

お冷やを飲んで待っていると、びっくりするくらいに早く、料理が一式載せられた金属製のプレートが運ばれてきた。プレートの中央にはターメリックライスが山盛りに盛られている。


ライスの脇には目玉焼きが載せられている。


目玉焼きの隣にはヨーグルト、「キーマ」カレー、「ダル」カレー、トッピングのチーズが入った金属製の小碗が載せられている。
トッピングのチーズということで、少量のチーズを想像していたのだが、かなりの量である。実はチーズはあまり好きではなかったが、無料サービスという言葉に思わず、クーポンを提示してしまった。今更になって後悔してしまったが、もう遅い。


最初にナンをちぎって食べる。バターが塗られたナンは熱々でもちもちとした食感である。他店と比べるとやや薄く感じるが、大きくて焦げた部分が香ばしい。なにしろお替わり自由なので、足りなければまた注文すれば良いのである。


まずはナンを「ダル」カレーに浸けて食べることにした。「ダル」カレーはニンニクとショウガが利いたトマトベースのインド豆(チャナ豆)のカレーである。中辛ということだが、煮た豆の甘さに負けないくらいの辛さで、結構スパイシーな味わいである。


これにナンを浸して食べるのだが、結構、ナンを食べてしまった。途中でナンでチーズを包み、これを「ダル」カレーに浸して食べる。ドロリとしたカレーの中の豆はかなり入っている。ナンをカレーに浸して食べていたが、そのうち、小碗の中のカレーは豆ばかりになってしまった。
ここでナンを1枚食べてしまうと、ナンをお替わり。2枚目のナンが運ばれてくるまでの間、ターメリックライスに「ダル」カレーをかけて食べる。

ターメリックライスには「ダル」カレーだけでなく、チーズと目玉焼きも載せて食べることにした。目玉焼きの黄身を崩してライスと一緒にかき込む。スプーンが小さめなので、ちょっと食べづらかった。
「ダル」カレーだけではカレーが足りなかったので、「キーマ」カレーも少しライスにかけて食べる。辛口の「キーマ」カレーはチキンの挽き肉がたっぷりと入っている。鶏のモモ肉とムネ肉を合わせてじっくりと炒めたトマトベースのカレーは「ダル」カレーよりもむしろ辛さがマイルドな気がする。


あまり「キーマ」カレーでライスを食べてしまうと、2枚目のナンを食べるのにカレーが足りなくなる。少々セーブしながらライスを片づけた。
2枚目のナンが来た。2枚目のナンは手に取ると熱々で、中央が大きく膨らんでいる。このナンをちぎって「キーマ」カレーに浸して食べた。


「キーマ」カレーも「ダル」カレーと同様、ドロリとしたカレーだが、挽き肉の量が多くて、ナンをカレーに浸すといっても、あまりナンにカレーが付かない。そこで、スプーンでキーマカレーをナンに載せて、ナンでカレーを包むようにして食べる。最後は小碗に残ったカレーをナンで拭き取るようにしてナンとカレーを片づけた。
ナンを2枚食べ終わると、お腹も一杯になった。

最後にヨーグルトを食べる。ヨーグルトの中にはパイナップル片とマンゴー片が入っているようだ。カレーまみれになった口の中がさっぱりとするようである。


食事を終えてコップに残ったお冷やを飲み干すと、入り口のレジで代金を払って店を出た。
外はまだそれほど寒くなく、むしろ食事を終えて外気が涼しく感じた。しかし、自宅に近づくにつれて、だんだんと気温が下がってくるのを感じた。風向きも北風に変わって、次第に強くなってきた。

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