今日は晴れ時々曇り。今朝は上空に青空が広がっているものの、薄い雲が所々にかかっていて、日の出前の東の空が朝焼けで赤く染まっていた。今朝の気温は25℃で湿度が高く、弱い西よりの風が吹いている。今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。まだ太陽が照り付けていないせいか、シメシメとした風が涼しく感じられる。団地の草むらからは虫の声が聞こえてきて、秋の気配が一層濃くなってきたように感じられた。
日野駅のホームに昇ると、東の地平線付近に赤く染まった太陽が昇ってきたのが見えた。雲の東の縁がオレンジ色に染まっていて、街もオレンジ色に染まっている。やがてホームに滑り込んできた電車に乗って新宿に向かった。
新宿駅に到着すると、電車を降りて改札を抜ける。先週に比べると、急に駅構内を行き交う人の数が増えたように思えた。旅行客に加えて、通勤客もかなり歩いている。地下道を抜けて地上に出ると、セミの鳴き声が聞こえていた。空を見上げると、上空には雲が広がってきていて、しかも次第に厚みを増してきているようである。職場に着いて窓から外を見渡すと、西の空一面に雲が広がっていて、地平線付近は灰白色のベールに隠れてしまっている。東の空の雲が明るくなってきた。
日中は晴れて青空が広がった。朝、上空に広がっていた雲はどこかに一掃されてしまっていて、小さな綿雲が所々に浮かんでいるだけである。昼間の最高気温は35℃で、9日ぶりの猛暑日となった。湿度が高めで、強い南よりの風が吹いている。外に出てみると、真夏の強い日射しが容赦なく照り付けていて、目の前の風景が眩しく見えた。サウナのような熱い空気に体が包まれて、南よりの風が熱風のように感じられる。木々の茂みの中からセミの鳴き声が弱々しく聞こえていた。
仕事を終えて帰宅の途につく。早く帰りたかったが、休み明けは仕事が溜まっていて、忙しい。職場を出たのは午後7時を廻ってしばらく経っていた。
新宿駅から乗った電車は混んでいた。車内のアナウンスによると、日野~立川間の人立入りと新宿駅での転落事故が原因らしい。乗り込んだ電車は混んでいて、三鷹駅でようやく吊革に掴まることができた。
立川駅で途中下車すると、駅北口にあるビックカメラ立川店に駆け込んだ。ビックカメラ立川店は夜9時閉店なので、何とか滑り込んだ感じである。先日、ビックカメラ.comで購入したDVDビデオを店頭の店の1階にある「ネットで注文受け取りカウンター」で商品を受け取る。今回は2,000円以下の商品だったので、自宅に送ってもらうと送料がかかるところ、ビックカメラの店頭で受け取るようにしたので、送料は無料となった。
品物を受け取ると、立川駅に戻って電車に乗った。日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。交差点で信号を待ちながら空を見上げると、上空には暗い空が広がっていて、東の空には月が煌々と光を放っていた。西の空に薄い雲が広がっていて、暗い空に星が瞬いているのが見える。
夜風が涼しく感じられるものの、空気がシメシメとしていて蒸し暑い。草むらから鈴虫が鳴いているのを聞きながら家路を急ぐ。家に着くまでに汗だくになってしまった。
家に着いて、DVDのパッケージを開ける。購入したのは1998年に劇場公開されたアニメ映画「スプリガン」のDVDである。
昔見た映画を見たくなって、近隣のレンタルビデオ屋をいくつも廻ったが、商品が無く、あきらめかけていたところに商品が販売されているのを見つけたものである。今、映画館で映画を1本見ようとすると、一般で通常料金2,000円くらいはかかる。それと比べると、安価なものである。すぐに買ってしまった。
アニメ「スプリガン」は1989年~1996年に「週刊少年サンデー」に連載された漫画を原作として、今年7月からBS11やTOKYO MXでテレビ放送されている。それはそれで面白いのだが、昔見た映画と比べると、少し物足りない気がしていた。そんなこともあって、昔の映画が急に見たくなったのである。
パッケージを開くと、中にはDVDが1枚入っているだけだった。
さっそく見たい気がしたが、映画鑑賞は週末に取っておくことにした。