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サクラ満開@都庁

2023年03月24日 | 植物


今日は曇りときどき晴れのち雨。今朝は上空に水色の雲が広がっていて、雲を透かすように水色の空が見えていた。今朝の気温は15℃で湿度が高く、北よりの風が吹いている。昨日降った雨は深夜は止んだようだが、路面はしっとりと濡れていて、所々に大きな水たまりができていた。外に出ると、水分をたっぷりと含んだ空気が重く感じられるものの、湿り気を帯びた風が心地よく感じられる。花粉もこの雨でかなり流されたのだろうか。マスクを外しても、鼻がむず痒くならない。出勤のために自宅を出ると、大きく深呼吸をした。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。ダイヤ改正以降、次第に朝に乗る電車の乗車率が高まっていくように感じられる。これもオフピーク定期券の影響だろうか。電車が新宿駅に到着すると、駅構内を大きなスーツケースを持った若い客や外国人の旅行客が行き交っている。3月下旬となって、春休みもそろそろ終わる。卒業旅行も大詰めのシーズンだろうか。

地下道を歩いて職場に向かう。途中コンビニに寄って、朝食を買うと都庁通りを歩いて職場に向かった。都庁第一庁舎と第二庁舎の間にあるふれあい広場に植わっているサクラの木は満開になっていた。


右手のサクラの木はみっしりと枝に花をつけている。


空を見上げると、淡いピンク色の花を透かすように都庁の庁舎がそびえ立っている。


左手のサクラの木はいっぱいに付けた花の重みで枝がたわんでいるように見えた。


上空は雲が多いものの、雲の切れ間から青空も見えていて、少しずつ空が明るくなってきた。


ふれあい広場のサクラは今が見ごろだ。


サクラの花が重なり合うようにして咲いている。


サクラを見上げていると、風がほとんど無いのに、花びらが散っていく。
よく見ると、スズメが花の蜜を吸っていた。


たくさんのスズメが花をくわえて蜜をすうと、その花を落とす。


サクラの木の下には花びらだけでなく、花も落ちていた。
広場の東側にあるパブリックアート「水の神殿」の中に溜まった水の表面にも花びらが浮いている。


スズメが飛んで行ってしまうと、サクラの枝が風に揺れていた。
早朝のサクラを愛でながら職場に向かう。職場に着いて窓から外を眺めると、西の空の雲は切れて、雲の下に山々の稜線と白く冠雪した富士山が鎮座しているのが見えている。東の空にはどんよりとした雲が広がっていたが、日が昇ってくるにしたがって次第に空が明るくなってきた。

日中は曇りで、雲の合間から青空も見えているものの、雲の多い空模様となった。昼間の最高気温は25℃で、今年初めての夏日となった。3月に夏日になるのは10年ぶりとのことである。日射しは無いか、あっても薄日程度の日射ししかないものの、5月並みの暖かさということで、上着無しでも暑いくらいの陽気となった。少し体を動かすと汗ばむくらいの陽気だが、北よりの風が吹いていて湿度も低く、空気が爽やかに感じられる。
この暖かさで、サクラの花の開花も一層進んだようだ。朝見た桜の蕾も開いていて、淡いピンク色の花をつけている。木々の幹からも直接花が咲いていて、サクラの木が全身で早すぎる春を受け止めているかのようだ。


午後になって再び雲の厚みが増してくると、日射しが無くなり、次第に空が暗くなってきた。午後2時過ぎになって雨が降ってくると、気温も下がってきた。
夜、仕事を終えると、同僚に誘われて新宿西口にある居酒屋とファミレスをはしご酒をした。週末ということも手伝って、どの店も混んでいた。

店を出ると、新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。車内は酔客もいて、かなり混み合っている。日野駅に着くと、改札を抜けて駅の外に出た。外は本降りの雨が降っている。
深夜になって暖かかった昼間の陽気が嘘だったかのように、冷え込んできた。湿った空気がヒンヤリと感じられる。濡れた東よりの風が冷たく感じられた。


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