今日は晴れ。今日は9時に起床した。カーテンを開けて窓の外を見渡すと、上空には雲ひとつ無い澄んだ青空が広がっていて、日射しが燦々と降り注いでいる。外気の冷たさがガラスを伝わって室内に伝わり、冷気が足下に下りてくるように感じられた。団地の前庭には降り積もった落ち葉が日射しを受けて眩しく見える。すっかり葉を落とした木々の枝の間を鳥が飛び交っているのが見えた。
今日は江の島にイルミネーションを見に行くことにした。関東三大イルミネーションにも認定されているイルミネーションは一部会場を除き、11月23日~2月28日の期間で開催されている。点灯時間は17時~20時(一部会場は21時)となっており、それほど早く行く必要は無い。とはいえ、江の島まで行ってイルミネーションだけを見るのも勿体ないので、江の島を少し廻るつもりで、昼前に外出した。
日中は晴れ。西側の空に雲が少し見えているものの、突き抜けるような青空が広がっていた。昼間の最高気温は12℃で湿度が低く、東よりの風が吹いている。外に出ると空気が氷のように冷たいものの、日射しがポカポカと暖かい。風はほとんど無く、清々しい陽気である。上空を鳥が飛んでいくのが見えた。
日野駅から電車に乗って八王子駅に出ると、横浜線に乗り換えて町田駅に出た。町田駅からは藤沢駅まで小田急線江ノ島線で向かう。藤沢駅前の居酒屋でランチを食べた後は、再び江ノ島線に乗って片瀬江ノ島駅に向かった。
片瀬江ノ島駅で下車すると、駅を出て片瀬東浜に出た。風が強く、海上にはさざ波が立っている。海上にはウィンドサーフィンが疾走していて、波打ち際には多くの人が散策していた。太陽の光を受けた海面はキラキラと輝いていて、空も海も眩しく見えた。
片瀬東浜から弁天橋に出ると、江の島に渡る。江島神社の境内には入らずに、御幸橋をくぐって、御岩屋道通りに出た。江の島頂上部分から岩屋洞窟にかけて続く商店街を歩いて稚児ヶ淵に出る。
島の西南端の岩屋海岸周辺に広がるこの辺りは江の島の隆起現象と海食で生まれた景観が広がる。打ち寄せては砕ける波の向こうには富士山と烏帽子岩が見えた。
上空にはトンビが飛んでいるのが見える。
やがて日が傾いてくると、沖合に見える大島と山々のシルエットが影絵のように見える。大島の右手には三宅島の島影も見えた。
富士山の南側に夕日が沈むと、海水の溜まった稚児ヶ淵がオレンジ色に輝き、富士山の姿が黒々と見える。この辺りは夕日の美しさで知られていて、「かながわの景勝50選」にも選ばれている。波しぶきに湿った風が凍えるように冷たく感じられた。
日が沈むと、夕日のかけらを受けたように富士山がほんのりと赤く見える。
空が暗くなってきたところで、御岩屋道通りを登って、江の島頂上部分に向かう。江の島頂上部分には「江の島サムエル・コッキング苑」がある。
ここは自分が藤沢に住んでいるときは「江の島植物園」と呼ばれていたが、2003年に「江の島サムエル・コッキング苑」として生まれ変わったとのこと。江の島の貿易商サムエル・コッキング氏が明治に造成した和洋折衷の庭園跡で、苑内には展望灯台「江の島シーキャンドル」がある。この灯台は苑と同じく2003年にリニューアルされたとのこと。「江の島サムエル・コッキング苑」はイベントが無い場合は終日無料だが、イベント開催時は17時以降、有料となるとのこと。入口で「シーキャンドル&コッキング苑セット券+ナイト」を買うと苑内に入った。
正面のエントランスには「湘南の宝石」とかかれた看板が掲げられたオブジェクトが設置されている。関東三大イルミネーションに認定された宝石イルミは湘南の海の揺らぎと広大な星空を思わせる空間で、繊細かつダイナミックな世界が広がっている。
苑内はディズニーランドを思わせる混雑ぶりで、シーキャンドルに登るには30分待ちとのこと。ちなみにシーキャンドルに登るためにはシーキャンドルの真下で整理券を発行してもらう必要がある。
まずは苑内をぐるりと廻った。エントランスを過ぎると右手奥にはウィンザー広場と呼ばれる温室の遺構がある。
ここからシーキャンドルを見渡すと星の海にシーキャンドルが屹立しているように見える。
シーキャンドルに向かって歩いて行くと、湘南シャンデリアという名称の付いた光のトンネルが見えてくる。
青い光に包まれたトンネルの中央にはシャンデリアがあって、華やかな空間となっている。
横にそれると、暗い植物園の中に光が散りばめられているように見えた。
植物園の中を歩きながらシーキャンドルに向かう。
整理券の番号が来たので、シーキャンドルのエントランスに入った。エレベーターで海抜101.5mのガラス張りの展望室に到着すると、そこから階段で屋外展望台に上る。上空には澄んだ暗い空に星が瞬いている。しかし、風が強くて凍えるように寒い。
LEDの冷たい光に照らされた苑内を見下ろした。その先には明るくライトアップされた弁天橋が延びていて、湘南の街並みの夜景が望める。灯台のサーチライトが規則正しく廻っているのが見えた。
しばらく屋外展望台と展望室を廻って、夜景を眺めると下に降りた。湘南シャンデリアの脇には江の島サムエル・コッキング苑内に植えられた3万本の早咲きのウインターチューリップが咲き誇っている。さまざまな色のチューリップはLEDの光に照らされて、鮮やかに見えた。
脇道に入ると、うっそうと茂った木々の中にホタルが舞っているかのような幻想的な世界が広がっている。
そのまま進んでいくと、エントランス広場に出た。時計を見ると、既に午後8時を廻っている。3時間近く苑内を歩き回っていたらしい。
だいぶ疲れたのと、お腹も空いたこともあって、サムエル・コッキング苑を出た。江島神社の中津宮と辺津宮を経て弁財天仲見世通りに降りる。参道の両側の店は既に閉店していて、街灯が道を照らしていた。弁天橋を渡り、小田急線片瀬江ノ島駅に着いた。ライトアップされた駅舎はまさに華やかな竜宮城に見える。
改札に入り、電車に乗って藤沢駅に到着すると、駅前の飲食店で夕食を食べて帰宅する。電車を乗り継いで日野駅に到着する頃には既に夜11時を廻っていた。上空には暗く澄んだ空が広がっていて、星が瞬いているのが見える。風が氷のように冷たく感じられた。
クリスマスの今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、星がちりばめられたように煌めいていた。南東の空にブーメランのような月が浮かんでいるのが見える。今朝の気温は-3℃で湿度が高く、西よりの風が吹いていた。
今日は1日年休をとった。仕事に少し余裕が出てきていて、特に予定が無いこともあるが、職場から見える富士山があまりにも綺麗で、写真を撮りに行きたくなったというのも理由の1つである。そこで、富士山を撮りに出かけることにした。
外出するために玄関の扉を開けると、冷凍庫を開けた時のような冷気が室内に流れ込んできた。外に出ると、冷たい風が吹いていて、吐く息が白く見える。アスファルトの路面が氷のように冷たく、足下から冷気が立ち上ってくるように感じられた。
日野駅から中央線大月行きの電車に乗る。ホームに着くと、グリーン車を連結した12両編成の電車がホームに滑り込んできた。グリーン車の平屋席に座り、リクライニングシートの背もたれを最大限に傾ける。これで大月まで寝ていける。
八王子、西八王子、高尾と電車は西に向かって行く。各駅の東京方面のホームで電車を待つ通勤客を横目にラフな服装でシートに寝そべっているのもなんだか妙な感覚だ。奇妙な優越感に浸りながら、車窓を楽しむ。とはいえ、まだ外は暗く、どこを走っているのかもよく分からない。目が覚めると、電車は大月駅に到着していた。
大月駅で富士急行線に乗り換える。最初の目的地は下吉田駅である。
下吉田駅に着くと、電車を降りた。目の前には富士山が鎮座しているのが見える。
駅を出る。駅前には誰もいなかった。
下吉田駅から歩いて新倉富士浅間神社に向かった。駅から神社までは5分ほどで到着した。
鳥居をくぐって、本殿に向かう。
まだ、早朝ということもあって、本殿は閉まっている。この本殿の上には新倉山浅間公園があって、そこまでは境内社の塩竃神社の脇の階段を上っていくのである。咲くや姫階段という名の階段は398段あり、これを登り切ると、目の前に忠霊塔という五重塔が現れた。赤と白の彩色が華やかに見える五重塔は富士吉田市戦没者慰霊塔である。この五重塔の裏手に展望台があり、そこから見る富士山は富士山の絶景スポットとなっている。
神社の本殿が開くのが午前9時とのことなので、それまでこの展望台で富士山を眺めることにした。ガイドブックやSNSなどで拡散されているからなのか、かなり外国人客が多い。中には三脚を立てて動画を撮っている外国人客もいて、ちょっと迷惑だ。
時間になると、階段を下りて本殿に向かう。
新倉富士浅間神社の御祭神は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、大山祇命(おおやまづみのみこと)、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の三柱である。
参拝を済ませると、本殿に向かって左側にある授与所で御朱印をもらう。この神社の御朱印は「荒浜神社」「通常」「月替わり」「限定(冬)」「切絵(雪)」の5種類があって、「限定(冬)」「切絵(雪)」は書き置きに日付を記入してもらえる。この神社では「月替わり」の御朱印を頂いた。
授与所に「富士山 神玉巡拝マップ」のチラシが置かれていた。平安時代より大願成就を記念して神社を巡拝する風習があったということで、河口湖から山中湖にかけてのエリアにある7つの神社のマップが書かれている。下吉田駅の近くには小室浅間神社があるようだ。まだ時間も早いので、小室浅間神社に行ってみることにした。
下吉田駅まで歩いて戻ると、駅前の通りを歩いて小室浅間神社に向かう。駅から小室浅間神社までは5分ほどで到着した。
通りから通りをくぐって神社本殿に向かう。
この神社の御祭神は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)で、平安時代に征夷大将軍の坂上田村麻呂が東征の途次、この地から富士山を拝して戦勝を祈願し、数年後に功業が成就したので、その報賽に神社を創祀し、神護を謝したとのこと。
境内には鎌倉幕府を倒幕し、建武の新政期には征夷大将軍に就いた護良親王を祀った「大塔宮桂之古跡」という桂の御神木がある。
大塔宮とは護良親王のことで、出家して天台宗門主となり、法勝寺九重塔(大塔)周辺に門室を構えたため、大塔宮と呼ばれていたとのこと。その後、還俗して鎌倉幕府を倒幕し、建武の新政では征夷大将軍に就任するも、足利尊氏との政争に敗れて鎌倉に幽閉され、暗殺される。首をはねられて捨てられた首級を側室である舞鶴姫が持って落ち延びたとのことである。舞鶴姫は現在の上野原市と都留市の境界にある舞鶴峠で亡くなり、家臣がこの神社の境内地にある桂の木の根元に葬ったことが伝わっているとのこと。
「大塔宮桂之古跡」の背後には富士山溶岩流原形剣丸尾溶岩と呼ばれる起伏のある岩の堆積が見られる。西暦937年の富士山の噴火の際に流出した溶岩枝流の突端に当たるとのこと。
境内には神馬の馬場がある。9月には流鏑馬祭が開催されるとのこと。
馬場では一頭の神馬が日なたぼっこをしていた。
神社で御朱印をもらい、神社を後にする。鳥居を出て本町通りを南に向かって歩き出した。
通りの正面には富士山が見える。多くの観光客が下吉田観光案内所前から見える富士山を撮っていた。
( 北口本宮富士浅間神社 に続く )
( 富士吉田浅間神社巡り から続く )
本町通りの先には富士山が鎮座しているのが見える。赤富士通りと交差する金鳥居交差点まで来ると、その先に金鳥居がある。
この鳥居は俗界と神聖な富士山の「結界」として1788年に建てられて以降、何回か建て直されているとのこと。現在の鳥居は1956年に建てられたもので、一之鳥居とも称されている。北口本宮富士浅間神社の鳥居ではなく、富士山という神の山の鳥居と考えられているとのこと。
金鳥居をくぐって更に通りを歩いて行くと、上宿交差点に出た。この交差点を左に折れて国道を少し進むと右手に北口本宮富士浅間神社の鳥居が見えてきた。
昼前から薄い雲が出てきたものの、日中は晴れて薄日が射す空模様となった。昼間の最高気温は9℃で湿度が低く、東よりの風が吹いている。塵ひとつ無い澄んだ空気が氷のように冷たく感じられたものの、写真を撮りながら歩いていると汗をかくくらいに体が熱くなってきた。
北口本宮富士浅間神社の鳥居をくぐり、参道を歩いて大鳥居に向かう。うっそうと茂った樹齢300年以上の杉と桧の木々からは木洩れ日が射し込んでいて、凜と張り詰めた冷たい空気が少し緩んだように感じられる。
参道の先には橋があって、その先に大鳥居がある。この大鳥居は富士山の鳥居とされて、この神社の社殿が建つ以前よりあったとされる鳥居である。
日本武尊が当地で富士山を遙拝した時に大鳥居を建てたと言われ、60年を以って式年と定め、建て替えまたは修理がされてきたとのこと。現在の鳥居は1954年に造営され、2014年に修理されているとのこと。扁額には「三国第一山」とあり、1636年に奉納されたものとのこと。三国とは日本と中国、インド(天竺)の三国で、世界一高く麗しい山とされた富士山を射すとのことである。
大鳥居をくぐると、その先に随神門がある。大鳥居に続く第二の入口で、重要文化財に指定されているこの門は1736年に建立されている。彫刻意匠が多く、装飾性に富んだ建物で、左右に豊磐門戸神(とよいわまとのかみ)、櫛磐門戸神(くしいわまとのかみ)という祭神が安置されている。
随神門をくぐると、その先に神楽殿があり、その裏に社殿がある。
北口本宮富士浅間神社の御祭神は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、天孫彦火瓊瓊杵尊(てんそんひこほのににぎのみこと)、大山祇神(おおやまずみのかみ)の三柱である。日本武尊が東国を平定した帰り、神社の南西に位置する大塚丘で富士山を遙拝したことに始まる神社である。
社殿の南西に富士登山道吉田口がある。
ここから5分ほど道を行くと、左手に小高い丘がある。これが北口本宮富士浅間神社発祥の地である大塚丘である。丘の上には日本武尊が祀られている。
参拝を済ませると、社務所で北口本宮富士浅間神社と大塚丘の御朱印をもらった。
時計を見ると既に午後1時を廻っている。境内の南側にほうとう専門店「浅間茶屋」本店があるとのことだったので、そこでお昼を食べるつもりで店に行ってみると、水曜日は定休日だった。仕方ないので、富士急行線富士山駅まで戻り、その周囲の店でお昼を食べることにした。
( 今日のランチ(富士山うどん大@とがわ) に続く )
富士山駅ビルショッピングセンター「Q-STA」内の土産物屋でお土産を購入すると、駅に入った。
富士山駅から大月駅までの普通列車(各駅停車)は1時間に1~2本しかなく、富士山駅から大月駅までの所要時間は約1時間である。大月駅に到着したのは午後5時を廻っていた。
既に日は沈み、空は暗くなっている。大月駅から中央線普通電車に乗って日野駅に到着する頃には、上空には暗く澄んだ空が広がっていて、星が瞬いているのが見えていた。
日野駅に到着すると、改札を抜けて駅の外に出る。冷えたガラスのような硬い風がスースーと通り抜けていき、身をこわばらせながら家路を急いだ。家に着くと、熱いお茶を淹れて飲む。ようやくホッとした気分になった。
冬至の日の今日は晴れときどき曇り一時雨。今日は9時に起床した。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には雲ひとつ無い青空が広がっていて、日射しが燦々と降り注いでいる。ベランダに出てみると、冷たい空気が全身を包んだ。陽光がポカポカと暖かく、風がヒンヤリと感じられる。空を見上げると、吸い込まれそうなほどに青く、西の空に白い半月が浮かんでいるのが見えた。団地の前庭に降り積もった落ち葉が日射しを受けて煌めいて見える。塵ひとつ無い空気が清々しく感じられた。
今日は横浜で実施しているイルミネーションイベントに行ってみることにした。昼前に家を出ると、西の空に薄い雲が出てきているのが見えた。日野駅から電車を乗り継いで横浜駅に出ると、地下鉄のみなとみらい線に乗り換えて昼過ぎに元町・中華街駅に到着した。
駅の外に出ると、強い風が吹いていて、風が寒く感じられた。街路樹の木々が揺れていて、落ち葉が風に舞っている。元町通りのスターバックスコーヒーで昼食を兼ねてコーヒーを飲みながらドーナツを食べると、駅ビルのエスカレーターを使ってアメリカ山公園に登った。この裏は横浜外国人墓地となっている。
今日はクリスマス前ということもあって、人が多い。山手本通りから元町公園に沿うように歩いて行き、横浜山手西洋館巡りを楽しんだ。横浜山手西洋館では、1日から25日の25日間、各館でテーマ国を決め、クリスマス装飾や講座、コンサート等で、その国の歴史や文化を紹介している。
ブルガリアをテーマとした山手234番館、ドイツをテーマとしたエリスマン邸、フィンランドをテーマとしたべーリック・ホールに行った後に、旧山手68番館に入った。
山手公園管理事務所にもなっている西洋館は、韓国をテーマ国としており、内部にはクリスマスツリーが飾られていた。クリスマスのシグニチャーカラーである赤と緑をベースにブルーを使って飾られたクリスマスツリーは韓国の仁川市と釜山市から提供を受けたキャラクターの飾りと、モミの木のツリーやクリスマスの花飾りが交わり、冬の寒さに温もりを感じさせてくれるような雰囲気を演出している。
旧山手68番館を出ると、港の見える丘公園に向かう。
15時過ぎに雨がパラパラと降ってきた。
雨を避けるように横浜市イギリス館に入る。イギリス館では1階でコンサートを行っていた。
イギリス館の南には山手111番館があり、この建物は南アフリカ共和国をテーマとしている。
午後5時を廻ると、港の見える丘公園から横浜港大さん橋国際客船ターミナルに向かう。
みなとみらい地区から山下公園にかけての臨海部を光や音のショーやプロジェクションマッピングで演出するイルミネーションイベント「ヨルノヨ」が午後5時~9時5分にかけて30分ごとに5分間開催されている。先週の日経新聞の記事にも紹介された。
開催期間は5日~30日で、横浜港大さん橋国際客船ターミナルの屋上広場が夜景を眺めるのに適している。
時間になると帆船の帆の形をしたヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの頂上からサーチライトが光り、それが動くと共に、さまざまな施設のライトが様々な色に点滅する。
その大さん橋の屋上では波打つようなウッドデッキ「くじらのせなか」に光のくじらの親子のプロジェクションマッピングが映し出された。
くじらだけでなく、魚群やクラゲのプロジェクションマッピングも映し出され、観客がその中を歩いて行く。
横浜大さん橋からは横浜の街を一望できる。空が更に暗くなって、街の灯りが鮮やかになってきた。プロジェクションマッピングと共に横浜の街が一体となり、音と光が港に混ざり合って、壮大なイルミネーションイベントが開催されているように思える。
左手には大さん橋から出発する東海汽船の「東京湾夜景クルーズ」の船が着岸しており、その先には横浜マリンタワーから二条のサーチライトが天空に伸びていた。
結局8時過ぎまでイルミネーションイベントを楽しんでしまった。
その後は夕食を食べに行こうと、夜の横浜中華街に入る。まずは横浜関帝廟に行ってみた。
横浜関帝廟は平常、午後7時には閉廟する。閉廟した関帝廟はライトアップされていて、荘厳に見えた。
近くの中華料理屋で夕食を食べると、関内駅に出た。根岸線で桜木町駅に到着すると、電車を乗り換えて、根岸線直通横浜線に乗って八王子に向かう。
夜、日野駅に到着すると、改札を抜けて駅の外に出る。上空には澄んだ暗い空が広がっていて、オリオン座を構成する星々が煌めいて見えた。湿度が高いせいか、それほど寒くなく、湿っぽい空気がヒンヤリと感じられる。街灯のLEDの光が冴え渡るように冷たく見えた。
今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に薄い雲が広がっていて、雲を透かすように暗い空が見えているものの空が白っぽく見えた。今朝の気温は3℃で湿度が高く、北よりの風が吹いている。出勤のために家を出ると、路面が濡れていた。今朝、玄関のドアポストに投函された朝刊はビニル袋に入っていなかったので、雨が降ったのは深夜だろうか。水たまりができていないので、通り雨が降ったのだと推察できる。外は湿った風が凍えるように冷たく、耳元でシャキシャキと音を立てているかのようである。吐く息が白く見えた。
日野駅から中央線快速電車に乗って新宿駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。地下道を歩いて職場に向かう。職場に着いて西側の窓から市街地を見渡す。上空には暗い空に薄い雲が広がっていたが、天頂付近は雲が切れていて、白く輝く月が浮かんでいた。市街地の先には関東山地のシルエットが横たわっているのが見える。日の出の時刻を迎えると、空が少し明るくなってきた。
今日は都心で初雪が観測されたとのこと。午前中に雲が切れて青空が広がってきたものの、新宿で霰が降った。昼間の最高気温は7℃で、北よりの風が吹いている。お昼休みに外に出てみると、上空は快晴で雲ひとつ無い青空が広がっていた。眩しいばかりに降り注ぐ日射しの温もりが感じられるものの、湿っぽい風が氷のように冷たく感じられる。厳しい寒さではあるが、塵ひとつ無く澄んだ空気が清々しく思われた。木々の茂みの中から鳥のさえずりが聞こえる。広場をドバトのつがいが散歩をしていた。
夜、仕事を終えて帰宅の途に着く。昨日年休を取得する予定が、仕事で流れたこともあって、早く帰りたいところだったが、結局職場を出たのは午後8時を廻った頃である。
都庁第二庁舎の東にあるNSビルに入ってみた。高さ110mの広大な吹き抜け空間「大時計広場」の中央には今年も巨大なクリスマスツリーが設置されている。
点灯期間は11月25日~12月25日の1ヶ月間となっている。LEDがきらびやかに装飾された大きなクリスマスツリーは、ビル大屋根のイルミネーションと相まって、幻想的な雰囲気を醸し出している。
NSビルの東にあるモノリスビルの1階と2階にもクリスマスツリーが設置されている。
いずれも小ぶりのクリスマスツリーながら、赤を基調としたクリスマスツリーが設置されていて、フロアに華やかさを添えていた。色とりどりのライトが輝き、ビルのガラスに反射した光もあいまって、きらびやかなクリスマスツリーである。
交差点を挟んで、対角線上にある新宿ファーストウエストビルの1階にもクリスマスツリーが設置されている。こちらのクリスマスツリーは青を基調としていて、クリスマスツリーを囲むガラス面に光が反射して、幻想的な雰囲気が楽しめた。
クリスマスツリーを見ながら新宿駅に向かう。新宿駅から電車に乗って日野駅に到着すると、改札を抜けて駅の外に出た。上空には澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いている。東の空には月が煌々と光っているのが見えた。澄んだ冷たい風が凍えるように寒く、耳の先まで冷たく感じられる。街灯のLEDの光が冴え渡るように冷たく見えた。