今日は晴れ。今日は9時過ぎに起床した。カーテンを開けて空を見上げると、東の空に薄い雲がかかっているものの、上空には青空が広がっていて、すっかり外は明るくなっている。外に出てみると、まるで冷蔵庫の中にいるかのような陽気で、透き通った冷たい空気が肌を刺すようである。凜として冷たい空気に、眠気が吹っ飛んだ。
昼前になって薄雲が広がってくると、日が陰ってきた。昼間の最高気温は10℃を下回るくらいで、冷たい北よりの風が吹いている。空気はカラカラに乾燥していて、風が冷たく感じられた。昼過ぎになって太陽が雲から顔を出すと、再び日が射して来たものの、東の空には大きな雲が浮かんでいる。陽光も次第に弱くなってきた。
今日は写真部の撮影会があった。東京丸の内で開催されているイルミネーション「東京ミチテラス2020」を撮りに行くという企画である。集合が夕方なので、午後になって、カメラバッグにカメラなどの機材を詰め込んで、集合場所の東京駅に向かった。
「東京ミチテラス2020」の会場は東京駅前広場と行幸通り、丸の内仲通り、大手町仲通りとなっている。東京駅前広場の四隅にはハクチョウのアートカリグラフィのオブジェが設置されていて、「感謝」と「励まし」の言葉を表現している。
行幸通りでは、結婚式の前撮りか、花婿と花嫁の数組のカップルが結婚衣装で撮影をしているのを見かけた。風が冷たく、ダウンジャケットを着てこなかったのを後悔するくらいに寒かった。
今回は、昨日購入したクロスフィルターレンズと、以前から持っているR-スノークロスフィルターレンズを使って、イルミネーションを撮影する。クロスフィルターレンズを使用すると、強い光が強調されて、イルミネーションの光が神々しく見えるが、明かりが多いところだと、少し煩わしくも感じられなくは無い。
ただ、今日みたいに人が多いところでは、街を歩く人をうまくぼかす効果もあって、それはそれで印象的な写真も撮れた。
丸の内仲通りの沿道にはアート作品が設置されており、これらとのコラボレーション写真も面白い。
丸の内仲通りを走る赤い2階建ての観光バス「スカイバス」はイルミネーションの中を走って行く。まるで星の大海原を進んでいくかのように見えた。
夢中でシャッターを切っていると、時間があっという間に過ぎ去ってしまった。
撮影会は午後7時に終了で、その後は流れ解散となった。写真を撮りながら再び東京駅に歩いて行く。
帰りは東京駅から中央特快に乗って日野駅に向かった。日野駅前の定食屋「やよい軒 日野店」で夕食を食べて帰宅する。
家に着いて熱い風呂に浸かると、ようやく落ち着いた気分になる。浴室の窓から入ってくる冷気が心地よく感じられた。