今日は晴れのち曇り。昨日は疲れ果てて帰ってきたことに加えて、寝たのが遅かったこともあって、枕元の目覚まし時計代わりにしている携帯電話のアラームが鳴っても体が動かなかった。結局起床したのは10時過ぎである。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には薄く霞がかかっているような青空が広がっていて、日射しが燦々と降り注いでいる。
昨日には団地の大規模改修のためにかけられていた足場の内、ベランダ側の足場が解体されて、ベランダ側の視界が一気に開けた。団地の前庭に植わっている桜の木は満開で、枝にみっしりと花を付けている。花の重みで枝がたわんでいるようだ。木陰が団地の芝の上に濃く映えているのが見えた。
日中は晴れて青空が広がった。小さな雲が南の方からゆっくりと流れてくるのが見えるものの、燦々と日射しが降り注いでいる。昼間の最高気温は24℃で、初夏を思わせる陽気となった。湿度が高めで、北よりの風が吹いている。
団地の別の棟の前には桜の木が数本植えられていて、満開になっている。桜の木の下に立つと、木々の枝が重なり合い、空を桜の花が埋め尽くしているようにも見える。
今日は雲が多いこともあって、桜の花の色が白っぽく見えるが、雲の切れ間の青空を背景に桜を見上げると、桜の花がほんのりとピンク色に染まっているのが見える。
風が吹くと、満開の桜の木々の枝が揺れて、桜の花びらが一斉に散った。まるで吹雪のように桜の花びらが舞い落ちる。花びらが日射しを受けて煌めいてるように見えた。
強い風がひとしきり吹いた後は、弱い風が吹いてきた。空を見上げると、桜の枝から花びらが1枚、2枚と風に舞って青空の下を飛んでいくのが見えた。
満開の桜を楽しみながら、家に戻る。
午後になって雲が広がってきた。