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桜散る@都庁

2024年04月10日 | 植物


今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ青空が広がっていて、東の空が明るくなっていた。東の空に小さな雲が1つ2つ浮かんでいて、朝日を浴びてオレンジ色に染まっている。今朝の気温は4℃と冷え込んだ。湿度が低く、乾いた西よりの風が吹いている。出勤のために外に出ると、薄手のコートを着ていても風が身を切るように寒く感じられた。昨日降った雨で濡れた路面はほぼ乾いていたが、水たまりがあったところはまだ濡れていて、黒いシミのように見えている。やがて東の空に紅く染まった太陽が昇ってきた。
日野駅から電車に乗って新宿に向かう。いつも乗る電車の1本前の電車が少し遅れていたこともあって、その電車にみんな乗り込んだらしい。いつも乗る電車はダイヤ通りの運行だったが、車内はいつもより空いていた。席に座ると、心地よい眠気が襲ってきて瞼を閉じる。気が付くと電車は新宿駅に到着していた。新宿駅で電車を降りると、改札を抜けて駅の外に出た。地下道を歩いて職場に向かう。

途中、地下道から出て都庁通りに昇った。都庁第一庁舎と第二庁舎の間のふれあい広場に出る。昨日の雨と風で、先週の金曜日の満開から1週間も経たずに、サクラの花はだいぶ散ってしまっていた。


サクラの花びらを散らしたような広場はほのかにピンク色に染まっている。隅の方にサクラの花びらの吹き溜まりができていて、サクラの花びらが降り積もったようにふわふわに見えた。
遠くから見ると、広場のサクラは今が盛りのように木の枝いっぱいに花を付けているように見える。


しかし近くに寄ると、桜の花が重なり合う中に、花びらが落ちた落花が目に付く。


都庁通り側に設けられているアートワーク「水の神殿」に溜まった水の表面にはサクラの花びらが大量に浮いている。水面をサクラの花びらの塊が浮かんでいた。


サクラの木の枝には青い芽が芽吹いている。もう数日もすると、花もすっかり落ちて、広場のサクラの木は葉桜になってしまいそうだ。


広場を一巡してから職場に向かう。職場に着くと、西側の窓から外を見渡した。東京の市街地の上空には澄んだ青空が広がっていて、市街地と空の境界線には青いシルエットの関東山地が横たわっている。正面には白く冠雪した富士山が鎮座していた。
日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い澄んだ青空が広がった。昼間の最高気温は18℃で湿度が低く、東よりの風が吹いている。1日の寒暖差が大きいものの、この時期らしい暖かさとなった。お昼休みに外に出てみると、日の当たるところは日射しが暑いくらいに感じられるが、日陰に入ると風が冷たく感じられる。透き通った空気がヒンヤリと感じられた。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。今日は疲れていたので、特に予定が無ければ早く帰りたいと思っていたが、そうもいかなかった。結局、職場を出たのは夜8時を廻った頃である。
新宿駅から中央線通勤快速電車に乗った。電車は混んでいたが、早く帰りたかったので、仕方ない。ひたすら混雑に耐えて日野駅に到着する。電車を降りると、改札を抜けて駅の外に出た。上空には澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いているのが見えた。南よりの強い風が吹いていて、風が冷たく感じられた。


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