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旧える天まるのブログ
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世界美術全集

2018-05-20 21:30:15 | 雑記の宿


今日は、「世界美術全集」という本をご紹介いたします。



この本は、現在は何巻までになっているのか?わかりませんが、
当時は24巻までありました。



河出書房新社から1967年4月18日発行とあります。

1967年は僕が生まれた年でありまして、この世界美術全集は、最近、東大の安田講堂にある食堂の絵画が処分されたと報道がありましたが、僕の両親は以前東大生協で働いてまして、東大の学長さんか誰かからの出産祝いで24巻頂いた本でございます。

僕は生まれは東京なんです。父親の本籍は福島で現在住んでるところは宮城なのですが、20歳を過ぎた頃に本籍を宮城に移しまして、いまだに二重国籍みたいな感じで馴染めず虐められていますが、生まれは東京なんです。
東京にずっと住んでいたら、そんなこともなかったのかなとも思っています。

12歳の時に一度、赤門をくぐりまして、父がお世話になった方とお会いしました。そのとき「ずいぶん大きくなったね」と、言われたことがあります。「勉強してここにおいでよ」と言われたのですが、当時の僕はちんぷんかんぷんで大人になって赤門をくぐることはありませんでした。
食堂でカレーライスをご馳走になったり東大の生協売店からお土産をくださった想い出がございます。

振り返れば、勉強などほとんどしない人生でしたので、出産祝いをくださった両親がお世話になった方には申し訳けなく思っております。



手元にあったのを開いてみたのが9巻で、コロー、ミレー、クールべと表紙になってますが、



ドーミエとういう画家もこの本の中に載ってあります。



フランスの画家の人達なのですが、フランス革命(1789年)後のフランスは自由主義が広まったこともあって、次第にナポレオンといった英雄が美化され神格化してロマン主義的な考えから、



政府は法改正案によって言論の自由を奪うような気配をみせるようになった。



そういった時代にクールべのような「反抗」として、「スキャンダル」としての新しい芸術が登場したとあります。今日では少しも珍しいことでもない。と、なっています。



一方、ドーミエは漫画家だったようです。












ドン・キホーテの絵だと思って切り取ろうとして怒られそうになったのか?セロテープを貼ったあともございます。

幼い頃から馴染みのある本でしたが、絵が上手に書けたわけでもなく、読み書きもできたわけでもなく、何の才能もないまま育ってきました。

ここにある本を売っても、傷物が多く資産価値はございません。

一方で
震災で失った防波堤を再建築するのに、新たに設計ミスをした防波堤をひとりの知事の権限で着工が進められているという、「どんだけ規制緩和なんだよ」と感じながら失笑しています。

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ニートクリスマス番外編<プリティープリティー>

2018-05-17 13:13:49 | ニートクリスマス後編

前回
⑨ニートクリスマス番外編 ハートで勝負



「話した?」

「話した」



「じゃ、次は」

 彼女と新しいオンラインゲームを始め、俺は彼女と同じぐらいのレベルになっていた。急いで彼女に追いつこうと必死にレベルを上げていたが、レベルが近づくにつれ彼女はなんとなく不機嫌な気がした。ときどき、彼女の会話に「いきなりレベル上がるのは好きじゃない」とか「少しずつ上げるのほうが楽しいから」と、彼女なりの主張を語っていた。



それでも俺は彼女に追いつき追い越せと、彼女がログインするまでにレベルを上げ、新しいオンラインゲームについていった。



 目が覚めてからオンラインゲームにログインし、一通りのことをやり、その後は彼女がログインしてくるのを待っている日々が続いた。彼女は以前、夕方に一度ログインしていたのにこの頃は夜中からログインしてくることが多くなった。

「こんばんはー」

「カノ、仕事帰りか?」

「うん、お邪魔しまーす」
「なにやってるの?」

「オンゲー」

「座ってるだけじゃん」

「人待っててさ」

「ふーん」

「最近はどうだ?」



「今度正社員になった」

「へー正社員か、よかったじゃん」

「アパート探そうと思ってて」

「アパート?なんで?」

「弟が結婚するから」

「!!」
「結婚って、弟がか?」



「できちゃったようで・・・」

「もしかしておなかにか?・・・」

「うん」

「いつ頃式挙げるんだ?」

「まだ、細かいことは決まってないけど」
「アララギも来るでしょ?」

「お、俺が!なんでさ」

「あたしからの招待」

「弟の結婚式に俺がか?」
「カノの知り合いで誰か来るのか?例えばクドウとか?」

「弟の結婚式にクドウが来るわけないでしょ」

「なんで俺が弟の結婚式に行くんだよ」

「来てほしいから」
「弟にも、お父さんお母さんにも言ったよ、あたし」
「披露宴だけじゃないから、言っておくけど」

「神主とかいる、あの席にもか?」


石野真子 プリティープリティー

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Victor




「わかってほしいんだけど」

(カノは表情を硬くした)

「当然でしょ」
「わかってほしいんだけど」



「おい!ちょっと」
「カノ!」

(カノは突然俺の足を抑えズボンを下げようとして・・・)

「カノごめん、式には行く」
「ごめん、カノ」

俺とカノは収まりがつかなくなっていた。

「俺たちまで、できちゃったはマズイよ」

「これゴムだから、つければいいし」



 かつて子供の頃、アマゾネス軍団と呼ばれ、野性味にあふれていたあのカノが、俺の前で蘇った。



「ごめん、ちゃんと行くから」
「弟の結婚式に」



「アパート探さないと」



「せっかく正社員になったんだから、続けないとな」



「じゃね、あとでまた報告するから」

「うん、おやすみ」

「おやすみ」



「こんばんは、遅くなった」

「こんばんは」



「ここから見る景色、綺麗だよな」

「そうだね」

続く

次回
⑪ニートクリスマス番外編 明日になれば



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母の日妻の日

2018-05-13 09:59:16 | 日記


 妻がテレビ番組の「OH!バンデス」を見てて、シャクナゲが今年、見頃なようなので行ってみたいと言うので、シャクナゲを見に行きました。
妻は、気が付けば日テレ系しか見ておらず、人あたりはいいのですが世間に影響を受けやすいタイプでもあり、NHKの集金が来た時でも「うちNHK見てないですから」と、平気で言うタイプで「いやいや見てますので」と僕が出て手続きをしたりと、「親にも見せられてたし、子供にも見せてたし、自分達の時になったら払おうよ」っていったような対立がちょくちょくあります。

そんな妻と一緒に、昨日ですがシャクナゲを観察。



シャクナゲをウキベディアで調べてみたら、有毒植物であるみたいで、

時々、家族の続柄を書くときがあるとき、「妻」って書こうとして「毒」って書いたり、妻と毒の漢字の区別がいまだに僕はわかりません。



奥に見えるのは七北田湖ダムです。



山道にもシャクナゲ











僕も文化放送を聴いてて行って見たいところがあると、妻に話し



東北歴史博物館へ

「東大寺と東北」展があると聞いて行ってきました。



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<みやぎのわらべ歌>

2018-05-11 18:05:55 | 雑記の宿


 今日は、『みやぎのわらべ歌』という本のご紹介をします。




宝文堂出版から、昭和47年11月25日発行となってますので、1972年・・・

ラジオからの情報で恐縮なのですが、「ジェン・ス―生活は踊る」や「久米宏のラジオなんですけど」などのパーソナリティーを務めている、TBSアナウンサーの堀井美香アナウンサーがこの年代にご誕生されたと聴いています。

その頃に出版された『みやぎのわらべ歌』でございます。

確か秋田県ご出身だそうなので、『あきたのわらべ歌』なども出版されているんではないでしょうか。

だからなんだ!と言われそうですが、聴いてしまったのでイメージしたまでです。



もくじなどを見ると、さまざまのジャンルに分けられていて、

遊び歌なども、書かれています。



音符入りで書かれているのもあれば、



言葉のみのもあったりと

「言葉は素晴らしい」と、ただただ垂れ流してる現在にあって、

コピーライターのように、オリジナルな表現で昔から言葉を生み出してたんだなーと今になって思います。





もくじには、悪口歌 はやし歌などもございます。



御はやし は、お祭りなどで披露することもありますが、

こちらでは、はやし歌について書かれています。





名前にちなんだり、特定の人物に対しての表現や



多数ある、ありふれた名前に対しての表現など

さまざまな悪口歌、はやし歌がございました。



植物を歌ったのもあり



この頃よく耳にするのが

「李下に冠を正さず」

が流行っているようですが、ここでは「もんもなったら取って食う」と歌っています。

僕も取って食うかな



絵描き歌などもありました。



今日は、あと自然や行事の歌の中から

<お月さまなんぼ>
<虹たった>
<まんぜろぐ>
<くわばら>
<お天道さま 強いぞ>
<風の神さま>
<月夜の晩に>
<お空ひなくせ>

に、曲をつけてスポークンワーズにいたしました。



<お月さまなんぼ>

お月さまなんぼ
十三 七つ
まだ年若い
あの子をうんで
この子をうんで
だれに抱かれしょ
おまんどこさ行った
油買いにお茶買いに
油屋の前で
すここん転んで
油一升こぼした
その油どうした
おやじに見せぬと
合羽でかくした

<虹たった>

虹たった
虹たった
早く見せっから
三時になった

<まんぜろぐ>

まんぜろぐ
まんぜろぐ
※地震の時に唱える。

<くわばら>

くわばら
くわばら
※雷が鳴っているときに唱える

<お天道さま強いぞ>

お天道さま 強いぞ
風の神 弱いぞ
ゴーゴー 吹いて来う

<風の神さま>

風の神さま
馬の神さま
戸をあげろ

<月夜の晩に>

月夜の晩に
重箱拾って
あげで見だれば
馬の糞

<お空ひなくせ>

お空ひなくせ
ばばべべ 納豆くせ
※夕やけ空に向かって歌う
ひなくせ=きなくさい。くせ=臭い。




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映画雑談

2018-05-09 12:51:22 | 雑記の宿
SCOOP!
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 今回は映画紹介にあたるのかどうなのかわかりませんが

『SCOOP!』という映画を観ました。

写真週刊雑誌編集社とそこで生きるフリーカメラマンの物語。

この映画で思ったことは、悟りの境地的に言えば

「本人は真実を暈し、他者はその本人の真実を鮮明に表す」

個人的な感覚で振り返ると、写真雑誌でまず、「フォーカス」という雑誌を読む?見るようになった頃?ささやかれるようになった頃は1983年前後ぐらいで、ゾンビから始まりオーメン、サスペリアなど、第何次ホラー映画時代か?わかりませんが当時の少年少女たちの間ではホラー映画の話題も過ぎ、少年漫画もあまり見なくなった頃、わりと求めていたのがグロ写真映像でした。

テレビのワイドショーでは心霊特集や心霊写真特集などもあった時代でした。

日本で言う、フェイクニュース「なんちゃっておじさん」といったオモシロ系もあれば、「口裂け女」といったことが社会的フェイクで盛り上がっていた時代もありました。

そういった時代背景で、ベトナム戦争でのグロ映像などが当時の少年少女たちは影響を受けていた時代でした。
ベトナム戦争で「ベトちゃんドクちゃん」の話題もありましたが、一方では「ベトちゃんドクちゃん」に当時の光ゲンジのメンバーの中に顔が似てるというだけでメンバーに対し「ベトちゃんドクちゃん」を例えにヘイトスピーチをしていた同級生が内輪ではいましたから、それがやがて公務員試験に合格したり、会社役員になったり、現在50代になって時代を反映しているんですから、予想通りの時代になったとも感じています。

現在日本社会は、ヒトラー思想の悪意すら薄れていて、オーム真理教や麻原被告を知らない若者が聖地巡礼をしてると報道され、歯止めはどこでつけたらいいのか?と、疑問に思う感覚にもなっています。

国会議員のひとりは相撲と土俵を国会に例えた題材に、それを見ている観客も一緒になって国会運営をしていかないといけないと言っていました。突き詰めると観客にも責任があるみたいな趣旨のことを申してるようでしたが、
「じゃ、相撲の勝ち負けは観客にも責任があるんですか?」と「サッカーワールドカップで日本代表が負けたら、サポーターにも責任があるんですか?」「ワールドカップの勝敗までサポーターも含め責任を担う国創りとは?どういう国になるんでしょうか?」
僕には日本が戦時中だった時代にしか創造できません。

「フォーカス」という雑誌が出始め話題を集めていた頃、「フォーカス」は確か、火曜日発売で、金曜日に別な出版社から「フライデー」が発売され、当時、僕の中の空気は「フライデー、金曜日、そのままじゃないか!」と一気に「フライデー」へ傾いていった感覚を覚えています。
その後、フライデー襲撃事件が起き、現在でもそれを知る人は多いのではないでしょうか。

「フォーカス」からグロ映像を求めてたり、セクシーグラビアの刺激を求めたり、高校生が「セーラー服を脱がさないで」と自ら歌い出した時代もあり、フリーが全面に出て生まれ、それに麻痺された時代を垣間見る映画でした。



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