熊本県八代市立泉第八小学校

九州脊梁の山懐、五家荘の樅木地区にある小学校です。
全校児童3人と地域の様子を紹介していきます。

樅木天満宮大祭、盛大に開催! ~神楽奉納~

2023年10月31日 15時05分58秒 | 日記

 
 10月22日(日)樅木天満宮大祭が開催されました。この大祭では、200年ほど前から神楽が奉納されてきました。樅木の神楽は、宮崎県の高千穂神楽を元祖として、宮崎県椎葉村向山から樅木地区に伝わったと言われています。昔は、神楽が24種類あり大祭前日の夕方から夜通し舞っていたそうですが、神楽を受け継ぐ人がいなくなったり、戦争が続いたりしたことなどから、いつの間にか樅木神楽の伝統は消えてしまいました。それとともに樅木地区はひっそりと静まりかえり、都会へ出て行く人が増えてきました。
 このままではいけないと思った人々が、「神楽を復活させれば、地域も元気になるのではないか」と考え、樅木神楽保存会を立ち上げ、樅木神楽を復活させることにしました。一度消えてしまった神楽を復活させることはとても厳しいものでしたが、保存会のみなさんの努力で、長い年月をかけ13種類の神楽を復活させることができました。
 この復活させた神楽を、途絶えさせることなく後世に伝えていかなければならないと考え、1974年に樅木児童神楽をスタートさせ、子供たちに伝えてきました。
 このような歴史を背景に、コロナ禍で縮小が続き、昨年は諸事情で開催できなかった樅木天満宮大祭を、今年は4年ぶりに通常の形で開催することができました。
 神事の後、学校の職員も参加する“宮神楽”から始まり、“飯神楽”“壱神楽”と続きます。様々な神楽が奉納される中、子供たちが舞う“日当て”があります。そして、最後は“神〆”で終了です。
 この樅木天満宮大祭を通して、地域の方々の樅木を思う気持ちがとても伝わってきました。それと同時に、人と人とのつながりを感じることができました。以前泉第八小学校に関わった先生方も来られ、地域の方々と一緒に神楽を奉納されたり、宴席に参加されたりする姿からも、学校と地域とのつながりを感じました。
 これからも、泉第八小学校「地域とともにある学校」であり続けたいと思います。


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稲刈り&脱穀 新しい友達も一緒に

2023年10月24日 09時32分15秒 | 日記
 
 
 10月4日、たわわに実った稲の収穫を行いました。この日は、体験入学に来ていた2年生のお友達も一緒に行ったので、より楽しい稲刈りになりました。

 まずは、お世話をしたくださっていた農家の方から稲刈りのポイントや注意点を聞き、各自鎌を使って稲を刈りました。


 刈った稲は、稲わらで結び、まとめておきます。

 稲刈り機も体験させてもらいました。

 全て刈り終わったら、天日干しをして終了です。

 10月13日、脱穀を行いました。天日干しした稲の束をコンバインで脱穀します。みんなで力を合わせてがんばりました!

 これまでお世話していただき、また、稲刈りと脱穀のお手伝いとしていただきありがとうございました。次は、1月の餅つきです。今からとても楽しみです!
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