なす日々

何かを成すつもりが、気がつけばこの歳に・・・でも、生きていれば何かは成している。

親子関係

2024-01-17 07:32:52 | 子ども

今日は息子の心療内科の日。

 

元々、打てば響くとは真逆なタイプの息子なのだが

今後の進路に向けて、それを見守る物理的状況ではなくなり

夫と共に話し合いを進めているのだが当人「分からない」で膠着状態。

正直、もう、万策尽きて、私の中では・・・どうでもいい・・・と

少々投げやりな気持ちになっていた。

 

そんな中で、心療内科の待ち合わせ中

息子が私に心ない言葉を言い、いつもなら流せるが

今日は流すことができなかった。

 

それでも外だし、元々自分の母と同じにはなりたくなくて、

意識的に、なるべく感情のまま怒るのを抑えているので

静かに何回か、いかにそれが不適切な言葉であるかを

順を追って説明した・・・まぁ、要は責め立てたのだ。

 

とはいえ、完全に追い詰めることはしなかった。

元気な?私ならそこまでしてしまったかもしれないが

もう、息子に言っても意味が無いと、諦めの心境の方が

今日は強かったからだ。

 

心療内科では、先に息子が発言する。

最後に私に家庭の様子を聞いてくるのだが

今日は、息子と私の間の不穏な空気を感じ取ったのか

いつもより早く、息子と医師のやりとり中に

何度か私にも質問してきた。

 

言葉少なに簡潔に答える私。

いつもなら、もう少し、背景なども説明するのだが

今までの丁寧な説明も、何かプラスになっていたとも思えず

医師の求める答えだけに集中した。

 

ただ、最後の、家庭での様子については

現状をしっかり伝え、もう、親としてもこれ以上どうしようもないので

後は当人次第だと思います、と締めた。

 

医師も、私に配慮し、息子にアドバイスしていたが

まぁ、結局の所、薬を貰いに行っている感じだ。

でも、それが息子の精神安定に少しでも繋がっているのなら

大きな意義があろうというもの。

 

夜、珍しく、ソファベッドで寛いでいる私に息子が寄ってきた。

小さい子がお母さんに怒られたときにする、

ボディランゲージ(スキンシップ)の一種だろう。

まだ、こういうところが残っているので、

母としての情を完全に切り離すことはできない。

 

一人の人間として尊重する事と、母親としての情は

相反する行動になる場合がある。

上手くバランスを取らないと、息子を潰してしまうと思うのだが

中々難しい物だ。