20年振りの新作が紙媒体で商業誌に載り、見本誌が送られてきた。
まず・・・紙が薄くなったなぁ。
再掲載ばかりだし、カラーページも減っているし、
色も変えてないし・・・やはり紙の雑誌には力を入れてないんだと
改めて思った。
(勿論、変わらない雑誌もあると思うけれどね)
それでも、何とか発行しているのは
私の描いている雑誌が、所謂レディースコミック(エロなし)なので
まだ、紙媒体の方が良い人もいるのだろう。
(40~60代、メインは50代かも)
私が連載をしていた頃は30代ターゲットだったのだけれど
今のその層は、もう、スマホで読むんだろうなぁ。
アラ還の私でさえ、今やタブレットで見る方が見やすいもんね・・・
紙がメインの女性雑誌は、もう、色々厳しいし
後は一般紙で勝負するしかない。
そうなると、今までのストーリーだと難しく
やはり、今関心のある事のエッセイ漫画になるだろう。
(元々昔も、一般紙での担当編集は、エッセイ漫画でついた)
今の担当は、紙媒体で発表するより
電子で過去のと合わせて総集編の方が
お勧めと言っていた。
ただ、やはり、描く方としては紙で印刷されるのって
やはり特別感があるのさ。
本屋に並べられているのを見るのもね。
将来性を取るか、過去のスタイルに拘るか・・・
まぁ、いずれにせよ、まずは、出版社、そして読者の方々の
ニーズ次第だけれど。
趣味の延長なら、昔の同人誌感覚で、ネットにあげるか・・・
需要があればお金になるしね。
いくら紙が良くても、もう、自費出版でコミケとか
そこまでのバイタリティはありまへん。