本日、NHK総合「情報まるごと」で、「昆虫食」、「セミ会」の活動を紹介していた。
蜂の子や、イナゴの佃煮は知っていたが、セミは初めてだった。
素揚げにしたり、佃煮にして食べていたが、「おいしい」という声が紹介される。
昆虫食は、世界的にも広がりがあるとのこと。
「昆虫料理研究会」なるHPをのぞいてみた。
東京新聞」の「筆洗」によると、国連でも、「人口増や気候変動による食糧危機に備え、
栄養価の高い昆虫食に目を向けるよう促しているという。」
日本の捕鯨は、反捕鯨国から批難されているが、反対理由は同一ではないし、
アメリカのように一国内でも、立場を異にする場合がある。
宗教上の理由で、動物(牛、豚など)食を避ける場合もある。
私は、刺身は好きな方であるが、目の前でさばいた場合は食べられない。
「踊り食い」もしない(こわくてできない)。
食は、「習慣」、「文化」であり、違う習慣を持つ側から、批難することは間違いだろう。
ただ、微妙な領域もあると思うのは、「金魚」や「犬」、「猫」などをどうとらえるか。
中国では、「猿」なども食べるという。信憑性は疑わしいという意見もあるし、
中国への偏見を助長する目的で放映されている可能性もあると思われる。
要は、広い地域で行われている「食習慣」なのか、テレビ向けの「作り事」なのか。
その辺りにあると思う。