悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

久方の雪に②

2014-02-15 20:37:25 | 雑記

当会始まって以来の例会中止。状況判断の結果だから、残念というのは当たらないが…
朝、古河駅に行ってみると、100人以上が改札前で電車が動くのを待っている。
始発から動いていない。連絡が行き届き誰も来なかった。
決行しても、動きはとれなかった。

昼前、施設から母が熱を出したので早めに迎えをと電話が入った。
以前にはよく電話が入った。37度を超すと騒ぐが、家では34.5~7度くらい。
施設に行くと7度台になるが、本人は異常なし。そんなことが常態である。
34度台だと連れていってもらえないので、35度台と言う。
施設ではいつも体温が上がり、いつものことなので、37度台では騒がなくなった。

今、38.1度とのことだが、体調不良の訴えはまったくないとのこと。食欲もある。
部屋が暑いので体温が上がっただけと軽く見て、迎えに行かず、
また大げさにと、軽くあしらう。
1時間くらい早めに迎えに行こうとは思った。

道路には雪が積もっているので、車いすの母を家に入れるには時間がかかる。
雨も少し降っているので、除雪の準備をしなければならない。
車を駐車場から出すのもたいへんだった。

施設では、家庭の事情も考えずに勝手なことを言うと思ったが、グッと飲み込み、
もう少し様子を見て下さいと、優しく言い、ゆっくりと迎えに行く準備をした。

家に帰り夕食を待つ母は、「食事はまだか、腹が減った」と催促をする。
ほーら大丈夫だったじゃぁないか!

こっちは長いつきあいでだいたい様子はわかっているんだ。
施設だって、37度台で様子が変わらなければ、何も言わなくなったじゃあないか。
少しは理解が進んでいるが、38度台でも、雪雨の中を無理に帰すことの無謀を、
理解して欲しいと思った。

それでも、世話になる立場は弱いものだということを、施設はわからなければいけない。