名古屋にあるNPO「ささしま共生会」は、路上の医師団と呼ばれ、
路上生活者の安否確認を行なっている。
彼らの活動の是非を言うのは難しいが、行動を起こしたことには感心する。
しかし、正直言って、私は路上生活者の気持ちがわからない。
生活保護を申請すれば、ほぼ100%受理される。
本当にぎりぎりだが、最低限度の生活は保障される。
そういう生活を拒否する人があんなにもたくさんいることが理解できない。
私は、似たような境遇になれば、生活保護を受給するみちを選ぶ。
役所の申請拒否や、周囲からの差別などを考えると躊躇はあるだろうが、
彼らには怖いものはないはずだ。
何者かから逃げている人にとっては、所在を明らかにしたくないのはわかるが、
そのような事情がなければ、申請して欲しい。
また、公園生活者などに炊き出しをしているニュースを見るが、私にはできない。
どうして生活保護を申請しないのかというところで、私の思考は先に進めない。
私は、生活保護を利用すれば、公園や橋下がきれいになると考えている。
その程度にしか考えられないのが、「路上の医師団」の活動と比較して、
薄情ではないのかと、多少気にしている程度だ。