ー夏場のCPU、ディスク温度検証ー
最近、気温上がってきましたね。 室内温度が28度まで上昇してきました。
真夏で冷房を入れている状態と同じですね。
このパソコンを自作したのが年末、今まで冬で室温も低かったのでCPU温度上昇も限定的でした。 室温が上昇している状態でどこまでCPU温度が上昇するか? 検証してみました。
いつものようにOCCTで強制的にCPUに負荷100%にしてCPU温度がどうなるか 検証
アイドリング状態で CPU温度は25度前後 (冬室内温度が25度以下の時はCPU温度20度前後)
この状態でCPUに100%負荷を与えてみると65度前後に上昇(冬室内温度25度以下の時はCPU温度60度前後)
冬 室温25℃以下 OCCT計測結果
5月 室温28℃ OCCT計測結果
気温が上昇した5月でも CPU温度65度前後でとどまっているので CPUクーラーで冷却されていることがわかりますね。
90度越えてくると 熱暴走で パソコンがダウンしてしまうから 温度、特に夏場は要注意
CPUクーラーはケースのエアーフローが良いので トップフロー式のKABUTO3を装着しました。
(今回の検証で ケース内部のファンコントロールでファン6個の強さは強中弱の内「弱」に設定。仮に夏場、内部デバイスの温度が上昇するようならこのファンコンを強に設定すれば幾分温度は下がると思う)
夏場でも100%負荷状態で 70℃前後以下で保てれば問題ないでしょうね。
(ケース内部にも140㎜のファンが稼働しているため ケース内部のエアーフローは良い方です)
ディスク温度状態(室温 28℃)
内臓SSDやHDD温度は、SSD31℃ HDD34℃ 温度上昇は抑えられて30℃前後。 外部にある外付けディスクはケースに密閉されているため44℃から51℃と高めになっています。(注:Fディスクは 内臓M.2 このM.2はかなり高温になります。負荷を与えると70度近くまで上昇する事もあるのでヒートシンクをつけてある)
Fディスク(M.2)に高付加を与えた結果 温度は61℃に上昇。(70℃まで上がらなかった)
上の写真はM.2のヒートシンク
参考
M.2=3.3V SSD/2.5インチHDD=5V 3.5インチHDD=12V
(M.2の電圧Vは3.3Vなので、通常SSDや2.5インチHDDは5V使用で5Wから7Wなので1.4Aの電流が流れる仕組み、M.2の使用ワット数はSSD、2.5インチHDDと同じ5W~7W、使用電力が3.3V使用なので 2.1Aの電流が流れる。 通常SSDや2.5インチHDDより50%~60%アップの電流がながれ、書き込みなどの高負荷時では2倍近くになる。よって、M.2は、2.5HDDやSSDより高温になる為ヒートシンクが必要。)
◎最後に 実作業 HD(720P)の動画をエンコードして CPUやディスク(M.2)温度上昇がどうなるか見てみました。(ソフトで負荷を与えるのではなく、実作業で負荷を与えるやり方)
CPUは100%に張り付いて メモリは53%使用 (16GB装着のうち8.7GB使用)
メモリについては これだけ負荷をかけても50%を少し超える程度しか使用していないので 余裕を見ても16GBもあれば十分。16GB以上は必要ないということです。
CPU温度は56℃程度に上昇 OCCTで強制的に負荷与えるより温度は上昇しなかった。(OCCT=65℃ 実作業=56℃)
エンコード先のディスクをF(M.2)に指定して 温度上昇がどこまで上がるかをチェック
実作業による温度上昇は59℃程度まで上昇 ソフトで強制的に負荷を与えるより 上昇しなかったが、誤差の範囲ないでしょう。
同時にワットメータで計測してみました
114ワット使用、CPU Corei7 6700K 91W、グラボGTX1050Ti 85W 合計176W。
グラボは100%使用はしていないという結果(CPUは100%近く負荷がかかっている)、ゲームでもやらないとグラボは100%フル活動しないということでしょう。
ファイナルファンタジー(ゲーム)をやってみた (ベンチマークだけど)
ワットメータ 139Wを記録
ファイナルファンタジー ベンチマーク↑
ーこれなら夏場30度越えにも 問題なく 耐えられると思いますー