重連貨物写真紀行 -峠越えの軌跡-

忘却の彼方に取り残された、かつての備忘録。

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2016-11-24_去りゆく色の組み合わせ。

2017年03月17日 01時00分00秒 | JRF_中央西線(平坦)

今日、貨物機唯一であった国鉄色を纏った1019号機が運用離脱をしてしまったようです。
あのカマ自体、国鉄色と呼んでいいのかなんとも判断難しい色をしてるので人によってはあれは別物と言われるかもしれませんが...
ということで、貨物機で残るのは似非広島更新色と大宮更新色。組み合わせとしては圧倒的に大宮+大宮が増えるでしょうね。

一昔前なら一番嫌いだった大宮+原色のペアが無くなるというのは何だか複雑な心境ですね。
少なからず、国鉄色先頭で撮れなくなってしまうというのは非常に残念な限りです。


さて、そんなわけで今回は国鉄色がまだ走っていた頃、一番嫌な組み合わせで登板してきた3084列車です。


EF64形1000番代+タキ1000形 (2+14輛編成) 3084レ 高速 塩浜行
EF64-1020+EF64-101*(エンド不揃い)

休みの日に特に遠征の予定もないときや午前に予定噛んでる日は午後から少しだけ鉄してたりします。
こういう時は運用も見ずに家を出るのですが、この時はまさかの混色&エンド不揃い。
一番ネックなパターンでしたが、原色機が全機落ちた今見ると一抹の寂しさを感じないこともないです...

でもやっぱり塗色とエンドは揃ってたほうがいいですけどね(笑)

では、今日はこの辺りで。ノシ


2015-12-15_暖冬予報と遅い紅葉。

2016年01月31日 21時00分00秒 | JRF_中央西線(平坦)

この記事を書き始めると、ふとそう言えば今年は"暖冬"になるなどと言われていたのだなと思いますね。何が暖冬なのだか...
今年はスタッドレスタイヤ無しで行けるんじゃないの? なんて思っていた時期もあったのですが、そんなことは言ってられませんね。
まぁ、その辺は流石に西線行くつもりなので端から交換する予定でしたけど。


さて、そんなわけで今回は西線の山岳区間で紅葉が撮れなかった腹いせに平坦区間で地味な紅葉を。


EF64形1000番代+タキ43000形/タキ1000形 (2+14輛編成) 5875レ 専用 南松本行
EF64-1020+EF64-10**

手前の方の紅葉は残念ながらもう散っています。ただ、時期を考えるとまだこれだけ残ってるのも不思議な話。
大体ですが、例年ならここは11月中旬~下旬辺りがピークなんじゃないかなと勝手に思ってますからね。
個人的に、西線の紅葉は奈良井などの上の方の区間が11月上旬、伊奈川とかその辺が11月中旬、平坦区間が下旬ぐらい? みたいなものだと思ってますんで。

今年は暖冬で少しだけ遅れたみたい? ま、遅れたといっても山岳区間は土日の天気がことごとく悪く撮影どころではなかったのですが...

参考までに3年前のものがあったので...


同上。
EF64-1043+EF64-1014(エンド揃い)

この時ももう既に手前側はほぼ散った状態、下手したら今回以上に。でも奥のほうがまだ残ってるだけマシってとこでしょうか。
この時の撮影日時が2012年の11月30日、今年はおおよそ2週間ほど紅葉が遅いのかもしれない。

今シーズンの紅葉はもう撮れないが、来シーズンこそは各撮影地、履修していきたいものだ。
では、今日はこの辺りで。ノシ


2015-08-09_あの日の思ひ出。

2015年08月15日 21時00分00秒 | JRF_中央西線(平坦)

さようならお盆休み、この土日を越えたら9月を越えるまでは土日以外休みらしい休みはありません...
というか、もう夏の時期にあまり車自体乗りたくも無いんですけどね。前の普通車からNAの軽自動車になった関係で色々と苦しい。
ターボでもついてれば話は別なんでしょうけど、この時期のクーラー使用時が辛い。坂とか酷いとベタ踏みでも速度低下するし...
まぁ、少しして学校が落ち着いたら自分の車を買おうかとも思いますけど。


さて、お盆休みが近くなってきた日曜日。コンテナ主体の東海道では運休も出てくるような時期ですが、専貨メインの西線は然程。
流石の西線もコンテナ便の春日井・多治見、81列車辺りなんかはお盆入ったら運休かかっちゃいますけどね。石油は増発出るのかどうなのか...

そんなわけで、原色機が充当されそうだったのでそれだけでも行こうかと矢田川へ。というか、そもそも日曜なのでこれぐらいしか動いてないし。
(81列車はいつから運休か、毎度毎度悩まされます。どっちにしても地元だと順光少ないのであんまり撮らないですが...)


EF64形1000番代+コキ100系 (1+12輛編成) 1653レ 高速 多治見行 傾き補正

1日撮影の多治見貨物は1019号機、今回撮影の多治見貨物は1012号機。俯瞰だと機番なんて読めませんけどね...
ここの鉄橋も「高さ注意」の看板がなければまだ別構図の可能性が残るものなのですが、なんとも残念。
個人的にはもう少しサイドからもっと広角の構図で撮れないかな? なんて思ったのですが看板が邪魔で無理でした。
今回は25mm、以前の記事で取り上げた機材です。別にこればっか使おうというつもりはないのですが、空が綺麗だったもので。

今思えばここで多治見貨物を撮るのは一体何年振りか。一眼レフを使い始める前、TZ20を使い始めてすらない頃ぐらいですか...
あの頃は今とはまた違った方向で精力的に鉄道に向かって行っていたような気がします。情報も機材も技術も何もかもが未熟でしたから。
そんなことを思いながらシャッターを切ってましたが、構図を考えてる時に過ぎるのは、「ここって難しい...」ということ。
背景のアパートは仕方ないとして、左側のアパートと、それから一番の難題の上り線路&鉄橋の柵。
そういったことも相まって、一眼レフを使い始めてからは少し避けてたような気もします。短編成ならまだ撮りやすそうですが...
(毎年、シーズンが来るたびにここで旭日を拝んだ6883列車を撮ろう撮ろうとは思うのですが、中々体が動かない...)

この後は特に撮影意欲も湧かなかったのでそのまま帰投。

では、今日はこの辺りで。ノシ


2015-08-01_盛夏、靄掛かる展望台。

2015年08月13日 21時00分00秒 | JRF_中央西線(平坦)

束の間の休息、御盆も遂に迎えた後半戦。休みに慣れて貴重な時間を無為にしがちですが、終わりも近いので焦る気持ちも...
結局のところ、長期休みの前ってよほどきちんとした計画立ててない限り、なんとなくなーなーで休みが終わってしまうんですよね。
勿体ないとは思いながらも、でもそれってこういう休みの時にしかできないよな、なんて逆に考えて自分に言い聞かせてはいますが...

せめて休みが終わるまでに満足いくカットがいくつか撮れればなぁ...


さて、そんなわけで今回でネタがもう切れそうなのですが撮影に出てないので相も変わらず地元ネタ。
どうせ地元なら西線以外の他路線も手を出してみたら面白いかな、なんて思ってますがホームグラウンドじゃないのでちょっと敬遠気味です...

8月の1日と言えば、81列車に広島更新重連が入った日なのですが、入るかな、なんて思ったころには用事が入っていたので無理。
用事の時間が昼前なので、せめて多治見貨物ぐらいは撮っておこうかなと苦し紛れに展望台へ。

運用通り、国鉄色が入ってくれましたが、どうにもロケーションが悪い...


EF64形1000番代+コキ100系 (1+12輛編成) 1653レ 高速 多治見行

冬に広島色、水を張り始めた時期に大宮色、水田が青くなった頃に国鉄色。ここは来る度に見える表情が変わりますね。
しかしながら、今回はちょっと条件が悪く、水を多く含んだ夏特有の蒸し暑い空気の所為で、透明度は失われひどいガスまみれ。
高蔵寺の駅がガスってしまうのは致し方ないとしても、展望台直下のカマまで霞んで見えないというのはいくらなんでも酷いのではないかと...

流石は日本一の暑さを競う多治見が近いだけあるというか、夏らしい嫌な一面ですかね。
この後は用事があったので上りたいところを我慢して家まで飛ばしていきました。

次回以降も恐らくは地元ネタだけになるかと。
では、今日はこの辺りで。ノシ


2015-07-31_新型兵装実験。-後篇-

2015年08月11日 21時00分00秒 | JRF_中央西線(平坦)

束の間の休息、御盆休み。定期試験終了から2週間に渡る補習を終え、ようやく訪れた1週間の御盆休み。
この休みが終わると、3週間に渡って再び地獄の補習コースとなるが、今はそれを忘れて刹那主義に生きたいところだ...
というか何が嫌って、平日の09:30~20:00まで学校で拘束ってことが嫌なんですよ。こんなの鉄する時間ないじゃない!
別に悪いことしたわけでもないのにこんなふざけたスケジュールを強制でさせるとかあの学校は狂ってる...
とりあえずはこの目先の1週間をどうやって楽しく生き抜くか、これが大事です。先のことは先の自分に任せりゃなんとかしてくれるのです。


さて、そんなわけで若干やつれ気味ですが前回の続きです。

学校の下校ついでの鉄なので機材の幅が狭い。弁当と水筒の兼ね合いで持っていけるレンズが1本ぐらいなんですよね...
今回は何としても17-40を使うつもりだったのでこれしか持ってきてないわけです。(というか家に届いてから使う機会が中々来なかったのです)

結局のところこんな時間に広角で撮るところなんて思いつくところはロクにないわけで、矢田川へ行ってきました。
なんていうか、5885列車に光線が当たるようになってからというもの、ちょっとハマってますかね(笑)


EF64形1000番代+タキ43000形/タキ1000形 (2+12輛編成) 5885レ 専用 南松本行
EF64-1026+EF64-1015 (エンド不揃い)
ISO-400 17mm 1/2000 f/8

30日・タキ7輛、31日・タキ7輛、という結果から今日も7輛やろ! と思った結果がこれです。寄った構図だと7輛が個人的にベストなのですが...

前回からやたらとSSが速いのはホキの練習で313系撮った時に1/1000で微妙に流れて広角の恐ろしさを知ったからです...(笑)
前回は解放絞りで撮影したので、今回は絞って撮影。F5.6からは写りがいい、なんてレビューも見ましたが、個人的には解放から実用域ですね。

今回は前回以上にレタッチは控えめ。前回はDLOで少し処理してますが、今回は色収差のみ。シャープネスも大分甘めです。
というのも、色収差は流石に仕方ないので目を瞑るとしても、色乗りの良いレンズでいい感じです。そこまで補正するほどでもって感じですかね。
色収差はどうにも許容出来ませんが、歪曲はそのレンズの味だと自分は思うんです。歪曲してるからこその迫力とかがあると思うのですよ。

ここでこんなスッキリとした空を仰いだ写真を撮れるのはあと何か月か... 着々と工事は進んでいるようですね。
こんな言い方はよくはないのですが、どうせやるなら逆サイドの方を潰してほしかったですね。どうしても影になるので...

以下、しばらくレンズの長々と非生産的な所感。


これにてニューフェイスの試験撮影終了。結果としてはレビューなんかよりは遥かにいい感じではないかなと。
まぁ、そもそも広角レンズはフルサイズで使った時に、四隅が~とか何とか言うのでAPS-Cなら無問題ってのも多分にあるのでしょうが。
あと、写りとかではなくレンズ本体のフィーリングですが、先ず、軽い。そして、全長の変わらないインナーフォーカス&防塵防滴構造。
軽くて全長の変わらないレンズは構えやすくとても扱いやすいので良かったです。ってか久々にこんな軽い機材使いましたよ。
防塵防滴は正直どうでもいい、なんて思ってましたが、鉄って基本的に撮影環境劣悪なのでこういうのって結構大事だと最近改めて思いました。
(うちの本務機、7D mk1は度重なる雨天時の使用により1年前ぐらいからストロボ故障... まれにボタンが効かない等の若干不調機...)

結構、レンズのガワの設計も気に入ってるわけですが、あのフードだけは解せない。
ハレ切りで来てるか分からんようなペラペラで薄い、それでいてレンズ本体よりも大きく膨れ上がった広くて邪魔なフード。
なんだかんだ言ってAPS-Cなら深いフードもいけるんじゃないの? なんて思って28-70用の付けたら24mmまでケラレました(笑)
28-70に70-200の深~いフード付けても問題ないというのに、何とも惜しい話です。(故に普段、28-70のフードは持ち歩かない(笑))


というわけで久々の機材新調は結構満足いく結果となり良かったです。次回も地元?ネタです。
では、今日はこの辺りで。ノシ