今年は全国的に林業における死亡災害が多発しており9月末現在で43名の方が亡くなっています。このうち伐木造材作業で28名(2/3)の方が死亡しており、過去5年で最悪の状態となっているとして10月4日付で林野庁から林業労働安全対策の強化についての文書が出されています。
間伐等の伐木造材作業が本格化するこれからのシーズン、災害の未然防止のため現場指導の強化が必要となります。そこで仁多郡内の山林及び製材所の労働安全パトロールを実施しました。
最初の現場は複層林施業のための刈払い機を使っての地拵え作業でした。傾斜のある斜面と松食い虫による枯損木が点在する危険度の高い作業です。
森林組合から作業の状況を聞く
労働基準監督署の課長はさすがに厳しい目つき
右側の景山さんは今年グリーンマイスターで勉強中の若手です。ちなみに彼はスキーがうまく、昨年度の島根県スキー技術選手権で1位になった県スキー界のホープです。
ヘルメットをかぶり左を向いている方が班長の山田さんです。植物に非常に造詣が深く樹木、草本、シダ類と植物分類に関しては幅広い知識を持っておられます。
第2番目の現場は雑木と松の伐採搬出現場です。
左はグラップル
チェンソー作業はヘルメット、耳栓、めがね、足回りともよく装備されていまし た。
最後は製材所のパトロール
よく整理整頓されており問題のない製材工場でした。
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