マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

アフターモーターショー番外編 ~NSX Comcept編~

2012年02月04日 | イベント
寧ろ出すのが遅いくらいです。

1月のNAIASショーで出品されていた
NSXのコンセプトカーが土日だけ展示されると聞いて
見に行ってきました。
場所はホンダ本社のウェルカムプラザ。
ここに来たのは2輪のドゥーハンとビーティーが来て
トークショーをやった時以来でしょうか。
20年近く前の話です。

色んな要素が混ざってますが、まごうことなきNSX。

NAIASの時の発表によると、
NSXは近い将来発売予定だそうで、
このモデルはデザインスタディ第一弾な様です。
殺風景なまでに飾りの無い面構成と
何かいつも一世代前のマツダみたいな顔だよなぁ
という辺りは、とてもホンダらしいと思います。(ホンダの人、すいません)
ボンネットとライト、グリルの関係はクラリティも連想しますね。

ここら辺の処理はモードを抑えている感じですね。

とは言えなんですが、この車を見て最初に思うのは、
やはりヴェイロンR8の影響って大きいんだという事。
先代はフェラーリがベンチマークになっていたので、
スモールキャビンとエンジンを誇示するかの様なリアエンド、
ドアパネルにもフェラーリっぽいディテールがありましたが、
この車はフォワードキャビンで塊感を出している事と、
リアフェンダーを大きくしながらキャビンとを繋ぐために
Cピラーが複雑な形をしているデザインの流れが、
現代風なミドシップの文法に則っているんだなと思います。
そんな事を思いながら、今風にNSXを作ったら
こういう事になるよなと思える説得力がある
デザインだと思います。

エンジンは何処に積むんでしょうね。

荷物置き場なんだと思いますが、
何となく透けて見える室内を覗くと
シートの後に結構なスペースがあります。
貰った紙にはV6エンジンのハイブリッドとあるので、
結構なスペースを使うと思うのですが、
それらしいスペースが無いのが、この車の不思議なところ。
リアエンドにエンジンフードらしき物がありますが、
ここにエンジンを置くとRRになってしまいますしね。
如何にもミドシップな低いボンネットには
V6が収まる様な高さは無いので、
この車の一番の謎はエンジンの置き場所でした。
普通あるべき場所に低く埋まる様に収まるのでしょうか。

良く見えないながら、内装も作っている様です。

この車を見ていて思った事がもう1つ。
コンセプトカーを見て思う事はあまり無いんですが、
デザインではなくて工作の作り込みが甘いなという事です。
特に窓に当る部分、プラ板で出来ていると思うんですが、
職人が入念に曲げて・・・というよりは
プラスチックが曲がったなりの成り行きな雰囲気です。
他にもグリルがメッシュを貼ってあるだけだったり、
ドアハンドルもスジ彫りをしているだけの様な
見るからに開かなそうな加工がされていたり、
大雑把なところがチラホラ見受けられました。
それを指摘するつもりはなくて、それをもって
この車はまだデザインの初期段階で、
完成するNSXはここから変化していくんだろうな
という感想を持ちました。

コンセプトカーというのは役目が終わると
お蔵入りになってしまう事が多いので、
貴重な体験が出来たと先ずはホンダに感謝ですね。
NSXは明日(5日)まで展示されているそうです。
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東京オートサロン2012インデックス

2012年01月25日 | イベント
東京オートサロン2012 ~総括編~
東京オートサロン2012 ~レッドブルX2010編~
東京オートサロン2012 ~東京モーターショー補完計画 編~
東京オートサロン2012 ~メーカー展示も面白かった 編~
東京オートサロン2012 ~オートサロンの本題みたいな車達編 Part1~
東京オートサロン2012 ~オートサロンの本題みたいな車達編 Part2~
東京オートサロン2012 ~オートサロンの本題みたいな車達編 フォトフラッシュ~
東京オートサロン2012 ~驚きの塗装編~
東京オートサロン2012 ~オートサロンのもう1つの本題といえば編 Part1~
東京オートサロン2012 ~オートサロンのもう1つの本題といえば編 Part2~

2009年版はこちら。
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part1~
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part2~
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part3~
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part4~
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東京オートサロン2012 ~オートサロンのもう1つの本題といえば編 Part2~

2012年01月25日 | イベント
パート2です。
一応、写真を趣味としてやっているのですが、
普段、室内で撮る事も人を撮る事も殆ど無いので、
露出合わせが相当難しかったです。
フラッシュも全く使わない人だし・・・
こうやって見てもバランバラン。
途中から人物撮影の特訓になっていたのでした。













今年は発見、驚き、笑いというよりは、
レベルアップ具合いに驚いたオートサロンでした。
モーターショーは2年に一度ですが、
こちらは毎由やっているので、また来年。
敢えて希望を言えば、こっちも台場でやってくれないかな・・・
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東京オートサロン2012 ~オートサロンのもう1つの本題といえば編 Part1~

2012年01月24日 | イベント
コンパニオンもオートサロンの
大事な要素の1つです。
今年は見ていて気付いた事が1つありました。
今回もそうといえばそうなんですが、
車を見に来る層、コンパニオンを見に来る層で
まっ二つに分かれるのがオートサロンの特徴。
今まではコンパニオンも車と関係無いんじゃないか
という振る舞いの子も結構目立ったのですが、
最低限、ヘッドランプの前には立たないとか、
車を立たせるポージングをしているとか、
プロっぽい人が増えた気がしました。(偉そうな)

そんな中でも、モーターショーにはいないよな
という感じの写真をピックアップ。
それ以外はフォトチャンネルでどうぞ。










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東京オートサロン2012 ~驚きの塗装編~

2012年01月24日 | イベント
モーターショーのベンツの回で少し書きましたが、
艶消し塗装がこの何年か流行っているそうで。
最後はマニアックに、オートサロンで一番の流行りだった
艶消し塗装を中心とした、塗装のお話。

至る所で艶消しが見られました。

艶消しは、通常クリアーを吹くトップコートに
マットを使うと表現出来ます。
工法が変わる訳でもなく、やる分には簡単なのですが、
マットは光を反射しないので傷が目立つというのが一番の難点。
ワックスもテカリが出てしまうのでかけられず
胃潰瘍になりそうになりながら細心の注意を払って運転し、
虫も水垢なども直ぐに染みになってしまうので
小まめに小まめに水洗い・・・と、
途方もない労力がかかるんだそうです。


傷も味だよと言えてしまいそうな
SUVなどなら良いんでしょうが、
普通の車では折角の塗装がみっともなく見えてしまいます。
で、これだけ増えたので、
何かメンテが楽になる画期的な方法があるのかなと
幾つか聞いて回ったのですが、
そういうのは特に何もないとの事。
艶消しの車が大分増えてきて、
思ったよりも長持ちする事が分かったとか、
塗り直せばいいんだよという意見な様です。
こなれてきたという事でしょうね。

カッティングシートの技術も上がっている様で。

逆に旧来的なカッティングシートを貼る方法も
プリント技術が上がっているのか
精巧な物が多かったと思います。
写真はワニ皮風なカッティングシート。
これで2年くらいは普通にもつんだそうです。

艶消しとはまた違う塗装も面白かったです。

その他、写真の様なカーボン調のシートに
多分薄いアクリル版だと思うのですが
奥行きのある外板を付けている車もありました。
拘りを持った人の特注品から始まるんでしょうが、
この分野はアフターマーケットの方が進んでいる様ですね。
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東京オートサロン2012 ~オートサロンの本題みたいな車達編 フォトフラッシュ~

2012年01月23日 | イベント
紹介し切れなかった車も含めて。
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東京オートサロン2012 ~オートサロンの本題みたいな車達編 Part2~

2012年01月23日 | イベント
パート2では、
とは言ってもなボスキャラ級の車をご紹介。

文句無しでチャンピオンです。

バカバカしさ、工作のレベル、独創性と創造性、
如何わしさ、意味の無さ・・・・
どれを取ってもザ・オートサロンな車。
今年のチャンピオンに勝手に任命です。
(何もあげませんが)

エスティマのオープンカー・・・笑

これもオートサロンらしくて微笑ましいのですが、
やはり工作のレベルがとても高いので、
コンセプトはクルーザーなのかなと思う様な
情報量を持っている車だと思います。
脱帽ですね。

パナメーラのオープンです。

内装もまた素敵。笑

このアホさ加減は本当に良いですね。
ロードスターの様な折りたたみ式の
凝ったメタルトップが付いていて、
プライベーターとは思えない
完成度を誇っていました。

ちゃんとこういうのもいます。

ブースを構えずに展示されていた車には、
安定感のある展示(?)が幾つもありました。
ただ、市場が日本を向いている展示よりも
明らかに海外(≒中国)を向いている展示の方が
メッセージも自ずと強く感じますね。
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東京オートサロン2012 ~オートサロンの本題みたいな車達編 Part1~

2012年01月22日 | イベント
オートサロンと言えば派手派手な改造車と
体育会系の走り屋車。
走り屋系は正直、あまり見る物が無かったのですが、
ハデハデ改造車は工作レベルが上がっている事もあって
必見の車が幾つもありました。
それらのご紹介です。
写真とコメントが必ずしもリンクしている訳ではないので
悪しからず。


もはや道楽のレベルは超えていて
そういう車なのかと思うくらいに
きっちりと仕上げられている車が多かったのが印象的。
写真の車も、パネルやシートはそうですが、
カーペットもきっちりと貼られていますよね。
逆に言うと、ショー全体のレベルが上がっている分、
良くも悪くもバカっぽい感じが薄まっているのは、
初めて行った3年前よりするにはするんですが。


それから、スポーツカーの比率が減って
高級車やSUVが多かったのも印象的でした。
中近東と中国では需要がありそうな印象が
短絡的にしますし、
時代が回ってコーチビルダーの時代が
やってきているのかもしれないですね。


レーシングカーが激減した印象がありますが、
レース自体が下火だから、仕方ないですね。
代わりにメーカーでテーマ展示しているところが多く、
1/1ジオラマ展示は、中々良かったと思います。


2000GTの他にも
旧車を電気自動車にしているものが幾つかありました。
元レーサーの中谷明彦さんも
ビートルをEV化するプロジェクトをやっていたと
雑誌で読んだ事がありますが、
電池や充電器に汎用品が出てきたら、
こういうコンバージョンは流行りそうですね。
今の車には今の車なりの良さがありますが、
旧車のデザインは制約が少ない分、
分かり易く格好良いですからね。


自動車学校の展示が目を引きました。
内容は一般にイメージするオートサロン
といった感じなのですが、
学生とは言え素人がここまで作っているのですから、
脱帽すると同時に嬉しくなる展示でした。


こういうのもオートサロンらしくていいですね。
この場所で、意味ないだろうという言葉は禁句なのです。
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東京オートサロン2012 ~メーカー展示も面白かった 編~

2012年01月18日 | イベント
例年オートサロンへ来ると、
真面目な展示の自動車メーカーが
やけに浮いているのが目に付くのですが、
今回は趣向を凝らしている所もあって、
中々面白かったと思います。

販売店の力作だそうです。凄い!

エヴァンゲリオンの中心人物に
EVに改造したアルピーヌA310
に乗っている人がいたのですが、
本当にそんな事が出来そうな雰囲気ですね。
ボンネットの形にきっちり張られている
ソーラーパネルが作った方々の技術力と
情熱が感じられる車だと思います。
トヨタは車ポータルのGazooを核とした
謹製ドレスアップカーの展示が中心で、
見るのを忘れてしまったのですが
サイオンブースもちょこっとあるという感じで、
オートサロンを上手く使っている印象。
86もLF-Aもあったのですが、
人だかりは圧倒的にこの車でした。



間仕切りをしてレース、撮影スタジオ、
旧車、カーデザイン・・・と
カーライフを箱庭的に見せていたホンダ。
兎に角暗いしか印象が無かった
モーターショーよりも楽しめました。
写真はフラッシュを炊くと特殊塗装が光る
(ドア下の柄)ギミックがあるNボックス。
タブーをちょっとやってみるという
遊び心がいいですね。

話題はモデルさんではなくて・・・

こっち。(おヘソでもないです。ちなみに)

ブリヂストンはサイドウォールに
精巧にプリント出来る技術が面白かったです。
プリント出来るタイヤが凄いのか、
プリント技術が凄いのかを聞き忘れましたが、
何か特殊なメンテをする事なく
実用に使えてしまうんだそうです。
これが普通の時代になったら、
プリントしていないタイヤの方が
物足りなくなったりするんでしょうね。

この他は、まあ、モーターショーと
あんまり変わらないかなと思ったので割愛。
でも全体的にモーターショーとオートサロンで
TPOを考えた展示だったと思います。
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東京オートサロン2012 ~東京モーターショー補完計画 編~

2012年01月18日 | イベント
オートサロンへ行って驚いた事の1つ、
モータショーへの出品を取り止めていたメーカーが
チラホラ出品していた事です。
メーカーとしてではないものの
貴重な車も見られたので、ご紹介。





先ずはフェラーリ軍団。
FFの実物を初めて見ましたが、
余りに大き過ぎてファット、
面構成も面白みが無いデザインは
フェラーリらしくもピニンらしくもない
外し気味な印象でした。
新車は458に移行していますが、
アフターパーツはF430の物が
まだまだ主流な様ですね。


フィアットは改造車の祭典らしく
アバルトを展示していました。
柵から遠過ぎて良く見えなかったのが、
少々残念。


シボレーが出展していたのも驚き。
コルベットなど、ならではの車は無く、
カスタムした小型車の展示でした。


SLRマクラーレン・・・ではなくて
SLKのガルウイング改造バージョンですね。
オートサロンならでは。



アヴァンタドールも早速展示されていました。
有名なスーパーカー評論家の所有車とか。
やはり圧倒的に格好良い車で、
10分以上、ウロウロと眺めていました。


グラントゥーリスモも並んで展示。
黒はあんまり似合わないかなぁ・・

そして今回のビッグサプライズ

マレーシアのプロトンがメーカー展示。
国内ラリーに昨年から参戦しているそうで、
競技車両は普通に買えるんだそうです。
今年は体制強化の意気込みもあって
市販車も展示したのだとか。
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東京オートサロン2012 ~レッドブルX2010編~

2012年01月16日 | イベント
私史上初、目的があるオートサロン
Red Bull Project X2010 prototype - the construction

普段は予備知識も無く見て回って
意外やハイレベルな展示がされていて驚く
というのがパターンなのですが、
今回は目的があって行ってきました。

F1よりも大きいです。(90年代初頭頃のF1くらいですかね)

お目当てはF1チームのレッドブルが
TVゲームのグランツーリスモ5の為に企画した
架空のレーシングカー、X2010です。
確かX1という名前で発表されたと思うのですが、
何処かで改名されたんでしょうね。
グランツーリスモ5というと、
シトロエンもGT by Citroenという車を
勢い余って販売までしたのを思い出します。
X2010はモックアップなので走れないのですが、
史上最高のF1デザイナーと言われている
エイドリアン・ニューウィーがレギュレーションの縛りなく
最速のレーシングカーを作るとしたら
というコンセプトで企画した車です。
詳細はこちらに書いてあるんですが、
まぁ、レギュレーションでがんじがらめになっていても
冗談の様に速いF1のノールールバージョンですから、
性能は察して知るべしですね。

見た目上のハイライト

レースでは数々の新技術が発明されては
規制されるいたちごっこを続ける歴史があります。
理由の殆どは安全性の問題で、
その装置自体が危険、車が速くなり過ぎて危険
という理由で禁止されます。
老舗チーム(F1の場合、大抵はフェラーリ)の横槍という側面もありますが。
それらミッシングテクノロジーの中に
ファンカーと呼ばれる技術があります。
レーシングカーの大抵は乗用車と違って
スピードを出せば出すほど地面にへばりつく
ダウンフォースが発生するのは良く知られていますが、
それらはグランドエフェクト効果を利用しています。
原理は真空パックの袋と大体同じで
車の底と地面の間を流れる空気を吸い出して
真空に近い状態を作ると、
車体が地面に押し付けられるという理屈。
レーシングカーには大きなウイングが付いていますが、
実はそれ程大きな効果を得ている訳ではなくて、
F1で言うと空力効果の7割は
グランドエフェクト効果で稼がれています。
普通はディフューザーと呼ばれる
後に向かって跳ね上がる板を使うのですが、
(写真のスポンジで隠れている部分です)
それを強制的に吸い出す方法を取る車が
ファンカーと呼ばれます。
これを積んだ車はファンを動かした途端に
車が沈んだそうです。
希代のレーシングデザイナーがファンカーを選んだ
というところにロマンがある訳ですね。

後はタイヤとコックピットを覆ったF1という感じでしょうか。

リアルに走らせる車ではないので
細々見ていくと結構アラがあったりするのですが、
ゲームからスピンオフして車が作られる様な
自動車メーカー主導ではまず起こらない
車の作り方も、オートサロンにぴったりかなと思います。
正しく、車への情熱の結晶ですからね。
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東京オートサロン2012 ~総括編~

2012年01月15日 | イベント
今年も単純に楽しかったです。

開催中のオートサロンへ行ってきました。
モーターショーはメーカーの戦略そのものですが、
オートサロンは出品者の情熱が原動力なので、
それを見て回るのは楽しいですし、
”といえば”な目の保養要素もありますし、
私は好きなイベントです。

フランスの自動車雑誌の方だそうです。

オートサロンと聞いて馬鹿にする車好きも多いのですが、
出品者は基本的にお金の使い道に困っている
超大金持ちの趣味が高じてというケースが多く、
当然彼らの行動範囲はワールドワイドなので、
大市場なんだろうなと連想する
アメリカや中近東、中国とも親密に繋がっている
世界のモードが見られるイベントだったりします。
去年は多忙で(死ぬかと思った、、)来れなかったのですが、
ホストですかと言わんばかりの格好をしながら
外国人と普通に英語で会話している出品者もがいたり、
元々の敷居の低さも功を奏して
コスモポリタンな空気が濃厚に漂っていたのが、
一番の驚きでした。

やはり中国向けの展示はとても多いですね。

その中でも、やはり中国向けの展示は
皆さん力を入れている様でした。
中国人のお客さんが多かったはもちろん、
バイヤー風な方も相当いた気がします。
豪華な装飾を好む中国とオートサロン。
確かに蜜月な感じはしますよね。
私が知らなかっただけかもしれないですが、
この業界もどんどん進化しているのが分かります。

イタ車勢は意外と少なめ。

逆にオートサロンといって直ぐに連想する、
鬼キャンの族車仕様だったりイタ車の様なデコ車は
かなり少なかった印象です。
大分時代が変わってきているんですね。

という事で、私の独断でカテゴリー分けした展示を
順に紹介していこうと思います。
そういえばもう一つオートサロンへ行った感想。
やっぱり幕張は遠いです・・・

ちなみに3年前のオートサロン記事は、この界隈。
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part1~
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part2~
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part3~
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part4~
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東京モーターショー2011インデックス

2012年01月09日 | イベント
2/3東京モーターショー ~総括編~
 人の趣味嗜好という観点でも、車もまだまだ捨てたもんじゃないと思えたモーターショーでした。

東京モーターショー2011 ~PSA編~
 先ずはここから書かないと始まらないPSAグループの展示について。

東京モーターショー2011 ~分かり易く格好良かった車達 前編~
 マツダ、BMW、シトロエン、ランド・ローバーを取り上げています。
 車は、先ずは見た目ですからね。

東京モーターショー2011 ~分かり易く格好良かった車達 後編~
 続いてスズキ、ベンツ、ポルシェ、スバル(≒トヨタ)について

東京モーターショー2011 ~真の支配者たち編~
 モーターショーより先の車の未来が見えます。

東京モーターショー2011 ~やっぱりベンツは凄いよ編~
 ちなみに、デザインは加齢臭が漂わんばかりにオッサン臭いので、嫌いです。

東京モーターショー2011 ~電気自動車の宴編~
 多種多様な電気自動車が集まるショーでした。

東京モーターショー2011 ~来なかった車達編~
 東京モーターショー補完計画です。

東京モーターショー2011 ~積み残しダイジェスト編~
 後で思い出した積み残しをまとめて。
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東京モーターショー2011 ~積み残しダイジェスト編~

2012年01月07日 | イベント
少し後に振り返る用に積み残し記事を。

これは結構凄いと思います。

何かの入れ物や携帯バズーカーではなく、
マツダのi-ELOOP(アイイループ)という装置です。
話し始めると長くなってしまうので、
詳しくはこちらを見ていただきたいのですが、
今回のマツダは電気仕掛けに対するアンチテーゼ的に
とことん斜に構えた物を展示をしている、
それが理に適っているのが印象的でした。
元々が欧州的思考が強い会社ではありますが、
油っぽいというか、車を知っている会社だなと
つくづく思いました。

素晴らしい!(車がね)

トヨタのアクアです。
リッター40という燃費も呆れるばかりですが、
居住性も荷室も値段も、
何も我慢しないハイブリッドなのが本当に凄いです。
デザインもフルスイングなトヨタといった感じで
欧州風で新しいものですし。
加速が良いとか燃費が良いとか
ガス欠になってもスタンドまで自走出来るとか、
ハイブリッドの利点がそのまま上積みですから、
極端な話、一般の車は終了ですよね。
まぁ、品質はそれなりな感じでしたが、
普通の車と同じ値段というのは革命的な事です。
トヨタは結構良い物を展示していたと思うのですが、
何であんな展示にしちゃったんでしょうね。

有り難いんだけど、もうちょっと・・

ロータスは前回のショーにも出ていた
とても有り難いメーカーなのですが、
ただ置いてあるだけというのは
車の良さが伝わらないと思うんですよね。
こんなに車高低いんだ、とか、
結構ガッシリしてるんだね、とか、
座ってみると分かるロータスの本質が
見るだけでは伝わらないのが残念です。

ワーゲンでいい忘れた2つ。

先代のニュービートルはポップな車でしたが、
新型は屋根が少し平らで男っぽい印象。
NEW MINIの影響なんだろうなと思いました。
ところでワーゲンで大切な車が来ていませんでした。
UP!(アップ)です。
雑誌や映像で見る限りワーゲンクオリティ。
それが100万円程度というのは
現存の日本車、韓国車にとっては死活問題でしょうね。
上のアクアもそうだと思いますが、
新しい時代の車がチラホラ出てきていますね。

レクサス、頑張って欲しいな。

Fが発売された頃からだと思いますが、
第2世代に入って、
レクサスは明確にアジリティを言い始めましたね。
このモーターショーでも強い意志を感じる展示でした。
当初から実はかなり凄い技術を投下して
車作りの王道を進んでいるメーカー(?)なので、
多分、買おうと思う事は無いと思いますが、
応援したいなと思います。
先ずは垢抜けない外観とゴチャゴチャな内装を
何とかしてくれるデザイナーですかね・・
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東京モーターショー2011 ~来なかった車達編~

2012年01月06日 | イベント
モーターショーへ行った周りの人達が
口を揃えて言っていた事があります。
”やっぱり外車が来ると華があるよね。”
とても盛り上がったショーだったとは思うんですが、
バラやチューリップ、胡蝶蘭級のメーカーがいないのは、
欲を言えば、やはり残念でしたね。
という事で、妄想モーターショーです。

日本の自動車メーカーですから。

毎回モーターショーで異彩を放っていた
オロチが出展されていなかったのは残念でした。
何しろインパクトの大きいデザインですから
穴が空いた感じは結構しましたね。

ショーの華と言えば・・・

ショーに欠かせないフェラーリ。
日本では半年程前に458スパイダーをお披露目。
次のモデルは春という話なので
出し物が無いという事もあるのでしょうが、
何でもいいから置いてあるだけで
ショーの盛り上がりは変わっていたでしょうね。

何か大人の事情があるのでしょうか・・

ショー直前に新車を発表をしたランボルギーニ、
当然景気付けのイベントかと思いきや、
さっさとボローニャへ帰ってしまいました。
ドンケルボルケからペリーニに受け継がれた
ランボルギーニのデザインは
フェラーリが暢気なアヒルに見える程
最先端&最高峰を行っていると個人的には思うので、
見られなかったのはとても残念でした。

一番好きなレーシングチームなんでね。

マクラーレンもジャパンプレミアを
つい最近やったのにショーに出なかった組。
この車を買いそうな人なモーターショーもきっと来るので
単独で発表会をするよりショーに出して
プレスデイにお披露目した方が
絶対に効率が良と思うんですけどね。
どうも猛烈に速いが、あまり官能的ではない
という評価のMP4-12C。
マクラーレンはそもそもそういう会社なので、
らしい車なんだろうなと思います。

あれれ・・・

何とアストンのシグネットも
年末にジャパンプレミアだったんですね。
何となくショーに出ない理由はイメージ出来ますが、
お客さんに見てもらって売れてナンボですから、
高級輸入車のインポーターは
考え方変えた方がいいと思いますけどね。
アストンは一番好きなスポーツカーメーカーなので、
話が長くなってしまうので情報だけ。

そうそう、ジュリエッタもね。

この車は2年くらい前にあったイベントで見ているので、
とっくに売っているんだと思っていたのですが、
年明けに日本発売になったそうです。
気になる車なので、見に行こうかなと思っています。

日本で売ってないから仕方ないですけどね。

日本では何をやってもダメで
乗用車事業を撤退してしまったヒュンダイは
都内でもたまに見るバスだけの展示。
日本以外ではバカ売れしていて
一番勢いがあるメーカーですから、
世界の風が体感出来なかったのは、残念でした。
まあただ、ヒュンダイブームも
そろそろ終わりな雰囲気はありますけどね。

その他、見たかった車をダイジェストで。

マセラティ・クーパン


シボレー・ボルト(これは本当に見たかった)


アルファ・ロメオ 4Cコンセプト


タタ・ナノ
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