マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

C3 Leather Edition

2012年01月31日 | シトロエンの話
カタログモデルにしても良い様な・・・

C3にレザー内装の車が出たそうです。
名前はレザーエディション。
ベースグレードのC3(209万円)に
レザーシートとメッキパーツを付けて
5万円高の214万円という車です。
個人的にはフカフカなベロアシートの方が好きなので
そんなに食指が伸びる物でもないのですが、
外車はやっぱり革シートだろ!という方には
魅力的なのではないかと思います。
この値段でポロやMINIでは
革シート買えないですしね。

カタログモデルの内装はこんな感じ。

唯一、マニュアルエアコンというところに
引っかかるところはありますが、
豪華仕様のエクスクルーシブは
30万円も高くなってしまうので、
+5万円で革シートというのは魅力的ですね。
エクスクルーシブが起毛の革なのに対して
こちらは普通の革シートなので、
こっちの革の方が好きだという人は
やはりエアコンで悩みそうな雰囲気です。
ダッシュボードのパネルは最近のシトロエンの伝統の
ローグレードがシックでハイグレードがチャチい
マテリアルをC3も使っているので、
黒革シートと上手くマッチすると思います。

私のお奨めは、この色です。

レザーエディションと一緒にボディーカラーの
バリエーションも変わった様です。
C4/DS4でおなじみのブラウンヒッコリーが追加されて
同系色のマティボアールがドロップ。
濃いシルバーのグリトリウムも無くなった様です。
C3はシックな色が多いので、
レザーエディションとは大抵合うと思いますが、
意外と良いかもと思うのはブルーベリル。
ドアミラー、ハゲ頭のメッキパーツと渋めのメタリックブルーが
中々合うと思いますが、どうでしょうか。
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アフターモーターショー ~BMW i Comcept編~

2012年01月26日 | 車好き話
黒山の人だかりで殆どみられなかったi8。

モーターショーで大人気だったBMWのi8とi3を
東京駅横のBMWショールームへ見に行ってきました。
ちなみにショーの翌週の話で、もうありません。
遠目で見ても良かったのですが、
繊細なディテールを持っている車なので、
間近で見たかったというのが、わざわざ行った動機です。

4人乗りだそうです。

iというのは、BMWが電気自動車用に作った
ブランドで、今回の2台が発表されています。
わざわざ新ブランドを作ったという事は、
BMWはまだまだエンジンで行きますよという
意思表示と捉えられますね。
モーターショーの時にも書きましたが、
スポーツクーペのi8が前輪がモーター、
後輪がV6エンジンで駆動するハイブリッド。
外部から充電が出来るプラグインハイブリッドです。
カタログには特にかかれていませんが、
普段は前輪と後輪、どちらで走るんでしょうね。
コンパクトカーのi3は純電気自動車。
見た目は敢えてなんでしょうが、
i8よりも現実離れした印象の車です。

とても繊細なディテールを持っています。

大分形が違う2台ですが、デザインテーマは共通で
今のカーデザインの最先端モードである
パネルを何層にも重ねた様に見える
レイヤードデザインを使っています。
更にはこれを上手く使って、
ボリュームは残しながら肉抜きをしていく
軽量化デザインでもあるというところが
このデザインコンセプトの凄いところだと思います。
モーターショー記事で空力と書きましたが、
きっと空力はあまり良くないデザインだと思います。

ライトの上辺りの中空デザインが特徴的ですね。

車の空力はリアエンドを見れば大体分かるんですが、
i8は複雑な形状で空気抵抗がありそうだという事と、
フロアを通る空気の吹き出しがディフューザー形状ではないので
あまり空力の事は考えていないのかもしれません。
まぁ、格好良いからいいです。

インテリアは少し大人しいかもしれないですね。

モーターショーでは全く見られなかった内装も見られました。
デザインは外観のトーンを持ってきた感じですが、
今のBMWっぽさがオーディオに少し残っている程度で
BMWっぽくもなく、先進的でもなく、
オーソドックスなクーペスタイルという感じでした。

続いてi3コンセプト

これこそ黒山の人だかりで殆ど見られなかった車。
外観はSUV系のBMWに通ずるところがありますね。
i3には近々に発売と言われている、
BMW初のFFモデルのスタディという使命があるそうで、
確かにそんなプロポーションです。
i8ほど凝った造形にはなっていなくて、
色やマテリアルは兎も角、現実的な印象です。
ちなみにi3は充電で走る純電気自動車。
BMWはこの方式に乗り気じゃないと
(というか、積極的なのは日産だけ)聞くのですが、
どうしたんでしょうね。

あまり格好良いとは思わないんですが。

リアエンドは透明のハッチが印象的なのですが、
ワーゲンのUP!もガラスエリアがとても大きいので
あながち非現実的とも言えないのかもしれないですね。
透明な板の上にランプやエンブレムやら
上手く配置しているとは思うのですが、
慣れの問題か違和感ありまくりではありました。

内装はi3の方が魅力的ですね。

i3はi8が外観でやっていた肉抜き中空デザインを
インテリアでやっている印象でした。
ニコイチにしたら丁度良いのにと思わなくもないですが。
個人的にBMWは元々インテリアデザインのレベルは
一番と言っても良いと思っているのですが、
i3は正に面目躍如といった印象でした。

そういえば冒頭で書いた様に
BMWiは、シトロエンとシトロエンDSの様に
店も別けて売るのかと思っていたのですが、
(MINIで成功してますしね)
プロペラマークがそのまま付いていますし、
ラインナップの中の1つとして売るのかもしれないですね。
どうなんでしょうか。
空想と現実の間くらいの車ですが、この先が楽しみです。
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東京オートサロン2012インデックス

2012年01月25日 | イベント
東京オートサロン2012 ~総括編~
東京オートサロン2012 ~レッドブルX2010編~
東京オートサロン2012 ~東京モーターショー補完計画 編~
東京オートサロン2012 ~メーカー展示も面白かった 編~
東京オートサロン2012 ~オートサロンの本題みたいな車達編 Part1~
東京オートサロン2012 ~オートサロンの本題みたいな車達編 Part2~
東京オートサロン2012 ~オートサロンの本題みたいな車達編 フォトフラッシュ~
東京オートサロン2012 ~驚きの塗装編~
東京オートサロン2012 ~オートサロンのもう1つの本題といえば編 Part1~
東京オートサロン2012 ~オートサロンのもう1つの本題といえば編 Part2~

2009年版はこちら。
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part1~
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part2~
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part3~
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part4~
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東京オートサロン2012 ~オートサロンのもう1つの本題といえば編 Part2~

2012年01月25日 | イベント
パート2です。
一応、写真を趣味としてやっているのですが、
普段、室内で撮る事も人を撮る事も殆ど無いので、
露出合わせが相当難しかったです。
フラッシュも全く使わない人だし・・・
こうやって見てもバランバラン。
途中から人物撮影の特訓になっていたのでした。













今年は発見、驚き、笑いというよりは、
レベルアップ具合いに驚いたオートサロンでした。
モーターショーは2年に一度ですが、
こちらは毎由やっているので、また来年。
敢えて希望を言えば、こっちも台場でやってくれないかな・・・
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東京オートサロン2012 ~オートサロンのもう1つの本題といえば編 Part1~

2012年01月24日 | イベント
コンパニオンもオートサロンの
大事な要素の1つです。
今年は見ていて気付いた事が1つありました。
今回もそうといえばそうなんですが、
車を見に来る層、コンパニオンを見に来る層で
まっ二つに分かれるのがオートサロンの特徴。
今まではコンパニオンも車と関係無いんじゃないか
という振る舞いの子も結構目立ったのですが、
最低限、ヘッドランプの前には立たないとか、
車を立たせるポージングをしているとか、
プロっぽい人が増えた気がしました。(偉そうな)

そんな中でも、モーターショーにはいないよな
という感じの写真をピックアップ。
それ以外はフォトチャンネルでどうぞ。










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東京オートサロン2012 ~驚きの塗装編~

2012年01月24日 | イベント
モーターショーのベンツの回で少し書きましたが、
艶消し塗装がこの何年か流行っているそうで。
最後はマニアックに、オートサロンで一番の流行りだった
艶消し塗装を中心とした、塗装のお話。

至る所で艶消しが見られました。

艶消しは、通常クリアーを吹くトップコートに
マットを使うと表現出来ます。
工法が変わる訳でもなく、やる分には簡単なのですが、
マットは光を反射しないので傷が目立つというのが一番の難点。
ワックスもテカリが出てしまうのでかけられず
胃潰瘍になりそうになりながら細心の注意を払って運転し、
虫も水垢なども直ぐに染みになってしまうので
小まめに小まめに水洗い・・・と、
途方もない労力がかかるんだそうです。


傷も味だよと言えてしまいそうな
SUVなどなら良いんでしょうが、
普通の車では折角の塗装がみっともなく見えてしまいます。
で、これだけ増えたので、
何かメンテが楽になる画期的な方法があるのかなと
幾つか聞いて回ったのですが、
そういうのは特に何もないとの事。
艶消しの車が大分増えてきて、
思ったよりも長持ちする事が分かったとか、
塗り直せばいいんだよという意見な様です。
こなれてきたという事でしょうね。

カッティングシートの技術も上がっている様で。

逆に旧来的なカッティングシートを貼る方法も
プリント技術が上がっているのか
精巧な物が多かったと思います。
写真はワニ皮風なカッティングシート。
これで2年くらいは普通にもつんだそうです。

艶消しとはまた違う塗装も面白かったです。

その他、写真の様なカーボン調のシートに
多分薄いアクリル版だと思うのですが
奥行きのある外板を付けている車もありました。
拘りを持った人の特注品から始まるんでしょうが、
この分野はアフターマーケットの方が進んでいる様ですね。
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東京オートサロン2012 ~オートサロンの本題みたいな車達編 フォトフラッシュ~

2012年01月23日 | イベント
紹介し切れなかった車も含めて。
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東京オートサロン2012 ~オートサロンの本題みたいな車達編 Part2~

2012年01月23日 | イベント
パート2では、
とは言ってもなボスキャラ級の車をご紹介。

文句無しでチャンピオンです。

バカバカしさ、工作のレベル、独創性と創造性、
如何わしさ、意味の無さ・・・・
どれを取ってもザ・オートサロンな車。
今年のチャンピオンに勝手に任命です。
(何もあげませんが)

エスティマのオープンカー・・・笑

これもオートサロンらしくて微笑ましいのですが、
やはり工作のレベルがとても高いので、
コンセプトはクルーザーなのかなと思う様な
情報量を持っている車だと思います。
脱帽ですね。

パナメーラのオープンです。

内装もまた素敵。笑

このアホさ加減は本当に良いですね。
ロードスターの様な折りたたみ式の
凝ったメタルトップが付いていて、
プライベーターとは思えない
完成度を誇っていました。

ちゃんとこういうのもいます。

ブースを構えずに展示されていた車には、
安定感のある展示(?)が幾つもありました。
ただ、市場が日本を向いている展示よりも
明らかに海外(≒中国)を向いている展示の方が
メッセージも自ずと強く感じますね。
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東京オートサロン2012 ~オートサロンの本題みたいな車達編 Part1~

2012年01月22日 | イベント
オートサロンと言えば派手派手な改造車と
体育会系の走り屋車。
走り屋系は正直、あまり見る物が無かったのですが、
ハデハデ改造車は工作レベルが上がっている事もあって
必見の車が幾つもありました。
それらのご紹介です。
写真とコメントが必ずしもリンクしている訳ではないので
悪しからず。


もはや道楽のレベルは超えていて
そういう車なのかと思うくらいに
きっちりと仕上げられている車が多かったのが印象的。
写真の車も、パネルやシートはそうですが、
カーペットもきっちりと貼られていますよね。
逆に言うと、ショー全体のレベルが上がっている分、
良くも悪くもバカっぽい感じが薄まっているのは、
初めて行った3年前よりするにはするんですが。


それから、スポーツカーの比率が減って
高級車やSUVが多かったのも印象的でした。
中近東と中国では需要がありそうな印象が
短絡的にしますし、
時代が回ってコーチビルダーの時代が
やってきているのかもしれないですね。


レーシングカーが激減した印象がありますが、
レース自体が下火だから、仕方ないですね。
代わりにメーカーでテーマ展示しているところが多く、
1/1ジオラマ展示は、中々良かったと思います。


2000GTの他にも
旧車を電気自動車にしているものが幾つかありました。
元レーサーの中谷明彦さんも
ビートルをEV化するプロジェクトをやっていたと
雑誌で読んだ事がありますが、
電池や充電器に汎用品が出てきたら、
こういうコンバージョンは流行りそうですね。
今の車には今の車なりの良さがありますが、
旧車のデザインは制約が少ない分、
分かり易く格好良いですからね。


自動車学校の展示が目を引きました。
内容は一般にイメージするオートサロン
といった感じなのですが、
学生とは言え素人がここまで作っているのですから、
脱帽すると同時に嬉しくなる展示でした。


こういうのもオートサロンらしくていいですね。
この場所で、意味ないだろうという言葉は禁句なのです。
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東京オートサロン2012 ~メーカー展示も面白かった 編~

2012年01月18日 | イベント
例年オートサロンへ来ると、
真面目な展示の自動車メーカーが
やけに浮いているのが目に付くのですが、
今回は趣向を凝らしている所もあって、
中々面白かったと思います。

販売店の力作だそうです。凄い!

エヴァンゲリオンの中心人物に
EVに改造したアルピーヌA310
に乗っている人がいたのですが、
本当にそんな事が出来そうな雰囲気ですね。
ボンネットの形にきっちり張られている
ソーラーパネルが作った方々の技術力と
情熱が感じられる車だと思います。
トヨタは車ポータルのGazooを核とした
謹製ドレスアップカーの展示が中心で、
見るのを忘れてしまったのですが
サイオンブースもちょこっとあるという感じで、
オートサロンを上手く使っている印象。
86もLF-Aもあったのですが、
人だかりは圧倒的にこの車でした。



間仕切りをしてレース、撮影スタジオ、
旧車、カーデザイン・・・と
カーライフを箱庭的に見せていたホンダ。
兎に角暗いしか印象が無かった
モーターショーよりも楽しめました。
写真はフラッシュを炊くと特殊塗装が光る
(ドア下の柄)ギミックがあるNボックス。
タブーをちょっとやってみるという
遊び心がいいですね。

話題はモデルさんではなくて・・・

こっち。(おヘソでもないです。ちなみに)

ブリヂストンはサイドウォールに
精巧にプリント出来る技術が面白かったです。
プリント出来るタイヤが凄いのか、
プリント技術が凄いのかを聞き忘れましたが、
何か特殊なメンテをする事なく
実用に使えてしまうんだそうです。
これが普通の時代になったら、
プリントしていないタイヤの方が
物足りなくなったりするんでしょうね。

この他は、まあ、モーターショーと
あんまり変わらないかなと思ったので割愛。
でも全体的にモーターショーとオートサロンで
TPOを考えた展示だったと思います。
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東京オートサロン2012 ~東京モーターショー補完計画 編~

2012年01月18日 | イベント
オートサロンへ行って驚いた事の1つ、
モータショーへの出品を取り止めていたメーカーが
チラホラ出品していた事です。
メーカーとしてではないものの
貴重な車も見られたので、ご紹介。





先ずはフェラーリ軍団。
FFの実物を初めて見ましたが、
余りに大き過ぎてファット、
面構成も面白みが無いデザインは
フェラーリらしくもピニンらしくもない
外し気味な印象でした。
新車は458に移行していますが、
アフターパーツはF430の物が
まだまだ主流な様ですね。


フィアットは改造車の祭典らしく
アバルトを展示していました。
柵から遠過ぎて良く見えなかったのが、
少々残念。


シボレーが出展していたのも驚き。
コルベットなど、ならではの車は無く、
カスタムした小型車の展示でした。


SLRマクラーレン・・・ではなくて
SLKのガルウイング改造バージョンですね。
オートサロンならでは。



アヴァンタドールも早速展示されていました。
有名なスーパーカー評論家の所有車とか。
やはり圧倒的に格好良い車で、
10分以上、ウロウロと眺めていました。


グラントゥーリスモも並んで展示。
黒はあんまり似合わないかなぁ・・

そして今回のビッグサプライズ

マレーシアのプロトンがメーカー展示。
国内ラリーに昨年から参戦しているそうで、
競技車両は普通に買えるんだそうです。
今年は体制強化の意気込みもあって
市販車も展示したのだとか。
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東京オートサロン2012 ~レッドブルX2010編~

2012年01月16日 | イベント
私史上初、目的があるオートサロン
Red Bull Project X2010 prototype - the construction

普段は予備知識も無く見て回って
意外やハイレベルな展示がされていて驚く
というのがパターンなのですが、
今回は目的があって行ってきました。

F1よりも大きいです。(90年代初頭頃のF1くらいですかね)

お目当てはF1チームのレッドブルが
TVゲームのグランツーリスモ5の為に企画した
架空のレーシングカー、X2010です。
確かX1という名前で発表されたと思うのですが、
何処かで改名されたんでしょうね。
グランツーリスモ5というと、
シトロエンもGT by Citroenという車を
勢い余って販売までしたのを思い出します。
X2010はモックアップなので走れないのですが、
史上最高のF1デザイナーと言われている
エイドリアン・ニューウィーがレギュレーションの縛りなく
最速のレーシングカーを作るとしたら
というコンセプトで企画した車です。
詳細はこちらに書いてあるんですが、
まぁ、レギュレーションでがんじがらめになっていても
冗談の様に速いF1のノールールバージョンですから、
性能は察して知るべしですね。

見た目上のハイライト

レースでは数々の新技術が発明されては
規制されるいたちごっこを続ける歴史があります。
理由の殆どは安全性の問題で、
その装置自体が危険、車が速くなり過ぎて危険
という理由で禁止されます。
老舗チーム(F1の場合、大抵はフェラーリ)の横槍という側面もありますが。
それらミッシングテクノロジーの中に
ファンカーと呼ばれる技術があります。
レーシングカーの大抵は乗用車と違って
スピードを出せば出すほど地面にへばりつく
ダウンフォースが発生するのは良く知られていますが、
それらはグランドエフェクト効果を利用しています。
原理は真空パックの袋と大体同じで
車の底と地面の間を流れる空気を吸い出して
真空に近い状態を作ると、
車体が地面に押し付けられるという理屈。
レーシングカーには大きなウイングが付いていますが、
実はそれ程大きな効果を得ている訳ではなくて、
F1で言うと空力効果の7割は
グランドエフェクト効果で稼がれています。
普通はディフューザーと呼ばれる
後に向かって跳ね上がる板を使うのですが、
(写真のスポンジで隠れている部分です)
それを強制的に吸い出す方法を取る車が
ファンカーと呼ばれます。
これを積んだ車はファンを動かした途端に
車が沈んだそうです。
希代のレーシングデザイナーがファンカーを選んだ
というところにロマンがある訳ですね。

後はタイヤとコックピットを覆ったF1という感じでしょうか。

リアルに走らせる車ではないので
細々見ていくと結構アラがあったりするのですが、
ゲームからスピンオフして車が作られる様な
自動車メーカー主導ではまず起こらない
車の作り方も、オートサロンにぴったりかなと思います。
正しく、車への情熱の結晶ですからね。
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東京オートサロン2012 ~総括編~

2012年01月15日 | イベント
今年も単純に楽しかったです。

開催中のオートサロンへ行ってきました。
モーターショーはメーカーの戦略そのものですが、
オートサロンは出品者の情熱が原動力なので、
それを見て回るのは楽しいですし、
”といえば”な目の保養要素もありますし、
私は好きなイベントです。

フランスの自動車雑誌の方だそうです。

オートサロンと聞いて馬鹿にする車好きも多いのですが、
出品者は基本的にお金の使い道に困っている
超大金持ちの趣味が高じてというケースが多く、
当然彼らの行動範囲はワールドワイドなので、
大市場なんだろうなと連想する
アメリカや中近東、中国とも親密に繋がっている
世界のモードが見られるイベントだったりします。
去年は多忙で(死ぬかと思った、、)来れなかったのですが、
ホストですかと言わんばかりの格好をしながら
外国人と普通に英語で会話している出品者もがいたり、
元々の敷居の低さも功を奏して
コスモポリタンな空気が濃厚に漂っていたのが、
一番の驚きでした。

やはり中国向けの展示はとても多いですね。

その中でも、やはり中国向けの展示は
皆さん力を入れている様でした。
中国人のお客さんが多かったはもちろん、
バイヤー風な方も相当いた気がします。
豪華な装飾を好む中国とオートサロン。
確かに蜜月な感じはしますよね。
私が知らなかっただけかもしれないですが、
この業界もどんどん進化しているのが分かります。

イタ車勢は意外と少なめ。

逆にオートサロンといって直ぐに連想する、
鬼キャンの族車仕様だったりイタ車の様なデコ車は
かなり少なかった印象です。
大分時代が変わってきているんですね。

という事で、私の独断でカテゴリー分けした展示を
順に紹介していこうと思います。
そういえばもう一つオートサロンへ行った感想。
やっぱり幕張は遠いです・・・

ちなみに3年前のオートサロン記事は、この界隈。
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part1~
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part2~
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part3~
時間よ止まれ(出来れば巻き戻れ) ~Part4~
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しれっと40000km

2012年01月11日 | My C4
不覚・・・

実は相当前の話なのですが、
C4が4万キロを突破しました。
現在は43000キロちょっと。(苦笑)

恒例という事にしている1万キロ報告。
今回は病院送りがあったので、結構ありますね。
とはいえお金は殆どかかっていないのは
私の幸運が為せる業でしょうか。

・消耗品順調に交換時期を迎える
 タイヤ、ヘッドランプ、リアコンビのバルブ諸々、
 フィルター、ATフルード、ブレーキパッド・・・
 そろそろブレーキローターが交換時期なのと、
 結構ダンパーが抜け気味になっている気がしなくもないので、
 車検ついでのリフレッシュ工事になるかもしれませんね。

・エンジンスターター死亡
 奥様のお買い物中に突如お亡くなりになりました。
 部品交換すると7万くらいするかもしれないと
 一時戦々恐々としていましたが、
 結局、メーカー保証で賄って貰えたのはラッキーでした。

・電気系続々とヤレてくる。
 リアハッチのロックが事あるごとに
 解除されてしまうトラブルが結構あり、
 一度部品交換をしています。
 ディーラーの方曰く、
 あまり良くないメーカーを使っているので、
 ある程度消耗品と捉えた方が良いかもとの事。
 パワーウインドウとクルーズコントロールの
 スイッチも中々絶不調なのですが、
 ガチャガチャやっていたら直る事が多いので、
 取り敢えずこれも味という事で済ませています。
 そう言えば、リア席のダブルフォールディングを使うと、
 もれなくセンターシートベルトの配線が断線する事が判明。
 色々とお茶目な車です。

とまあ、流石に4年経って色々と出ていますが、
車自体の魅力は全く色褪せていない印象です。
突飛ではあるんですが、色々と考えて作られている仕組みが
そうさせているんでしょうね。

(過去の記事もどうぞ)
サクっと30000キロ
20,000キロ突破
1周年記念(ちょっと早いですが)(10000キロ記事)
納車されました
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東京モーターショー2011インデックス

2012年01月09日 | イベント
2/3東京モーターショー ~総括編~
 人の趣味嗜好という観点でも、車もまだまだ捨てたもんじゃないと思えたモーターショーでした。

東京モーターショー2011 ~PSA編~
 先ずはここから書かないと始まらないPSAグループの展示について。

東京モーターショー2011 ~分かり易く格好良かった車達 前編~
 マツダ、BMW、シトロエン、ランド・ローバーを取り上げています。
 車は、先ずは見た目ですからね。

東京モーターショー2011 ~分かり易く格好良かった車達 後編~
 続いてスズキ、ベンツ、ポルシェ、スバル(≒トヨタ)について

東京モーターショー2011 ~真の支配者たち編~
 モーターショーより先の車の未来が見えます。

東京モーターショー2011 ~やっぱりベンツは凄いよ編~
 ちなみに、デザインは加齢臭が漂わんばかりにオッサン臭いので、嫌いです。

東京モーターショー2011 ~電気自動車の宴編~
 多種多様な電気自動車が集まるショーでした。

東京モーターショー2011 ~来なかった車達編~
 東京モーターショー補完計画です。

東京モーターショー2011 ~積み残しダイジェスト編~
 後で思い出した積み残しをまとめて。
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