マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

自動運転の夢と現実

2009年03月08日 | 車好き話
これが夢の全自動カーですか・・・(ああそうですか)

酷い渋滞だったり、寝不足での移動だったりする時、
”この車が自動運転(具体的にはナイト2000)だったらいいのにな”なんて思った事は無いでしょうか。

カートが乗る直前でおあずけになってしまいこのまま帰るのも悔しい
ものがあるのでお台場のメガウェブへ行く事にしました。
GT4を使ったドライブシュミレーターがあるので、少しは気が治まるだろうと。
平日雨のメガウェブは相変わらずガラガラで、乗り放題の見放題になっていました。
ガラガラついでにセンチュリーに乗ってみようと思ったのですが
試乗は運営の都合なのかガラガラなのに相変わらず1時間待ちなので諦め、
手前のオモチャの様な全自動車に乗る事にしました。

うーん・・・つまんない

全自動なんで当たり前なんですが、本当にやる事が何もありません。
ただコースをノロノロと走る車の中で座っているのみ・・・。
きっと凄い技術で動いていると思うんですが、何も説明が無いので
本当に遊園地の赤ちゃん向けのアトラクションに乗っている様です。
近い将来に全自動カーが実用化された時、車に乗っている暇な時間をどう過ごすか
という事に各社英知を競うといった本末転倒な事になりやしないかと心配です。

全自動運転は求められている機能ですが、
これをやってしまうと確実に車への興味は無くなってしまうでしょうね。
少なくとも話し相手がいないと、こんなもの乗りたくないって事になるかもしれません。
少なくとも、このアトラクションには二度と乗ろうとは思わないでしょう。
・・・あ、それでキットが付いているのか!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私が何をやったというのか。。。

2009年03月08日 | 車好き話
床には既に小川が・・・

金曜日、有給を取って同僚とカートへ行ってきました。
当日は前後日晴天の中、狙いすました様な雨。
雨はスピード出ないから体の負担が少ないし、滑って楽しいよね
なんて事を言いながら京葉道路をひた走っていましたが、
到着してサーキットを下見すると至る所に水溜まり、ストレートは川に。
早々に支度してインストレーション(異常が無いか確認する走行)に行った同僚が
戻ってきて一言。”有り得ない・・・”
ヘルメットの中にまで水が入ってきて、息が出来ないとの事。
支度が終わり、試しに出てみようとしたところで雨は更に激しくなり
完全に走行不能な状態になってしまい、1回も走る事なく退散となりました。

上空までは行ったのに・・・

そういえば私、先々週末に北海道へ家族旅行へ行こうとしたのですが、
その時もANAが軒並み結構を決める中、果敢にも飛び立ったJAL515便は
千歳空港上空まで行ったところで引き返し旅行は中止という目に遭いました。
私は”ま、こんな事もあるよ”と思ったところ、全く収まらない家族(特に奥様)・・・
流石の2連敗で、やっぱり天候無視の計画は無理があるなぁと思いました。

ピットまでは行ったのに・・・

そういえば行き帰りに乗った同僚のレガシィ、これが秀逸でした。
レガシィといってもただのレガシィではなく、STIでチューニングされた車だそうで
リミッターを外して320馬力程度出ているエンジンと3段をワイドレシオしたはギアは
暴力的ではなく程よく力強い加速感が何処までも続く様な仕様に、
特に金をかけたと言っていた足回りは、私の感覚値ではポルシェ(997)に近い印象ながらも
ロールもピッチも殆どしないのに路面のショックをほぼ完璧に丸めている分、
こっちの方が上かなと思いました。魔法の絨毯感はかなり高いです。
現行レガシィが新発売された時には大した車じゃないなという印象でしたが、
元が改良されたのか、STIの技術が凄いのか、慧眼する出来でした。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文才とはこういう事だと思う瞬間

2009年03月06日 | 車以外の話題
最近はメガCDショップ並みの品揃えです。リリースも早いし。

奥様がそろそろ春の歌プレイリストを作りたいと言っているので
手持ちライブラリの検索とiTuneStoreで目ぼしいものの物色をし始めました。
春の歌、桜色舞うころ、桜坂、さくら[独唱]、SAKURAドロップス、春風・・・・
そんな事をしていると松たか子さんのデビューシングルである(事を知ったのは今さっきですが)
明日春が来たら(の再録版)という曲に行き当たりました。
視聴してみると知っている曲、なかなか松さんらしい良い曲です。
(私が松たか子の何を知ってるんだという話は一先ず置いといて)

記憶と音楽というのは強力にリンクしますね。


最近聴かなくなったどころか今更言うと恥ずかしい事になってしまう言葉ですが、
Web2.0の最大の特徴は情報の受け手も情報発信出来るという事。
iTunesStoreのレビューも読んでいると感心したり面白かったりという物が沢山あります。
この曲にも比較的多めのコメントが載っていて基本的には絶賛なのですが、
その中に1つ、とても磁力の強いコメントがありました。
至って倉本聰的というか、いちいち重たい言葉を自らに語りかける様に
朴訥と語っている様で、とても心に染みます。
そう見てしまうと”はぶらし”という名前にまで深みが増してきて
ああ、きっと素敵な人なんだろうなと勝手に妄想したりしてしまいます。

コメントも素晴らしいのですが、何より感銘したのは、
きっとこの方の中で大切な曲の中の上位にあると勝手に推測する中、評価は星4つ。
その一つが過去を憂う心からなのか、曲を冷静に評価する心なのかは分かりませんが、
前者だとしたらとても良い話だなぁと思いました。

次回から通常営業に戻ります。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようやく日本導入

2009年03月04日 | C4まわりの話
ちなみにURLの付け方は”やってはいけない”の典型ですね。

C4とピカソがマイナーチェンジしましたね。
ヨーロッパでのアナウンスから結構な月日が経っているので、
在庫が一向に捌けない程、日本では売れていないのかと勝手に心配していましたが、
無事に新型も売られて一安心です。
5人乗りのピカソも導入を前向きに検討中という話だそうですし、めでたいですね。

最大のトピックは、やっぱり新エンジンの採用でしょう。
C4最大の弱点である燃費が改善されるというのは羨ましいです。
何しろ、現行エンジンはフェラーリ・カリフォルニアの公称値よりも圧倒的に燃費悪いですからね。
まぁ、イタ車の公称値がアテにならないのは、歴史が証明している事ですが。
同じエンジンの308MINIに乗ってみて味気ないエンジンだと思った経験を踏まえると、
ガソリンを垂れ流しながら濃密に回る現行エンジンで堕ちるところま堕ちる
というデカダンも一興かもしれませんが。

逆にうーん・・あと一歩と思った所は
・あるだけマシながら、クーペが完全に窓際になってしまった
・ステアリング前のメーターが省略されてしまった
・6段EGSやディーゼルといった飛び道具は採用されなかった
・カラー体系が地味になった(ブルーオリエンタルも無くなってしまった)
・ピカソ1.6Tの値付けは、最早現実的ではない(更にレザーオプション63万って・・・)
・その内買おうと思っていた17インチアルミがオプションリストから消えた
 (まだ売っているうちに買っておかねば)
・・・そんくらいです。
タコメーターを外した理由はコストカットなんでしょうか。
移った位置も、思いっきり左ハンドル仕様ですね。
インテリアデザインのキーになっているし、利便性も高いので、
外してしまったのはかなり残念です。

総じて言うと、やはり新エンジンというのは大きいですし、
マイチェン車の一般論として、地道な改良のお陰で耐久性が上がっていたり、
セッティングが変わっていて乗ると別物の様に良いというケースが多いので
恐らく新型の方が良い車なんだろうなと思います。
もちろん在庫処分の旧型を格安で乗るってのもアリとは思いますが。
(どうせ新しいも古いも関係ないくらいにマイナーな車ですし)
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

F1は金が全て・・・不正解です。(今回に限り)

2009年03月02日 | 車好き話
とりあえず優秀な人材の喪失は免れた様です。

独立・再建の道を模索していた元ホンダF1チームが
これ以上決まらないと参加不可能になってしまうギリギリのところで
何とか参加出来る様になったそうです。

”え!無くなっちゃったんじゃないの?”と思われる方に簡単に補足しますと、
自動車メーカー運営のF1チームは大きく分けると2種類あって、
トヨタの様に、F1に参加するに当って1から組織するチームと
既存チームを買収して看板を掛け替えるチームがあります。
更に看板掛け替え系の中でも段階的に企業体の中に取り込んで行くチームと、
元チームの施設とスタッフをそのまま使うお任せチームに分かれていて、
ホンダはお任せだったので、撤退をしてもチームは残っていたという訳です。
話を平らにしてまうと、ホンダはF1から撤退をしたのではなくて、
オーナーを止めたと言った方が正解かもしれません。

話戻って、元ホンダ買収にはメキシコの大富豪やヴァージングループなど
色々なオーナー候補が消えて行く中、最終的には昨年からチーム代表になった
ロス・ブラウンが買い取り、晴れて再出発する事になったそうです。
買い取ると言っても、ホンダは真剣に運営してくれるのであれば
譲渡に近い金額になっても構わないとコメントしていたので、多分そうなんでしょう。
まともに買うとなったらチームの資産+今年の運営資金で500億円を超えてしまうので、
幾ら超優秀な有名人でも個人でそれだけの資金をかき集めるのは無理でしょうから。
今回のホンダF1買収話に関連して興味深かったのは、
近年、F1に熱心だった筈の、中近東の名前が殆ど出て来なかったという事が挙げられます。
ニュースに出ている、ありとあらゆる建設が中止になっているという話を
図らずもかいま見てしまった様です。
中近東に恨みは全くありませんが、言わば去年までの歪みまくった経済構造の
象徴の様だった中近東の勢いも、急速に衰えているのかもしれないですね。

それにしてもロス・ブラウン、ジェンソン・バトンという才能が宙に浮くことが無かった
というのはF1ファンとしてはとても良い事でした。
もしかするとセナの名前が帰ってくるかもしれないという情勢ですし。
ロス・ブラウンはF1史上最高の成功を納めたフェラーリからホンダへ移籍する時、
”(休暇から戻っても)フェラーリにいる以上は、今までと同じ事をするんだと思う、
僕はそれよりももっと挑戦をしてみたいんだ”とコメントしていて、
皆がダメチームを復活させるといった三文スポコンストーリーをイメージしていたのですが、
実際はもっと話は大きくて(オーナーですから)、困難な挑戦になった様です。

SAF1の時もそうでしたが、
こういうチームは応援したくなるんですよね。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする