木曜日、会社の同僚とカートに乗りに行ってきました。
二人ともF1好きなので、まぁ、そんなノリでの企画です。
ちなみに同僚は
ロータス・エリーゼから
フェラーリ328乗り換えた真性車変態です。
328は二人乗ってしまうと荷物を置く場所が無くなってしまうので我が家の車で行く事に。
ハードワークが予想されるので、行き帰りは安楽椅子でってのもありますが。
場所は東日本でのカートの聖地
(である事は直前に知りました、、)新東京サーキット。
今回お世話になったのは
フレンズK.M.E.の遠藤さん。
カートは当然としてヘルメットからレーシングスーツ、シューズ、グローブ
果ては靴下(新品です)、タオルまで(後で知りましたがフェイスマスクまで)
手入れの行き届いた本格的な物をレンタル出来るところまでがシステムに入っていて、
キャンプチェアー、テーブル、飲み物付いた万全のホスピタリティと
(おまけでデザートもいただきました)
オールメンテまで付いるので、正にお財布だけ持って行けば良くて
時間内走り放題(同僚は100ラップくらいしていました)という夢の様な内容。
許諾を取っていないので幾らとここでは言えないのですが、
価格破壊に近いバーゲンプライスだと思います。
(感覚的にはビッグマックのセットが400円って感じでしょうか)
カートは本格的なやつです
カートで走るという事には2つの大きな障害があると思います。
先ずはお金の話。
それでも気楽に何回も行ける様な金額ではないですが、
ゴルフへ行く様な値段ですし、このプランなら道具も要らないので
十分現実的なのではないかと思います。
もう一つは運転が上手くないと乗れないんじゃないかという点。
機敏さ加減は違いますが、ハンドルやペダルの重さは
基本的に動かして楽しいレベルであれば遊園地のゴーカートと一緒。
それくらいのスピードであれば特に難しいという事もなく
初心者混走時間で走る事になるので、基本的なルールだけ覚えておけば
免許を持っている人なら自分なりの精一杯で楽しく走る事が出来ると思います。
実際、結構なお歳と見受けられるオバサマも走っていましたし。
同僚のニキ・ラウダです。カートにはコスプレという観点での広がりもありますね。
とはいうものの自分なりに速く走らせようとすると結構難しくて、
”何で直線でブレーキ踏んでるのにスピンすんだヨ!”と思っていたのが
単にブレーキの踏み過ぎでロックしていた事が分かったのと、
アクセルを踏んで若干アンダーステアな状態が一番車が安定する事、
借り物なのであまり大きな声では言えないですが
コースアウトしても全く安全という事が分かるまでは
(ここが自動車で峠道を走るのと、一番違いますね。笑)
コースにいるよりもスピンして立ち往生しているか
芝生で場外乱闘している方が多くて車も芝生だらけの泥だらけ。
コツがつかめるのまで半分くらいの時間を使ってしまったので、
カートの体験走行でよくある10ラップ幾らというのでは
恐らく攻め込んで走れるまで行かないと思います。(当日は雨だったので余計に)
そんなこんなでコツがつかめると痛快の一言。
乗用車では味わえない一体感を味わう事が出来ます。
新東京サーキットのコース図。色々メモを書いています。(合ってるかどうかは知りません)
慣れてきて自分の限界近くなってくると今度は体力との勝負。
よく、モータースポーツって何処がスポーツなの?と言われる事がありますが
門前レベルでのカートでも汗はダクダク。
パンツまでびっしょりになります。
ペースを上げていくと首も持って行かれますし、
高速コーナーでは走りの限界の前に腕力の限界が来ます。
プロレベルまで行ったら、察して知るべしですね。
平日という制限もあって半年がかりで
おっかなびっくりと企画したカート走行でしたが
意外と万人にお奨め出来そうなレジャーだと思います。