マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

過去によって変わるものは・・・

2009年02月26日 | シトロエンの話
我ながら変な子供でした・・・

最近バンドブーム復活ブームらしく、ユニコーンリンドバーグ
私が中高生の頃に流行った懐かしい名前を耳にします。
とはいえ私の高校受験のテーマソングはマイケル・ジャクソンのBaby Be Mineでしたし、
高一の頃はスティングのTen Summoner's Talesでメタルテープを何本ダメにしたかという様な
変な子供だったのでリンドバーグ復活と言われても”ムロちゃん元気にしているかなぁ?”
くらいの感慨しか無いのと、再結成して意味があるのかとう感は否めないところがあります。
(まぁ、子供の手が離れたとか、もうひと働きして老後に備えたいってのはあるでしょうが)

この角度から見ると、完全に売る気ですね。でも、これはシトロエンじゃないだろう、やっぱ

今回の本題は先日取り上げたDS Insideです。
その後、webで色々情報収集をしたところ、私、少々誤解をしていた様です。
DSが復活するのではなく、全部DSになるんだそうで。
DS3、DS4、DS5、DS6・・
物のついでにDSiも作って欲しいくらいのDSっぷりです。
じゃあ、これからのシトロエンは全部DS迎合になっちゃうの?・・・と
DSに対しては特に感慨が無い、いちシトロエンオーナーが思っていたところ、
DSというのはdifferent spiritの略なんだそうで。
Désirée Spécialeでもdéesseでも無くて、異なる精神なんだそうで。
取り敢えずマキバオーと宇宙船のチャンポンにする気は無いみたいです。(ほっ)
とはいえ正直、DS insideだけ見せられても格好良いist(寧ろ先代)にしか見えないとか
MINIが格好良いから羨ましくて作っちゃったとか、
様するに没個性でもいいからもっと売りたくなっちゃったんだろうなという印象です。
Cシリーズが持っている何処から見てもフランス車らしい格好の方向を突き進めて
車なのか何だか分からない様な格好になってくれた方が個人的には嬉しかったですが、
Spiritual mind(崇高な精神)でSMなんてシリーズだったら個人的には狂喜乱舞だったのですが・・・
DSシリーズは次の一品が出た時に、線となって方向性を示すんでしょうね。

どちらにしてもダイナミックに変化するという事でしょうし、
NGだったら現行車を中古で乗ればいいだけの話なので、動向を楽しもうと思います。
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便利を貰う時代 お得を買う時代

2009年02月23日 | そのほか


iPhoneのApp Storeにマック(ハンバーガーの)のクーポンアプリが発売されています。
そう、割引クーポンなのに売ってるんです。230円。
恐らく2回も行けば元が取れてしまう値段ですが、
レンタカー屋で割引価格を適用するのに500円くらい払って
良く分からない会員になるのを思い出してしまいました。
これはマクドナルドが売っているAppではないので、厳密に言うと違いますが。
ともあれMac userであれどMAC loverではない私ですが
プリントアウトしてハサミでチョキチョキしてという手間を考えれば
買って損は無いAppではあると思います。
・・・結局、手間を金で買っているか。

翻って、サイフに嵩張るポイントカードが携帯にまとめられる
ぎゃざポというサービスが始まるそうです。
先ずは一部電気屋で試験運用とかで。
前提としてFeliCaのリーダーをお店に置く必要がある事と
そのFeliCa(いわゆる”おさいふケータイ”)自体が統一規格にも関わらず
各社てんでバラバラに互換性なく運用されている現状をふまえて、
何処まで普及するのかは不明ですが。
ともあれ、統一ポイントシステムになればいいのにという消費者感情を踏まえ、
一先ずはカードを減らす、という試みは賞賛に値するかもしれません。

21世紀は情報の世紀だと、確か21世紀が始まった頃に言われていましたが、
(今がそうなだけじゃないかという指摘はともかく)
こういった隙間商売が普通の世の中になってきましたね。
アイデア1つで仕事になる、閃いた者勝ちというのも楽しいと思います。
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”三本和彦、ニッポンの自動車を叱る”を叱る

2009年02月19日 | 車好き話

仕事帰りに本屋へ立ち寄ると、私が比較的敬愛している
三本さんの新書が売っていたので、買ってみました。
他に読んでしまいたい本があるので
今日は見出しと最初の数行を斜め読みしただけなのですが、
彼の真骨頂である正論ががつらつらと書いている様で面白そうです。
とはいえ、”比較的敬愛している”と中途半端な表現をしたのもそのせいなのですが、
彼の言っている事を要約するとワーゲンになってしまうんですよね。
とはいえ三本さんがワーゲンの様な車以外を認めないという訳ではないですし
私もワーゲンには好感を持っている方だと思いますが、
求めている方向性が違うんだよなぁ・・・と思います。
趣味嗜好は人それぞれなので、それはそれでいいんですが。

明らかにやり過ぎではありますが・・・(煉瓦本というよりS本の最高峰)

ただこの本、腑に落ちないところがあります。
先ずは余りに仰々しいというか演出が過ぎていると思う事。
何しろ、題名が”三本和彦、ニッポンの自動車を叱る”ですからね。
オビに例の荷室の大きさを計る棒を持ったイラストも入っているし、作為的です。
それだけなら出版社が頑張り過ぎたんだろうと思うのですが、
肝心の中身が、行間が妙に空いているし文字も大きいしページも若干少ないし、
様するにスカスカ感があるのです。
後ろへひっくり返りそうなくらい大上段に構えた題名を付けるなら、
京極夏彦の如く圧倒的ページ数にビチビチに詰め込んだ文字量で
同じ行を3回くらい読んでしまう様な朦朧とした意識の中、
もう勘弁して下さいと言いながら徹夜で読ませる(そして翌日は使い物にならない)
ぐらいの熱さがあっていいのでは思いました。

いや、中身じゃなくて無駄な演出が過ぎるんですよね。
でもそこが興ざめだったというお話でした。
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[シトロエン] C4 1.6 リコールのお知らせ(ブレーキスイッチ交換)

2009年02月13日 | My C4
”ちょいあおり目のロクヨン”も格好良い・・・


全く気付かないままでしたが、こんなメールが来ていました。
様するに球切れ(ちょっと違うか)するので直しに来て下さいとの事。
毎回言っている様な気がしますが
無い方が良いながらリコールが出る事自体、悪い事ではないので
黙々と修理に出そうと思います。今週末は予定が埋まっているなぁ・・・

ところで元来、
「あー、外車は電気弱いからね。こういうのは国産のに替えといた方がいいんだよ・・・」
とベテラン町工場のオッチャンがコロナか何かの部品に取り替えてお終い、
なんて事が茶飯事だった(オッチャンの腕の見せ所だった)日本のモータリゼーションですが、
今ではこんな細かい事でもお詫びのメールが来たりするんですね。
仮に壊れたところでハイマウントランプは点くんだし、
深くお詫びする程の事か?とちょっと思ったりもしますが
今回の文章は主語を電球に置き換えて読むと少々滑稽です。
近い将来、本当にこんなのが来るのが当たり前の世の中になるかもしれないな
という一抹の恐怖感とともに・・・

電球のため、使用過程において消耗し、
ブレーキスイッチが作動しなくなる恐れがあります。
そのまま使用を続けると最悪の場合ブレーキランプが点灯しなくなる
恐れがあるため・・・

原文の著作権はプジョーシトロエンジャポンに帰属します(きっと)
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外す気配が・・・

2009年02月09日 | シトロエンの話



シトロエンのインターナショナルサイト(というのか?)がリニューアルされていました。
サイトどころではなくコーポレートマーク&ロゴも変更との事。
C-カクタスから始まっているデザイントレンドに融和させている
というのは一目瞭然な感じですが、本当にこっちの方へ行くんでしょうか。
ロゴ&マークよりもそっちの方が心配になってきました。
(それにしても、この書体は無いだろうと思いますが)

雑誌の記事を読んでいると、昨今のフランス車は運転する時の視点が
どんどん上がってきているんだそうです。
確かにC4も目一杯シートを下ろして乗っても、まだ椅子が高いと思います。
C-カクタスから始まるデザイントレンドを見ていると、
小型車ばかりなので一概には言えないながらもアップライトな格好が更に顕著になっています。
確かフランス車のホイールベースが長い理由は、
直進安定性や乗り心地の良さの・・・というのは副次的に得られたもので
前後長を調整して室内スペースを稼いでいるから、であった筈。
今の車は大きくなり過ぎていると言われて久しいので、
長いのを止めても今まで通りの車を作る方法をあみ出したというのであれば歓迎なのですが、
何だかちょっと違う気配。迷い始めている気配・・・
リニューアルと一緒に展示されているDS Insideという車も
(先週出ていたDS復活か?という記事のソースはこれですね)
かなりの部分、量産車のディテールを持っていながら迷っている印象。
幸いな事に私が乗っているC4を含め、現行ラインナップはシトロエン風味が強いので
株主でもない私が未来を心配する必要もないのですが
今更感が非常に強い大口を開けたグリルといい、新デザインキューは
あまり成功するとは思えない方向に行っている様な気がしてなりません。
一言で言うと、エレガントじゃないんでしょうね。
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週末はホンダ祭り

2009年02月04日 | 車好き話
新型インサイトが今週末発売だそうです。
我が家から徒歩20秒くらいのところにあるディーラーでも
先週末辺りからザ・ピーナッツのキャラクターを使った看板が出ていて
そろそろ発売するんだなぁ・・・と思いながら店の横を通り過ぎています。

あれ・・・あるじゃない・・・

今晩通り過ぎるとバックヤードに堂々と置いてありました。
まぁ、隠してもしょうがないとも思いますが、いつになく大っぴらです。
以前、プリウスと一緒じゃないか、何考えてんだという記事を書きましたが
暗がりの中、敷地内に入るのは犯罪なので遠目から見ただけながら、
ぱっと見て格好良いなと思ったので、多分きっと格好良いです。
内装写真を見ると相変わらずのホンダらしく散らかり放題になっているので
恐らくこれも買いたいと思う事は無いと思いますが、
外観はかなり良いと思います。
明日、店員さんがOKと言ってくれたら改めて見てみようと思います。


ところで、昨年末くらいから気になっているのですが、
ホンダグリーンマシーンというインサイトのティザーサイトがあって、
その中でドラマが上映されています。
車が時代遅れになった近未来、主人公の車が迷い込んだ先はエコカー研究所・・・
といった感じで始まる話なのですが、
考えさせられるところあり、ときめいてしまうところあり、
ストーリーもしっかりしているので見応えがある良いドラマだと思います。
内容は100%車なのですが、車うんぬん抜きにしても最近のお奨めです。
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丸い頭を四角くする ~新幹線とフランスの意外な関係~

2009年02月03日 | 車以外の話題
今日、500系とよばれている新幹線が格下げになる
といった様な記事が出ていました。
格下げというのは"のぞみ"ではなくて”ひかり”や”こだま”
として運行される事になるんだそうで。
未だかつて鉄道に食指が動いた事が無いので500系といわれても良く分からず
初代新幹線の目が細いバージョンかスターウォーズのやられ役
みたいな顔の新幹線かと思ったのですが、
ウィキペディアで調べてみると戦闘機みたいな顔をした
これが最新鋭の新幹線ですと言われても納得してしまう新幹線の事でした。
細目(100系)とやられ役(300系)

そして主役の500系新幹線(確かに格好良い)

もう10年近くも前に遠距離恋愛していた子に会いに乗った新幹線も
確かこれだったと思うので、決して新しい訳ではない様ですが、
私が生まれる前から走っていた新幹線がついこの間引退したばかりなので
異例の短命である事は間違いない様です。

色んな意味で救いようが無く消えて行ったコンコルド

少し興味が出てきたので更に記事を読み進めると
500系新幹線は兎に角最高性能を追求して作られたものの様で
今をもってパワーウェイトレシオにあたる数値は世界最高なんだそうです。
(本当かどうか責任は持てませんが)
ただ、最高性能を求める余りに空気抵抗の少ない円筒状&ニードルノーズ
にしたのが仇となって先頭車両の鼻の長さは全体の半分以上、
円筒形なので窓際は乗り辛く客席も少ないと
まるでコンコルドが量産されなかった理由と同じ様な欠点を持っていて
それこそが格下げになった理由なんだとか。
(コンコルドはそれに燃費の悪さと維持費が嵩むという、救い様の無い理由が追加されます)
最高性能の新幹線が各駅で使われるなんて、贅沢極まりないですね。

カモノハシには見えないけどなぁ

新幹線の今後の動向ですが、靴べらの様な顔をした700系(とN700系)新幹線が大量投入されて
その他の新幹線は随時廃車されていくというのが中期計画なんだそうです。
十分個性的な格好をしているのにマジョリティーであるが故に個別評価がされない辺りは
さしずめこちらはジャンボジェットといったところでしょうか。
ちなみに700系の一番のポイントは断面が四角いという事。
新幹線といえど、多くの客を快適に運ぶという電車としての使命は変わらない筈なので
目的に対して純粋な格好をしているというのがモテる理由かもしれません。
ジャンボジェットも結果論と努力の積み重ねとはいえ同じ性格を持っています。
やはり目的に純粋なものは支持されるのでしょう(2回目)。
目的に純粋・・・へへ乗りに響く言葉です。

ちなみに500系の足回りはアクティブサスペッンション(=ハイドロ?)、
戦闘機の様な運転席のキャノピーはフランス空軍の戦闘機と実際に同じ・・・
新幹線、意外と言っては失礼ですが奥が深い。
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