マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

Picasso

2009年06月18日 | そのほか
今月は横浜フランス月間だそうで、色々なイベントが催される様です。
そう言えば先週末に行ったシトロエンのディーラーにも冊子が置いてありました。
日本人にとって馴染みがある外国の上位でしょうから、
こういうイベントは沢山あった方が良いですね。

あ、なるほどね・・・

ところでバーへ行くと5杯に1杯くらいの割合で飲んでいるペルノを注文すると
いつもとは違うラベルが貼ってありました。
酒類のスペシャルボトルというのは販促活動の一環なのか良くあるので
興味本位でボトルを見てみると、何処かでみかけた文字が。
今頃気付いたのかと言われそうですが、
C4ピカソのフェンダーに付いている樹脂で出来たピカソロゴは
画家のピカソのサインをレタリングしたものだったんですね。
また一つ賢くなりました。

これが現行iPhoneのカメラ性能の限界・・・(画処理を入れて尚)

ちなみにペルノはそのまま飲むと少し角々しい味がするので
ハーフロックで飲むのが一番美味しいと思いますが、
これからの季節はソーダ割りもなかなかイケます。
昨夏はハイボール三昧だったので、今夏はこれで行こうかな・・・
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エコの副産物

2009年06月15日 | 車以外の話題
白昼堂々と(夜ですが)・・・という訳ではありません。

我が家の買い物スタイルは週末買いだめタイプです。
というよりは私が買い物担当なので土日にしか買い物をしないのですが、
毎週近所のスーパーでカゴ2つに山盛りになった買い物をレジ袋に詰めながら、
ふと思いました。”これは無駄なんじゃないか”と。
レジでお金をジャラジャラ数えるのが面倒と極力カード決済をしていたり
財布&カード入れにしたら定期は絶対に忘れる自信があるのでモバイルSuicaにしたり
手帳も頻繁に忘れるのでメモはiPhoneに書く事にしている私が
レジ袋が環境に悪いからとエコロジー視点で考えた筈もなく、
どうせ家に帰ったら荷解きする物を、何でせっせと詰めてるんだと思った次第です。
デパ地下や紀ノ国屋で買い物をする様なブルジョアな方々、
買い物は奥方の仕事と男っぷりを発揮されている方は感度が低いと思いますが、
スーパーで買い物をした物をレジ袋に入れるのは、結構面倒です。
試しに計ってみたところ、2カゴ・レジ袋6枚分を詰め込んで所要時間14分。
無駄な作業の為に駐車場が1メーター上がりかねません。
荷物が重たかったり多かったりすると、レジ袋では指が痛いですし。
そこで目を付けたのがマイバスケット。お値段たったの330円(近所のスーパー価格)。
これであれば後は運んで冷蔵庫に入れるだけ。とってもラクチンです。
ちなみに買い物時はバスケットを二重にして上の段を備え付けのカゴにしないと
改めてカゴからカゴへ移し替えるという間抜けな作業が発生するのでご注意下さい。
後はこのカゴを家でどう使うかが思案のしどころ。洗濯物入れかな・・・
要約します。マイバスケットはスボラの為にある物です。

そういえば昨日も貰いました。

レジ袋が環境に悪いと何年か前から流行り出したエコバッグですが、
簡便に作ると耐久性が落ちますし、頑丈に作ると材料もそれなりに必要になるので
実はレジ袋と環境負荷の度合いは大して変わらないという話があるそうです。
そもそも、レジ袋も必ず1回使ったらダメになる訳ではないので、
貰ったレジ袋をまた持って行けばいいじゃないかとも思います。(今度やってみようかな)
エコの3Rでいうところのリユースです。
環境保全の話になると何故か目の敵にされているレジ袋ですが、
そのまま捨てられているのかといえば、そんな事は無い筈で
我が家ではネコ砂を捨てる時、野菜を包んで冷蔵庫に入れる時など、とても重宝しています。
様は物の問題ではなくて、使う人間の問題が大きいと思います。
ペットボトルのラベルとキャップを剥がしてそれぞれ別の回収容器に入れる、
至ってエココロな感じですが一度立ち止まって考えた方が良いと思います。
そもそもペットボトルを使い捨てにしなければ、リサイクルすらする必要がありません。
弁当男子、マイ水筒と小じんまりとした物が最近ブームですが、
タッパに入った弁当にコーラのラベルが付いたペットのお茶なんてランチスタイルも
意外といけるのではないかと思ってしまいました。(そうでもないですね、、)
要約します。風呂敷やエコバッグは小やかなオシャレの為と思った方が日々の生活が潤うと思います。

さて、エコカー減税の副産物は何なんでしょうね。
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ファミリアール・・・か・・・

2009年06月14日 | C4まわりの話
でも、夏は閉めないと暑いです。(体験談)

昨日、フェアをやっていた事もあってピカソの試乗に行ってきました。
C4を買う時に一度試乗しているのですが、当時は全くの野次馬だったので、
やっぱり大きいな、という印象しか残っていません。
新エンジンになったC4ピカソ、実力や如何に。

そんな殺生な・・・

ディーラーに着いてから、しばしご担当を待っていると、奥にSMが。
久々に事情含みで買おうとしている身としては
結婚式に憧れの女性が参列していたくらいに後ろ髪を引かれます。
幸いな事に車は乗り換える事が出来ますが。
置かれていたSMはディーラー車と思われる(丸4灯なので)ブルーメタ。
パーツの経年変化具合が均一ではないところからして、
恐らくはちょこちょこと整備に入りながらオーナー氏の生活に溶け込んでいる車なのでしょう。
ピカピカに手入れして乗るというのも、もちろん車の乗り方として正しいですが、
名車と生活を共にするというのはとても贅沢だなと勝手に想像してしまいました。

話はピカソに戻ります。
試乗をしたのは新型エンジン+6EGSの車で、色はブルーキャノスでした。
新カラーラインナップにはブルーグレー系が非常に多いのが特長だと思いますが、
確かに似合っているので買う人は選択に困るのではないでしょうか。
(EGSの)ピカソの発進はギアモードをAかMにしてアクセルを踏むだけなので
違和感は慣れの問題である事は言うまでもありませんが
極端な右利きを自負している私でも左半身を全く使わない動作には戸惑いがあります。
走り始めて思った事、先ずはターボ付きとはいえ1.6とは全く思えない豊かなトルク・・・
の前にギアモードのセレクトレバーがしっかりとした物になっていたという事、
そしてこんなにスムーズだったかと思い返してしまうEGSのギアチェンジです。
ワーゲンやボルボのツインクラッチと比べたら出来損ないもいいところなのですが、
オートモードでも常用出来るレベルにはあると思います。
とはいえそもそもがMTなので、EGSの真骨頂はマニュアルモードにあります。
ロボMTの変速作法を守ってシフトチェンジをしてあげると、
DSGなど足下にも及ばないギアチェンジをしてくれます。
シトロエンは本邦では趣味生の高い車と言い切ってしまって差し支えないので
技を身につけた者だけが体感出来る領域があるというのは、良い事だと思います。
例の1.6ターボエンジンは過不足両面で全く主張しない、
エンジンは付いていればいいくらいのレベルで扱われるフランス車のイメージに近い印象。
タービンの音が少しだけするのが、エンジンが付いている事を思い出させます。
とはいえ低速トルクが厚いエンジンなので、ふとアクセルを踏んだ時にも
即座に反応してモリモリと加速してくれるとても良いエンジンだと思いました。
今までこのエンジンは本家のMINI、308、新型C4と乗りましたが、
実はピカソに一番合っている気がします。
ミニバンの中では上位という評価を得ているらしいコーナリングでの身のこなしは、
やはりC4に比べれば大きな物を動かしている感は否めません。
それはセッティング云々の話ではなく空間が広かったり椅子に座る様なポジションだったり、
ミニバンである以上、車としての成り立ちの問題なので仕方ないのですが、
私にとっては仕方ないでは済まされないところでもあるので
ここに目くじらを立てなくても済む様に、目先を変える必要があるかもしれません。

何処に入れたのか分からなくなる程の、収納の数々。

今回乗ってみて一番感心した事はセカンドシートの乗り心地です。
1列目に乗っていると、どうしてもフラつくシーンというのがあるのですが、
セカンドシートはフラットライドそのもので
異論あるかもしれませんが、C5よりも良いのではないかと私は思いました。
運転しての違和感を踏まえ、目先を変えるとすればこれは十分な理由になりそうです。
試乗の後半、運転を代わって貰ってつぶさに観察をしていると
件のセレクターもそうですが、全体的に立付けが良くなった気がします。
私的にピカソの最大の”何とかしろポイント”だと思っていた液晶内で背景色が違う点は
(ほぼ)同色に設定も可能という事が分かり、安堵しました。
完全合理主義の色が濃いC4に比べて(私はそっちの方が居心地が良い)、
ピカソには至れり尽くせりな部分が多く感じられます。

構造的に運動性能ではC4の方に分があるので、そこを比べると厳しいものがありますし、
運転して楽しいミニバンというのは、きっと同乗したくないミニバンだと思うので
自分で運転するより乗せて貰った方が幸せな車だという感想は逆に良いと思います。
サードシートに座っていた子供の爛々としていた目の輝き具合や
DVDプレーヤーが無くても車自体がエンターテイメントであるという
ピカソ固有の魅力というのは十分に分かりました。
きっとピカソに乗っても十分に幸せでいられそうです。
とはいえ本質的に私が求めている物ではない事も間違いないので、
もう少し動向を見守ってみようかなと思います。
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柳の下のドジョウ

2009年06月12日 | 車好き話
先ず思った事、”マジすか、、、”

パチンコ屋の前を通ると懐かしいアニメキャラクターや有名人のノボリが沢山並んでいます。
多分、何かのキャラが当って、成功事例として続いているんでしょう。
いつも”よくやるよなぁ・・・”と思いながら通り過ぎているのですが、流石にこれには降参です。
ボンジョヴィといえば、かつて大ブレイクしたアイドルロックバンドで
私も中学生の頃、大井競馬場前の運河でBad Medicineをかけながら釣りをしていた、
何だか良く分からない記憶が蘇るほど、生活に密着していたバンドです。
かつてギタリストのリッチーが日本人マルチタレントと組んだ時にも思ったのですが、
ボンジョヴィ、お金に困っているんでしょうか。(いや、貸してあげられないですが)
でも、パチンコ・レッドツェッペリンだったら、最前列体験してしまうかも。
(”豹変”ジミー・ペイジ監修とかだったら、リアルに泣けてきますが)

キャッチコピーは”エコ・スポーツ”。至ってマツダらしい直球勝負・・・

ところで明けて昨日、マツダのアクセラがモデルチェンジをしました。
前のアクセラは社用車だった事もあって何度も乗っていて、
全く会話が出来ない程に酷い車内騒音とマッサージ器の様な振動を筆頭に
気でも触れたのかと思ってしまう赤文字に青照明という組み合わせのメーターと
弁護しようにも取りつく島を全く与えてくれない内装のヘボさ、
常にバウンドするので車酔い確実な乗り心地など、”よくもこんな車を売るよなぁ”と思う反面、
2.3Lとは思えない爆発的な加速力とクイックなハンドリングのお陰で
無駄に走り回ってしまう非常に面白い車でもありました。
物を運ぶのに使う台車をスケボーの要領で乗って遊ぶ、
あの感覚に近い車です・・・大半の方には分からないですね。
(結局、何処に飛んで行くか分からない所を含めて面白いという、普通に言えば落第もいいところな車ではあったのですが)

どうやら電動アシスト付き台車と言える程に
大掛かりな装置が付いている訳ではない様ですが、
車としての資質に疑問を持ってしまう(チャチい、つまらない)
プリウスやインサイトに対して、
ハイブリッドだけがエコカーじゃないよと言うかの様に
自分の得意なアプローチでエコカーを作ってきた
マツダは志が高いと思いました。
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悩んでいます・・・

2009年06月04日 | C4まわりの話
ちょっとやり過ぎではないかと・・・

実は先日立ち寄ったディーラーの方から暗に教えれ貰っていたのですが、
マイチェン前のC4ピカソがネット限定で60万引きキャンペーンを21日までやっているそうです。
インサイト辺りが今なら免税といかいう宣伝をしていますが
(あれって車屋が値引きしている訳でもないのに、大々的に宣伝していい物なんでしょうか?モラル的に)
それどころではない値引きという事ですね。
日本法人なのに国から全くケアして貰えない外車屋さんも頑張っています。
そんな男気を感じてしまうところもあり、間もなく家族構成が変わる事もあり、
上の子がこの前、ピカソを見て猛烈に気に入っていた事もあり、
もしかしてピカソに乗り換えた方が良いのかな?などと考えながら、最近悶々としています。
ミニバンに乗っている自分を許せるのかという至って古風な考えと、
ミニバンだったら、別にシトロエンじゃなくてもいいじゃんという考えと(グランセニックの方が良い車の様な・・・)
そもそもがC4を手放す気が全くしていない、でも2台目なんて無理
という辺りの話が、頭の中を無限ループをしている訳です。
そんな中、発売中の何かの雑誌で”C4ピカソは現代のファミリアールだ”
という見出しを見て、更にグラついたりしています。
幸か不幸か、感銘する程の記事でもなかったので平静を保っていますが。
更に4年以上のオーナーは点検・車検で部品代割引きというキャンペーンも始めたそうです。
顧客を大事にする(で、サービスで儲ける)というのは車屋として正しい姿勢なので、
きっと全く売れてなくて大変だろうPCJも頑張っているんだなと思います。
私が間もなく定期点検なのに対象外という点だけが悔やまれます。

何故これが優遇対象にならない

ところでもう1台、買おうかどうか真剣に考えているのが電動チャリです。
イチキュッパで買える代物ではないので初期投資は結構かかるのですが、
我が家の財務改善、私のダウンサイジング、何となくエコ感なども考えて
最寄り駅までのバス通勤を止めて自転車にしてみようかな、なんて考えています。
そこで問題が2つ。コンセプトカーなどでは見た事があるのですが、
格好良い電動チャリが殆ど無いという事と、やっぱり高いという事です。
車に恨みはありませんが運転手が何時間もエンジンかけっ放しで寝ている様な用途が殆どの
LS600hLが100万近く減税という、愚行としか言い様が無いエコカー減税よりも
こういうのを何とかした方が良いと思います。
(だから底が浅いとか猿知恵だって言われるんだよ・・・ブツブツ)
いや、欲しいから言ってるんですけどね。
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対岸の大火災で思った事

2009年06月04日 | 車好き話

ニュースで取り上げられている通りですが
GMが破産申告をして一時国有化される事になりました。
GMがGeneral MotorsからGovernment Motorsになったと揶揄されているみたいですが
何よりGM程の会社が倒産するというのは、背景は兎も角一大事な筈なのに
経営者なのか政府なのか官僚なのか分かりませんが、
これだけソフトランディングさせた手腕は凄いなと思いました。
何しろ、その日の平均株価は寧ろ上がっていますからね。
日本だったら多分、その影響が大きい事が分かっていても
指をくわえて見ているだけなんだろうなと、少し恥ずかしく思います。
同じく昨日、一足早く彼岸へ旅立ったクライスラーの日本法人
クライスラージャパンの社長が日本の顧客向けに大丈夫なので
安心して下さいと演説をしているビデオ
の記事が載っていました。
プロンプター棒読みがバレバレなのと変な日本語に苦笑してしまいましたが、
今出来る最大限の誠意という感じはしました。(社長さんは、多分良い人なんでしょうね)
当たり前の話でもありますが、キーワードはともに再生
如何にもアメリカ人が燃えそう(萌えそう?)な言葉です。

車の世界でもグリーンニューディール進行中・・・

他人の世話にはならんぞと痩せ我慢を続けているリベラル派フォードも含め
商品が時代に合っていないだけで技術力に乏しい訳ではないですし
そもそもがスペースシャトルを飛ばしてF-22を作ってしまう国ですから
(windows、MacOS、Linuxもそういえば全てのアメリカ製ですし)
その気になったら最先端の車を作る事も無理ではないと思います。
シボレーがスーパーエコロジーカーを作ってバカ売れでもしたら、
大統領は一気にグリーンニューディールの目的達成ですしね。
簡単に作れるなら既にやっている筈なので大きな困難とは思いますが、
アメ車の復権もそう遠い話でもないかもしれないという気がしました。
三次関数的に技術レベルも進歩している中国メーカーの存在もありますし、
モタモタしていると日本メーカーはトヨタとホンダしか残っていなくて
街中は外車(高級欧州車とエコアメ車とゲタ中国車)だらけ
なんて事にもなりかねないなと、少々不安になってきました。
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朱に染まって紅くなりはじめたか

2009年06月01日 | 試乗記
デ・ニーロの好演が光ります

シロッコを見に行った帰りに、気になっていたレガシィを見てきました。
私のレガシィに対する評価は、どうやらマイナスとプラスを繰り返す様で
前回は珠玉の出来だと感心したので、今回は厳しい番かも知れません。

説明不足である事は間違いありません。

何だか格好悪くなっちゃったなぁという評判の新型レガシィを実際に見てみると
確かに商用車みたいです。日産ADバンと何が違うんだと問われても、
大きさが違うくらいしか即答出来ません。(面の構成なんかは全然違いますけど)
何でこういうデザインにしたのか少し考えたのですが、答えは簡単でした。
今度のレガシィはアメリカで売りたかったんですね。
家に帰ってネットで見てみると、レクサスの新型ハイブリッドセダンや、
フォードやシボレーの現行セダンに良く似ています。
横幅を目一杯使っている(なので真四角に見える)のがアメリカでは流行の様で、
ヨーロピアンデザインが好きな日本人の目から見て格好悪く思えるのも、そこでしょう。
多分、この車のデザインが完成した頃は確かに有望な市場だったんでしょうが
今となっては日本をジリ貧市場だと見捨ててしまった事を後悔しているかもしれません。
それは兎も角、何年かしたら意外とこれがトレンドとして定着する可能性はあります。
デ・ニーロを起用したのもアメリカ臭を漂わせる作戦なんでしょうか。

アメリカ臭とともにトヨタ臭を感じる内装・・・(メーターは格好良い)

レガシィのアメリカ化は中に入ると顕著で、垂直と水平が基調になっています。
微妙に曲線が入っていてアメリカ人になり切れていなかったり、
メーターは青/白基調なのにインパネのボタンは赤く光る所などは
また何も考えないで作っただろうと思わせる、相変わらずの支離滅裂加減ですが、
それよりかつてメガウェブで座ってみたプレミオの香りがとてもするのが
やっぱりトヨタの子会社になったんだなと思わせます。
同じトヨタでも”家電みたいなもんですが、何か?”とでも言っている様に
相当に突き抜けているカムリ程、特徴的でもないし、
アウトバックの木目に象徴される様な、少し古いトヨタを連想するのが少々悲しい。
新型の登場はレガシィ20周年記念でもあるそうですが、
トヨタの中のスバルとしてレガシィをどうして行くのかが、まだ見えていない気がしました。
生粋のレガシィラバーズなら、その歴史を共有する事も悦びかもしれませんが、
一般人がデ・ニーロの様に所有する喜びに浸れるのかというと、
先代から退化してしまった気がするのは、そこかもしれません。
今時排気量を拡大してしまって、イノベーティブからは逆行してる面もあるし。。

またつまらぬものを・・・(嘘です)

車は走らせてみないと実際の所は分からないので、
そういう意味では気付かなかった素晴らしい点もあるのかもしれないですが、
見て座ってみた限りでは、作り手の事情が色濃く見えたのと、
徒者ではないのは見れば分かると思える程の説得力も無かった気がしました。
ともに名の知れた車ではありますが、立ち居値が今ひとつ明確ではないので
買う方も自分はこれを買っていいものなのか、迷うでしょうね。
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