約10年前に出版されたとみられる駅舎の新旧比較写真集が、最近に廉価で購入できました。
中でも、昭和12年に竣工した国鉄名古屋駅ビルや、善光寺仏閣スタイルの国鉄長野駅の姿が懐かしいですね。
…………また、昭和50年頃とみられる阪急三宮駅の姿も。名鉄百貨店の開業に当たり、経営や営業ノウハウを幅広く熱心に指導したことでも広く知られた、阪急百貨店三宮店のビルに丸い大きなトンネルが。私自身は、その当時はてっきり名鉄名古屋駅のように、そのまま地下トンネルに潜るものと勘違いしていたものでしたね。
ごく最近は、その跡地に新たな高層ビルが建ちました。あの丸い大窓が再現されたことは驚き。さすがに、今の阪急電車は横付けのプラットホームに抜けてしまうが。
さて、近年は阪急三宮駅自体を地下線化して、神戸市営地下鉄西神線との相互乗り入れ構想が急浮上。もし実現したら神戸高速鉄道東西線の花隈(南京町の最寄り)ルートが廃止になる場合も懸念されました。しかしながら、あれから新型コロナウイルス禍の影響か、全く音沙汰がありませんね。
それとは対照的に、なにわ筋線や、北梅田(きたうめ)地下駅、阪急新大阪線(一般狭軌)の事業計画は着々と進んでいますね。特に北梅田駅はJR大阪駅の一部の扱いになり、独特な構造のワイドホームドアが採用されます。来春のJRグループのダイヤ改正時に開業する見込みで、一度、視察に行こうと考えていますよ。(微笑)

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