あれから、画像の旧名古屋市電の写真集をじっくりと見てみました。
掲載されている写真は全てモノクロ。浅野修さんが1968年から69年頃にかけてコツコツと撮影されていたようですね。(微笑)
名古屋大学在学中は鉄道研究サークルにおられたとか。
私自身はその当時はあいにく、名古屋市内には住んでいませんでしたが。ちなみに小6から中1頃でしたわ。
当時の市電はワンマンカーとツーマン車が半々ぐらいか。
それでも1300形以外のツーマン車は大半がZパンタ化され、ワンマン対応準備車になっていたような。
しかしながら、1600形は中扉がないため、ワンマンカーの運転士からは、かなりの不評。結局、1601〜1615だけの改造に終わりましたね。1630や1632も早くからZパンタ化されていましたが、結局、ワンマン改造はされませんでした。
また、1800形A車の1801〜1814も既にZパンタ化されてはいたものの、デビュー当時での初期故障が多かったことも災いしたのか、ワンマン改造の対象から外されています。
連節車はどうやら3000形が最後まで頑張ったようだし、活躍範囲も広かったか。
でも団体貸し切りとは言え、まさか八事まで来ていたなんて全く知りませんでしたね。また普段は専ら大津通線の顔だったような1900形も来ていたなんて驚きですわ。うん。
…………一方、周りの市バスは、まだワンマン車も古い外観のツーマン兼用車が主役。ツーマン専用車も後ろが丸っこくて、二枚窓や三枚窓型が多かったような。
女性車掌も使っていた、あの手回し後方幕。まだワンマン運行時でも使われていたようですね。今の名駅29に相当する117系統・栄〜新富町でのその姿も写っていますし。
後方幕の使用が一時的にしろワンマン車から姿を消したのは、69年2月に新たな赤線入りのワンマン専用車がデビューした頃かな。
取り急ぎ報告まで。
…………さて、緑営業所ではNF-36に続きNF-31とNF-35も先日に廃車とか。殊にNF-31は神宮11、幹原1の系統にもよく現れていたものでした。長らくの活躍、本当にありがとう!!
・追伸………先の市電車両の話だが、実は1815もあったとか。こちらは試験的にカルダン駆動を採用したらしくて、後に1901に改番。ワンマン化されて、結構遅くまで使われていましたね。私自身は全く覚えていない市電車両だが。
1800形B車は1820番代。こちらはトラブルも少なかったためかワンマン化され、11系統として浄心にも時折、現れていましたね。72年3月にはPCCカーと一緒に全廃になりましたが。
・追伸2………以前の投稿にて、名古屋市交通局野並営業所配属のNH-199廃車を伝えましたが、サイト“まるはち交通センター”によりますと急遽、予定を変更か。NH-201が廃車になり、代わりにNH-199は延命。私自身も一昨日の夕方に植田11系統にて使われているのを確認しました。何故かは不明ですが。
NH-201は、よく神宮11系統にて乗り合わせたものでしたよ。ホンマにお疲れ様です。
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