5月3日(火)
▲ 法印の滝
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予報どうり朝から晴れ。
明るい空を見ると、昨日の悲観的な現状認識も吹っ飛んで、ルンルンに。
▲ 駐車スペースを出発。7:45AM
早朝に到着した群馬ナンバーの方も出発。
▲ 駐車場のすぐ近くの鎌倉橋のたもと
ここが、南天山(なんてんさん)への登山口だ。
登山届のポストも左下にある。YAMAPの登山計画をアプリ発信すれば登山届になるのだが、まだやり方不勉強なので、紙で提出。
群馬の方は、スローペースで行くので先に行ってくださいとボクに言われた。やはり同行者はいないのだ(笑)。下で写真をバチバチ撮っておられた。
▲ 杉が林立する登山道の右下は、中津川に流れ込む鎌倉沢の渓谷になっている。
そのうち、渓谷に下りて行って
▲ この鎌倉沢に沿って歩くことになる。
鎌倉沢は、滑るような平の岩面になっていて、黒光りが美しい。
▲ 滑り岩のアップ
おそらく、ボクが体験した中では一番きれいな沢になるのでは。
いくつか小滝を過ぎて、圧巻の滝はやはりこれ。
巻頭にアップした
▲ 法印(法円)の滝
▲ 最初の分岐点へ来た
左に直進すれば、そのまま鎌倉沢・ガレ場に沿って上昇の【沢コース】。
ここから沢を右に横切って、尾根の稜線を登っていくのが【尾根コース】。
急な斜面にはなるが、頂上への距離が短くなる尾根コースを行く人が多いようだ。
ボクも尾根コースで登って、下りで沢コースを辿ってくる予定だ。
▲ 杉林の稜線を、つづら折りしながら登っていく。
▲ スミレが少しばかり群生しているところもあった。
既に装備している三つ目のアプリ、Googleレンズによれば、これはタチツボスミレだろう。
時計回りの沢コースと交わる頂上への分岐点を越えたところで、
出た!
▲ アカヤシオ
半月ほど前のレポで紹介されていたが、まだ残っていた。
かなり落ちてはいたが、まだ幾らかは咲いていた。ラッキー!
▲ うん、えんじゃない。
▲ いいねー
と感嘆していると、まもなく
▲ 頂上スペースのガレ場が見えてきた。
▲ 南天山山頂 1483m
誰もいません。ボクが今日最初の到達者に間違いない。
山頂は狭いが、眺望はよろしい。スマホ電波(ドコモ)も入ってきた。
先ずは、山アプリ「AR山ナビ」を使ってみての、山の同定だ。
▲ 正面の東方向
あれは、誰だって分かるわな。百名山、ギザギザ山の両神山。
▲ 山ナビをかざして
山の地形図と併せた山名を出す。
実際の山と少しずれるので、方角調整を何度もやってみた。
ここはこんなものかな。
右手に武甲山が出てくるので、そちらの方向にスマホを少し向けて
▲ 東から、南東方向の写真
▲ その方向の山名は
武甲山、大持山・・雲取山 と山名が出てくるが、正しく合っているのか、よく分からん(笑)。
▲ さらに南方向へスマホを向けるが
▲ 甲武信ケ岳やら金峰山やら登った山名が出てくるが
どの山影を言い当てているのか、分かりにくいねえ。
まあ、いいか。面倒になってきたし(笑)。
▲ 更に南から西へ回すと
もういい、アプリが無くても分かる。
雪を抱いた浅間山が遠くに見える。
▲ お昼にしよう。
おにぎりセット。これだけはローソンで買ってきたが、お目当てのちらし寿司・チキンセットは無かった。きのう調達分だから少し硬いな。山男はグチャグチャ言わない。
アプリ操作をごちゃごちゃやっていて、頂上には1時間10分もいた。途中で二人の方が登ってきて食事して、ボクより先に下りていった。
ボクもそろそろ下りなくては。
▲ 下山開始。11:30AM
ここで、電波が通じるのだからよかろうと、もう一つの本命山アプリ、YAMAPをスタートさせた。
うん、うん、自分の位置が計画コース上に照らし出されている。
▲ 登って来るときは見落とした、沢コースと尾根コースの分岐点標識も見つかった。
ここは直進すればよい。
少し進んでから、YAMAPで位置確認をしてみる。OK、正しいコース上にボクはいる!
やはり安心だね。
▲ 通行止め標識
尾根コースはここで中断して、左下へ下りて行けば沢コースへ入るのだ。
沢コースを下りていって、最初の分岐点まで戻ったときのYAMAP表示は
▲ 右上の南天山頂上からYAMAPを起動させて、左へ尾根をずっと進んでヘアピンになっている中断箇所から、沢コースにそってここまで下りてきたというわけだ。青線で辿ってきた道のりが示されている。有料プレミアムにすると、何時ごろにGOALするかまでご丁寧に表示してくれるらしい。
▲ 気に入った沢コースを下り続ける。
▲ 駐車場に再び戻ってきた。13:50PM
他に2台のみだ。
▲ YAMAPも下りは全部青線になって。
距離と標高の関係も、頂上から下って尾根を歩いたときはフラットで、そこからほぼ一直線に下りてきた感じが表れている。
「終了」を押したらこんなのも出て。
上りは2時間半ほど要したが、下りも同じか。
「すれ違ったユーザー数 1人」とは? 群馬の方がYAMAPを使っていると言っていたから、頂上で会ったときに認識されたのだろう。「すれ違った回数 3回」というのは、カウントの仕方が? 下りで1回のみすれ違いがあったが。
反省点は、
▲ 登山口でスタートした時点で、「活動を開始」を押せば良かったのだ。スマホ電波が入らなくとも、GPSの衛星電波?磁気?は降り注いでいるのであって、YAMAPアプリ自体を起動させておけば、GPS位置機能は稼働するというもんだろう。
スタート時点でスマホ充電は100%充電だったが、GOAL時点で57%まで落ちていた。登山もIT化ていうか依存を強めるのであれば、充電器を携帯していなければヤバイね。
▲ お疲れさん。
もう一つの学習ていうか、気づき。
【ストックの効用】
▲ 前回の坪山登山で、片方のストックの止め具を無くし、かつ長さ調節機能がバカになった。で、片方のストックだけで長さ調節しながら、登り降りをしてきた。つまり実質1本ストックだけの山行。下りの後半で、左脚が痛くなってきた。初めて。利き腕の右手でストックを持っていたからだろう。右脚は体重分散が出来たが、逆に左脚に負荷がかかったのだろう。ボクは、両手でストックを持って、脚への重力負荷を登りでも下りでも軽減するようにしてきた。1本ストックはアカン。逆に言えば、ストックは脚・膝への負荷を軽減してくれることが明らか。高齢者の皆さん、面倒がらず2本ストックで登山しましょう。ヨーキクンですら、だからね。
▲ クルマで休憩して。
さあ、出発。再び道の駅・大滝へ30分ほどで到着。
▲ 併設の温泉に入って。
6時過ぎに、温泉内の食事処へ出向いた。
▲ 家族連れが多い。
▲ 冷やし蕎麦と、わらじカツ。1050円。
やはり、これしかないよね。
道の駅の駐車場は、夜中になっても満杯(バン、乗用車)。みなさん車中泊だ。へー、元気だね。
平和日本、万歳!!
翌朝11時ごろに帰宅。
2泊3日の山旅。総走行距離183km