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1月9日(火)
▲ 精進湖畔での朝 6:40
もうカメラ愛好家の皆さんが、水辺にずらりと集まっている。
やはり、きょうも晴れ。富士眺望の絶好日になりそう。
▲ ボクも水辺に行ってみる。6:41
無風で、見事に逆さ富士だ。
雲まで映して・・
誰も喋らない。いや、喋るのが憚れるのような厳かな風景だ。
▲ 陽が顔を出し始めた。7:13
逆さ雲まで薄赤くなって、
あらまほしきは、朝焼けの富士。逆さになるさまいとおかし。えもいえず。
いや、ボクは見とれているわけにはいかない。
▲ キャンカーに戻って、出発の用意だ。7:16
▲ 精進湖湖畔を出発! 7:48
案内板から
▲ 湖畔Pを出て、女坂峠まで昇ったあと、三方分山まで登り続ける。三方分山から目的のパノラマ台までは、アップダウンはあるが稜線伝いだ。パノラマ台のあとは湖畔Pまで降りるだけ。コースタイム5時間ほど。
▲ 登山口の集落を通過して。昔は宿場があったところらしい。兜屋根造りの廃墟が残っていた。
▲ コースを通して、岩のない地べたの山道ゆえ、歩きやすい。
▲ あれが、三方分山だろう。
ちと高いな。あそこまで登るのかよ、と及び腰になる。最後に登ったのが11月28日の裏妙義もみじ谷で、今日が登り始め。今年は73歳にならんとするボクは、やはり不安なのだ。
▲ 阿難坂(女坂峠)1210m に到着。8:57
甲府へ向かう分岐点。女坂という名前は、昔妊婦がここを越えられずに死んだという故事から。
右側へ進めば甲府へ。今まで登ってきた山道は中道往還という街道だ。
▲ 中道往還は駿河湾と甲府を結ぶ最短コースだった。
この標識の右には石碑が立っている。
そこには俳句の文字はほとんど消えているが
「生魚の二十里走るほととぎす」と。
生魚とはマグロ。この中道往還を使って、マグロを夕6時に駿河湾から出荷し、翌朝6時に甲府市内へ届けたそうな。
わてらは甲府に用事が無いので、左へ分岐し三方分山を目指す。
▲ 稜線の目の前には、三方分山が見える。
登っていく途中で、上からの50代ぐらいと思しき男性と出会った。パノラマ台経由で来た。「ここは急ですねえ」と言う。
滑らぬようにと気を付けながら登り続けた。
▲ 三方分山に到着。1422m 9:50
YAMAPで確認すると
▲ ここが標高1420mで、これからのコースで一番高い所。あとは、右端のパノラマ台までアップダウンはあるが、大きく登る箇所はない。「ペース」は96%で、標準ペースで来ている。えんでねーの。
▲ ここからは富士山が良く見えたよ♪
▲ さあ、稜線を前進だ。
途中で、「こんにちわー」 と現代女性がボクを軽々と追い越していった。
▲ 根子峠 に到着。11:50
復路ではここから湖畔へ下りる道の分岐点だ。
▲ 緩い登坂。
昨年の2月下旬に登った時は、この坂には雪が5cmほど積もっていたが、今日は全くその気配は無し。
▲ オオッ、見えてきた!
▲ パノラマ台へようこそ。
▲ 先客さんが、3組いるよ。
▲ パノラマ台からの富士山。12:11
ここからは富士の広い裾野が見える。
右端には駿河湾まで。(写真撮り忘れた)
スマホからはこのワイドで↓
▲ 富士山のズームアップ
▲ ランチ
昨日買ったオニギリ弁当が、ちと硬くてボロボロだったが、全く気にならない。
▲ 陽だまりだからか、ここの気温は10度超あるよ。
冬の登山日和。
まもなく誰もいなくなったパノラマ台山頂には1時間超、いた。
下山開始。
▲ 下山と言っても、地べたの山道をとっとと軽快に下るだけで。
▲ 湖畔に戻ってきた。
▲ イエーイ!
おめでとうさん。
▲ Harmony ちゃん、戻ったよ。13:58
出発してから6時間ほど経っていた。
▲ はい、再びツーショットで。
水辺には、もう誰もいなかった。今日は平日。カメラマンだって朝焼けを撮ったら帰るさ。
▲ 後ろの稜線を右から左に歩いた。
多分右のとんがりが三方分山。左端の切り落としがパノラマ台だろう。
活動データ
休憩時間1時間21分を含む合計6時間12分の歩行。
歩行ペースは、90~110%で標準。登り始めとしては、よろしいのでは。♬
3D画像での軌跡は
今年も登れそうだな。
少し珈琲休憩したあと、湖畔を後にした。
向かったのは富士吉田市内。
▲ 富士山溶岩の湯 泉水
ここで、ちょっと長めの入浴して
近くの道の駅富士吉田へ移動。
▲ コンビニで買ったかき揚げ蕎麦とメンチカツ
ああっ、うめーと。
プワーも。
これで、今回の初春旅予定はこなした。
よくやった、良かった、良かった。
このあと、12時間寝ることに(笑)。
まだ To be continud... ということで
【写真無断転載自由】
これまでの走行軌跡: