遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

牛伏山から眺めた美ヶ原

2022年08月04日 | 山旅

7月30日(土) 【続き】

 

 美ヶ原牧場が延々と広がる・・ここが美ヶ原のへそだ

 

~・~・~・~・~・~・

 

美ヶ原高原美術館を午前中に歩いたあと、午後からは美術館の裏手にある牛伏山(うしぶせやま)に登ってみよう。

▲ 道の駅横の道路沿いに美ヶ原ハイキング入口がある。

ここから、牛伏山 ⇒ 美しの塔 ⇒ 王ヶ頭 ⇒ 王ヶ鼻

と歩いていけるが、今日は牛伏山のみ。

 

▲ 右横が高原美術館の展示場

木道を上がっていく。

 

 

▲ 牛伏山の頂上に近づいた。

 

 

▲ 牛伏山 1989m 

知らなかったが、深田久弥は「61美ヶ原」を百名山に入れている。明日歩く王ヶ頭が2034mで牛伏山より少し高いが、山の名前が付いてないので、牛伏山のこのスポットに立てばあなたも百名山に登ったことになる。

 

▲ この地は本来なら針葉樹の山であるはずだが、明治の山火事で草原になったと書いてある。ホンマかいなと疑いたくなるほど広い。

 

 

▲ 見渡す先は、美ヶ原牧場になっている。中央高台に見えるのが、王ヶ頭の電波塔群とホテル。

 

その左側に目を移せば

▲ 中央に小さく(美ヶ原高原ホテル)山本小屋だ。

左手の小高い山が茶臼山。

 

▲ 山本小屋をズームアップ

ヨーロッパの集落みたいだ。

観光客が歩いている。

 

少し右横にずらせば

▲ 美しの塔も目に入る

 

 

 

▲ 美しの塔は、美ヶ原のランドマーク。ハイライトだ。

 

 

▲ 再度、牛伏山から美ヶ原を眺める。

深田久弥センパイは

「大体二千米前後の高度を保って豊かに起伏した原である。これだけ高い原はない。その高さに、広さを加えると、まさに日本一かもしれない。全く、桁が外れて広い。美ヶ原の範囲はどこまでを指すのか知らないが、南の茶臼山から北の武石峰まで、広濶な山上の草原が、果てしも無いように続いている。さあ、どこでも勝手にお歩きなさい、といった風に続いている」

と記している。

 

 

▲ ハクサンフウロ(白山風露)

この時期、この花が一番、美ヶ原に多そうだ。

雪と風にさらされ耐えて咲く。

 

 

▲ アキノキリンソウ(秋の麒麟草)

 

 

 

▲ アザミ

 

 

▲ 下の山本小屋ふる里館へ至る道

明日クルマで行く予定なので、ここは今回下りない。

 

 

▲ さらに左手には、八ヶ岳連峰が見える

一番左が、蓼科山。

 

 

 

▲ では、道の駅へ戻ろう。

 

 

 

▲ 道の駅のテラス

ソフトクリームなんぞ、今日のご褒美に食べようかと思ったが、列が長いのでやめた。

 

 

▲ テラス下の第二駐車場

昨日は開場させてなかったが、週末は開けるようだ。

 

 

▲ クルマに戻って

まだ2時だが・・きょうの活動は終わり。

あとは、涼しい風に吹かれながら、テレビでも見ていよう。

 

▲ 夕方7時ごろの山並み

 

そして、道の駅の上方には

▲ 虹がかかっている ♬

ここは雨は降っていないが、ふもとで雨が降ったのだろう。

明日もいい日に違いない。

 

 

 

 

▲ 今日の行動エリアは、右手上の美術館屋外展示場と牛伏山。

明日は、左手の広大な牧場エリアを遊歩する予定。

「どこでも勝手にお歩きなさい」とは、もういかないが (笑)。

 

 

 



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しましま)
2022-08-05 12:07:50
写真を見ていると、高原の涼しい風を感じます。
信州はこちらからも行きやすいので、行きたくなりました😊
やっほーー‼️(既に山に行ってる気分😄)
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◇しましまさん、こんにちは◇ (旅人)
2022-08-05 12:52:29
お暑うございます。

標高が2千メートル近いと、さすがに陽が照っていても、ねばつかないし、涼しいですよ。もう行っている気分なのですね。まだしばらくこの高原風景は続きますから、楽しんでください。やっほー♬ です。
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