遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

袈裟丸山登山を無事終えて

2023年05月16日 | 山旅

5月12日(金)

 

袈裟丸山登山口の駐車場で、30分ほど休憩したあと出発。

 

▲ 岩がころがり、穴が開いている林道を、ずっとLowのまま下りていく。

酷い道だが、来るときの走行でどんな道かはもう分かっているので、気分的には往路よりはずっと楽。ただ慎重に下りて行くだけ。全容が分からないから人は恐れるのであって、分かっていれば死に至る道でなければ、怖くない。

それでも、左の卓上ナビの吸着が振動ではずれた。走行しながら上体を左にねじって、ナビを再設置しようとした時、今度は右脚太腿内側が引き攣った!オヨヨ! とっさに思い出したのが、家内が太極拳をやって帰る運転途中に、同じく太腿が攣ったという話。しかしなんとか走行を続けられたという話だ。で、じゃボクも何とかなるだろうとパニックにはならず、下降走行を続けて、道幅が広くなったところで停止した。ナビを再設置して、運転開始。家内は実は左脚の攣りだったが、ボクはアクセル・ブレーキを踏む右脚の内腿の攣りだった。まもなく攣りは収まったし、右脚で動かすのは太腿ではなくて、右足首だけなのでその後も幸い事なきを得た。今日は、左右太腿の攣りでの、貴重な2体験をしてしまった(苦笑)。

 

結局、1時間以上林道を走って122号に出て、

▲ 渡良瀬渓谷鉄道の水沼駅に到着。

駅の駐車場にクルマを停めて

 

 

▲ 陸橋で向かい側のホームへ回る。

ちょうど列車が来て停まった。

 

 

▲ ここは駅舎の中に立ち寄り温泉があるのだ。

「水沼駅温泉センター」 650円

 

ここで汗を流して、5分ほど走れば

 

▲ 道の駅・くろほねやまびこ に着いた。

空には黒い雲が覆いかぶさってきていた。

予報どおりこの夜中には雨が降った。

 

 

▲ 道の駅に着けば、はい待っていたかのように

小さい缶ビールだが、今日の無事故登山を感謝して、カンパーイ

風呂上りだし、うまかった。

 

▲ 夕食はコレ

道の駅隣りのローソンで買ってきた「芳醇ビーフシチュー」。

レンジでチンすれば、はい出来上がり。いと簡単であらまほし。

 

その夜はよく寝付かれなかった。体は疲れているのに、気持ちが高ぶっていて眠れないのだ。登山中はアドレナリン出っぱなし交感神経がめちゃ高ぶっていても、体が疲れていればすぐ副交感神経が優位になって休息するように仕向けるのが体のメカニズムだろうが。ベッドに入っても交感神経優位のままなのだ。ここのところの登山のあとは、これが続いている。男には更年期障害は無いが、代わりに高年期障害とでもいうべき変調があるのではと思う。(旅人説W)

 

5月13日(土)

 

▲ 朝食

ボクはやっぱり、柔らかい菓子パンより、フランスパンに色々挟んだパンのほうが味わいがあっていいな。日本のフランスパンは、それでも海外のバケットよりもフニャフニャでいまひとつだが。

 

道の駅がオープンする8時半まで待って

▲ さあ、買ってこよう。

 

あった、あった。

▲ コシアブラとフキノトウ

 

 

▲ コシアブラとフキノトウに加えて、マイタケ、蕎麦、ドレッシングも、お買い上げ。

 

家内へは「天ぷらにしてくれ」とメール。

では、これで一路家を目指そう。

 

▲ そして、今日の昼食に間に合った。

めでたし、めでたし。

 

山旅行2泊3日:総走行距離 270km

 

~・~・~


袈裟丸山 '23~鹿に逢いツツジを楽しむ

2023年05月14日 | 山旅

5月12日(金)

 

ミツバツツジの中を駆ける鹿

 

~・~・~・~

 

 

 

▲ 朝6時に折場登山口を出発する。

隣りのご夫婦は、6時に出発すると言っていたのに、5時半に出て行った。頂上で出会った時、そのことをなじると(笑)、「4時過ぎには明るくなって他にすることが無いので」と奥様が笑いながら応えた。そらそうだ。ボクみたいにTVを観てたりしないのが普通だ。

しかしこれでも昨年よりは1時間早い出発だ。気合を入れている。

 

▲ すぐに、ミツバツツジ 三葉躑躅 に出会う。

 

 

▲ そして普通の(笑) ヤマツツジ 山躑躅 にも。

 

もう少し登っていくと

 

▲ はい、お目当ての白いツツジ、シロヤシオ 白八汐 が出てきた。

シロヤシオを見るのは、今シーズン初めてだ。

 

 

 

▲ 密生したシロヤシオ

 

 

 

▲ 昨年よりも開花しているシロヤシオが明らかに多い。

昨年は、数本だった。

今年は、来た時期が早くて良かったようだ。

 

 

▲ 清楚そのもの。

シロヤシオの別名はゴヨウツツジ 五葉躑躅。愛子内親王の花印。

 

 

▲ 陽がようやく出てきた。

ミツバツツジが日陰を好むのに対して、シロヤシオは日向を好む。

 

 

 

▲ 稜線に出た。

 

この稜線の左側には

 

▲ これから向かう山並みコースが見える

右端の稜線を登り詰めたら平坦な地を歩いて賽の河原へ。その後は下って、右手の小丸山へ登る。小丸山からは下って鞍部を歩く。最後にに前袈裟丸山の急登をこなして頂上へだ。

 

 

 

▲ 平坦地へ。ミツバツツジが続く。

 

 

 

▲ 陽を浴びないと、ミツバツツジは深い紫色に。これもいいね。

 

 

 

▲ ところどころで、ミツバツツジのトンネルをとおる。

賽の河原を過ぎて下って、上ると

 

また、別のツツジ群が出てくる。

 

▲ アカヤシオ 赤八汐だ。

アカヤシオは1カ月前に、西上州・笠丸山でよく見てきた。

咲く順は、アカヤシオ ⇒ ミツバツツジ ⇒ シロヤシオ か。

 

 

▲ 小丸山 1676m に到着。 8:33AM

ここで引き返す方も多い。

このあたりでアカヤシオを見たら、そのあとはツツジ系はもう無いからだ。

 

▲ アカヤシオ

あたりを散策。

 

小丸山のあとは、トイレのある避難所スポットまで下降していく。その後、上昇して袈裟丸山の山頂直下の急登をロープ、四肢を使って登ると、

 

▲ 今日の頂上が見えてきた。

 

 

 

▲ 袈裟丸山(けさまるやま)頂上 1878m。10:16AM

頂上はそれなりに広いが、視界は良くない。

この先を少し進むと

 

▲ 山縁に出る。

正面に見えるのが奥袈裟丸山。頂上は雲がかかっていて今は見えない。あそこへの山道は崩落で通行止めになっている。

 

 

▲ 正面から左側の山並み

ここを見ながらの昼食としよう。

 

 

▲ おにぎりセットとクッキー&コーヒー

気温は10度を少し下るぐらい。ウインドブレーカーを着てなくては寒い。

 

頂上には45分ほどいて、11時頃に下山開始。

 

▲ シャクナゲ 石楠花

開花しているのは、まだわずかだがあちこちにあった。シャクナゲもツツジ科だとは知らなかった。

 

小丸山への登りの途中で、左太腿の内側が攣った。両ストックに体重を預け前かがみになってじっとしていた。腿を動かすと攣りが酷くなりそうで。漢方に凝っている家内が言うには、患部筋肉を揉んだりするのではなくツボを押すのが良いと言っていたので、腿上部外側の凹んだところを押していたら、あら不思議、攣りが無くなった。歩行開始。その後問題なし。

 

小丸山で、再度アカヤシオを鑑賞。

 

 

 

 

▲ アカヤシオは桜状の花びらで、色も薄ピンクで、ミツバツツジの紫がかったピンクとは異なる。

どちらが好きかと問われれば・・ どっちも宜し。

 

賽の河原も過ぎて、平坦地ミツバツツジがトンネル状になっているスポットへ戻ってきた。

 

▲ 前方を十名ぐらいの女性グループが歩いていた。

小丸山からのリターン組のようだ。

 

 

女性グループが、ボクに気づいて

▲ 「どうぞお先に行ってください」

と言われたが、「いやあこの先で稜線下りで皆さんの下っていく絵を撮りたいので、後を付いていかせてもらいます」「じゃあこの先にもっと若いかたの別グループがいますから・・」「いやあ、皆さんでもう充分ですよ」「あらっ、お上手言って」

とかで付かず離れずで、後を歩いて行った。

まもなくして、「あ、鹿だわ!!」の声。

その方向を見ると・・

 

▲ 50mほど先に2頭の鹿が歩いていく。

 

 

 

▲ そんなに見つめないで・・

時々、止まってはこちらの動向を見ている。

 

 

▲ やがて、山道を左から右にピョンピョンと横切って行った。

あの動作は親子というよりは、雌雄カップルだろう。

この辺りを根城にしているようだ。

 

 

▲ 稜線へ出てきた。

 

 

 

▲ 女性たちに先に行ってもらって、何枚かを撮っていた。

 

遠くから、皆さんボクの方へ振り向いて

 

▲ 手を挙げて後ろのボクに挨拶しているのが分かった。そのアップ写真 ↑。

ありがとうございます。

おかげさまで鹿の写真も撮れました。

どうぞ、これからもお気を付けて。

 

そして、左側に山並みだけが残った。

▲ 袈裟丸山が正面に

手前の笹原の斜面には、シロヤシオ、ミツバツツジが点々と見える。

 

 

ズームすれば

▲ ここはツツジの山だ。

 

 

さあ、ボクも下山しよう。

 

▲ シロヤシオとミツバツツジの競演が美しい。

 

 

 

▲ 折場登山口まで下りてきた。

 

 

 

▲ 最後に、真っ赤なヤマツツジが出迎えてくれた。

「旅人さん、お疲れ様でした」

キミたちを「普通の」ヤマツツジと呼んで悪かったな。どのツツジも素晴らしいことがよく分かったよ。

 

 

▲ 無事戻ったぜ、Harmonyちゃん。14:15 PM

8時間15分の山行となった。

昨年の9時間よりは、少し短くなったか。2回目だからな。

午後に曇り気味になったが、雨は降らなくて良かった。

 

 

 

 

 

 

そして

▲ お決まりのケーキ&コーヒーで、30分ほど車内休憩。

午後3時頃に、折場登山口駐車場を出払った。

 

 

 

~・~・~

 

 


ツツジの山・袈裟丸山に登る '23 ~折場登山口前泊

2023年05月13日 | 山旅

5月11日(木)

 

▲ 折場登山口へは、午後5時ごろに到着する。

林道は舗装道路とはいうものの、舗装が割れて穴状になっているところも多く避けて運転。喉がカラカラになった。昨年も 5月19日 に来た山だが、こんな悪路だったっけ?

到着時、路肩にまだ停めているクルマも数台あり。ピークでは満車状態だったのだろう。

左端のクルマのご夫婦さんが、ボクと同じく今晩は前泊するという。

 

 

▲ ここは標高1187mの登山口。気温8度。

明日は晴れだが、午後過ぎから曇りになる予想。

昨年は19日に登山だが、今回は12日。YAMAPのレポを見ていると、やはりここでもツツジの開花が早まっている感じなので、1週間早めに来た。

地デジは全局キャッチするのに、インターネット、スマホは全く不通。陸の孤島だ。

 

▲ (前)袈裟丸山1878mへの累積標高差は1000mほど、距離は10.3km。コースタイムはYAMAPで6時間(休憩入れず)。

昨年は全部で9時間かかったよ。

 

 

▲ 来るとき、スーパーで調達してきた弁当で夕食。

明日は6時に登山開始だ。去年より1時間ほど前倒しで。

4時起きに、目覚ましをセット。

明日は頑張るぞ。

 

位置情報

簡単に言えば、都市的には前橋の近く、赤城山の近くだ。

 

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My Rose Cafe は もう夏模様

2023年05月10日 | ガーデニング&DIY

5月9日(火)

 

今シーズンの初物を熊本の友人から頂いたので

 

~・~・~・~

 

4月22日から開始した令和のウッドデッキWD大改修が終わった。

 

▲ WDの上段は、デッキ板を張り替えた。

 

ビフォーはこれ ⇓

 

今日は、上段にタープも付けて

 

▲ 下段WDにもタープを張って

 

これで、今日のセレブレーション・セットアップが出来た。

 

 

▲ BBQの準備もできたようだ。♬

下段WDも塗り替えたからキレイだ。

 

 

▲ 今日の主役の牛肉2種

 

オイオイ、カフェなんだろ?

これじゃ、焼肉屋じゃないか。

細かいことはいいの。

 

 

▲ 一斉に並べて

焼き肉屋・・あ、もとい、My Rose Cafe の今シーズンがオープン!

 

 

▲ ここまで、よくやったね。

コロナにもかかったけど、生き延びてきたしね (笑)。 祝して

カンパーイ

 

 

 

▲ 焼けてきた

 

 

 

▲ は、はっ、おいしいわ!

そりゃ、そうだよな。BBQはずっとやっていなかったし。

 

 

▲ イルミナーレ も

 

 

 

▲ アンジェラ も

この時を待っていたかのように、今年も良く咲いてくれた。

 

 

▲ 眺めていると、家内は散りかけの薔薇が気になるのか

摘み取って。

 

 

▲ ボクは、薔薇たちにも、カンパーイ!

 

 

 

▲ キミたちは大きなボクらの楽しみ、自由の象徴だ (なんのこっちゃ)

 

 

 

▲ 今が開花のピークだろうが、上部にはまだまだ蕾が多く付いている

まだ、まだこの愉しみは続くだろう ♬

 

 

 

▲ デザートは

まだ少し硬い食感だったが、十分に甘かったよ。

さあ、これから夏に突入だ。

 

 

酒と薔薇の日々 [日本語訳付き]  ジュリー・ロンドン

私を幸せへと 誘ってくれたのは

あのワインと薔薇に包まれた日々と

あなたなのよ・・・

 

いいねえ。

しかし酒と薔薇に浸ってばかりいられない。(アル中になるW)ボクは新たな旅を求めて出動するのだ。暇は有っても時間はない。「二度と戻れない」

 

~・~・~

 


ウッドデッキ改修 終了

2023年05月08日 | ガーデニング&DIY

5月8日(月)

 

またせたね

 

 

夜中じゅう雨が降っていた。

朝の10時頃になって雨は、予想どおり止んだ。

今日は最後の仕上げだ。

 

▲ キャンカーから、長靴とモップを持ってきた。

 

 

 

▲ ウッドデッキの上段をモップで洗う。

アイボリー色のペイントを塗り直したフェンスプランター2基を下段から上段に移す。ストックボックス2基など他も、全部上段にいったん移動した。

 

 

▲ 下段もモップでキレイにしたあと、3年ぶりにここも塗り直した。

4時ごろには、晴れ間も出て来た。

明日の朝までには、全部乾くだろう。

 

 

▲ 道路に面した、ポニカ82も蕾が開いてきた。

小ぶりで愛らしい。これはまだまだ蕾が開いてくる。

 

 

 

▲ 家内の熊本の友人から今年も、スイカが届いた。

Mさん、いつもすみませんね。

初物いただきます。

 

明日は晴れ。

よしっ、My Rose Cafe のオープンとしようか。