遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

立春旅①~白馬八方尾根スキー場へ

2024年02月08日 | スキー旅

2月7日(水)

 

▲ 自宅を午後1時ごろに出発!

ちと遅れ。

走りながら、オニギリ昼弁を食べる。

 

 

▲ 佐久に入った。

冠雪した浅間山が見える。

 

 

▲ オリンピック道路を走って、白馬村へ

ずっと道路はドライだった。

 

 

▲ 八方第三駐車場へトーチャコ

午後5時を過ぎていた。

これ以上遅くなると、雪が無いとはいえホンモノの雪国の夜道は怖い。

 

 

▲ ま、とりあえず無事に着いて

カンパ~イ と。

 

 

▲ 今晩は、海鮮鍋だよ。♬

タラ、エビ、ホタテ、つくね・・だったかな。

スーパー鍋は便利だ (笑)。

 

2月8日(木)

 

▲ 朝食

玉子焼き、ベーコン、ポテトサラダをはさんで、ホットサンドイッチ。

 

 

▲ 車窓の外は・・

ウン、はよ来い と呼んでいる。

 

 

▲ ど~ん!!

当然といえばトーゼン。

予報どうり晴れている。

 

 

▲ 白馬三山も、ハッキリ。

 

では、行くか!!

 

To be continued...

 

 

 

 


窓を開けたら そこは雪国だった

2024年02月06日 | 日々の思い

これは何だか分かるかな・・・

 

~・~・~・~

 

2月6日(火)

 

▲ 朝、窓を開けたら、雪景色。そこは雪国だった。(笑)

 

昨日からの首都圏の大雪騒動。雪国の方にとっちゃ、笑ってしまうものだが、そこは、まあ、まあ、ご容赦を。

 

▲ 隣の家の子達は、庭でかまくら作り。

うん、よくできたね。

ボクはもちろん、庭で自分が入れるサイズのかまくらを作ったことがある。でも、翌日になると、かまくらの高さはずいぶん小さくなってしまうんだよね。

 

▲ 今ボクに課されている午前中の仕事は、この雪をのけること。

はい、やったよ。

雪は水っぽいけど、両脇にすくっていくだけ。簡単、いい運動になる。

 

午後は、彩の森公園に出かける。

▲ 駐車場のHarmonyちゃんを、動かして。

 

 

▲ 彩の森公園に到着。

主要道路の雪は除雪されていて、まったく走行問題なし。

それでも、こんな日に公園に来る輩(やから)は、限られている。

 

 

▲ いつもの、ウオーキングコースを歩く。

 

まもなく、左手に

▲ 紅梅、白梅が咲く処に。

 

 

 

▲ 今日は、白い空を背景にだが

紅と白の色彩の競演は見事だ。

 

今回、特にオオッと目を見張ったのは・・下

▲ 赤紫蘇を撒いたごとくの

 

 

 

▲ 紅梅の赤い花びらが、絨毯のごとく敷き詰められて

えもいえず。

こんな紅梅と雪とのコラボは初めて見る。

 

 

▲ 雪の世界に咲く紅梅

目を見張る、良いコントラスト。

明日には雪は溶けるから、今日だけの儚い美しさ。

 

 

 

▲ 右がメタセコイヤ、左がヒマラヤスギ の並木道を進んで

 

 

▲ ここも、紅白梅のスポットでして

 

 

ここの下を見たら

▲ 紅梅の花が、そのまま、ポツポツと雪の上に落ちていて

冬と春の風情が楽しめる。満点。

 

 

 

▲ 作った雪ダルマを見せてくれた。

うん、いずれボクもダルマ山に登るからね、(なんのこっちゃ)。

 

 

 

▲ いつものコースに、折れて横たわる大きな枝が、次々と。

まさかと思ったが、あとで管理棟で尋ねると、昨日の「大雪」で折れたという。管理人さんが言うには、5~10cmの積雪があると枝が多数折れるとか。ホンマかいな? 多分、ここの樹々は重みに弱い育ち方をしているのだろう。せいぜい雪は1,2回しか積もらないもんな。

 

 

 

▲ 芝生広場

何もありましぇーん。

誰もいましぇーん。

 

 

▲ 第一の池に来た。

 

 

 

▲ 鴨が、スイスイと泳いでいく。

 

 

 

▲ 正面口のポプラ並木

北大の構内です・・とは全く言えないな。(笑)

 

 

▲ お気に入りのアングルから

 

 

 

▲ 第二池は、雪か氷かで白く埋まっている。

 

 

▲ あれれ、雪を被っちゃたな。

何の花か知れねど。

明日は、もう晴れるから、今日一日の辛抱だよ。

 

 

 

▲ 管理棟の横に、ロウバイもあった。

よく咲いている。

「大丈夫。春は必ずくるよ」 

と話しかけてくる気がする。

 

 

▲ クルマに戻ってきた。

 

中に入って。FFヒーター燃焼チェック、発電機燃焼チェック、在庫食料チェック。

 

▲ ポータブル電源チェック

このポタ電は、夜間に室内温度が零度近くになると、直ぐに電流がストップし、室温を上げてもなかなか復旧しない。

で、ポタ電の下に発泡スチロールを敷いたら、電流がストップしなくなった。フロアーの冷気が遮断されたからだろう。一時はホカロンでも貼り付けておこうかと思ったが、簡単な対処法が効いた。

 

 

▲ 珈琲を淹れて、井村屋のあんまんをチンして、一息入れる。

 

雪も降ったし、これで出動できるかな ♬

 

 


薄くなったからかなあ ~ 年金生活者のリアル

2024年02月05日 | 年金生活者のリアル

 

2月5日(月)

地区の防災放送が朝からスピーカーで、大雪の警戒注意アナウンスを流している。

「午後から大雪が予想されてます。不要不急の外出は控えましょう」

それなら早く散髪に行って来よう。

いつもなら車で行くのだが、帰りに雪が降り始めると帰れなくなるから、ええいウオーキングだ。

 

▲ 30分ほど歩いていつものクイック散髪屋へ。

今日は雪になる恐れから散髪に来る人は少ないだろう、と踏んでいたのだが

なんと5人も客が順番待ちをしている!(考えることは皆おなじ)

二人の刈り手で対応している。散髪席は5席あるのだが、コロナ下で客が減ったのだろう。刈り手さんはずっと二人体制だ。ま、20分で終わるのだが。

おもえば、12年前に60歳で定年、嘱託となって給料も減ったのを機に、それまでの一般理髪店からここに変更した。理髪代費は4300円から1800円に狙い通りカットされた。一般理髪店はフルサービス、耳穴ほじりから眉毛はもとより鼻毛切、肩もみまでやってくれた。もちろん顔剃りも。クイックになると、カットと洗髪のみ。

ああ・・オレも都落ちならぬ理髪店からクイックカット屋落ちか・・と最初の日は、悲哀を感じたものだ。(今は何も感じない、早く終わるのでいいと思っているが)

 

ここのクイックカット店にくる客は、アタマなんぞどーでもいいと思う(失礼だな)高齢者が中心だ。安くたって若者は絶対来ない。若者はパーマ屋(古いなあ)・・いや美容室へ行くらしい。1万円以上払うのだろうなあ。

それはともかく、

今日は、えらく早く終わったよ。

ストップウォッチで測ったわけではないが、感覚的には10分余でカット・洗髪・調髪が終わったよ。

「あれぇ・・さらに薄くなったから・・すぐ終わるのかなあ?」

と不安になりながらも

 

本人ではありません

 

「今日は今までで最速だよ」と50代っぽい刈手さんに言うと、こちらは誉め言葉ととるのだろう

「有難うございます」と返事された。

 

数か月まえから、ポイントカードを髪を刈る前に出すように言われているので、なんで支払い時でなくて先に出すのかと、気の良さそうな人だったので、意を決して支払い時に尋ねた。

 

▲ 備考欄に ①ノーシェーブ ②耳出し ➂もみ普(もみあげサイズは普通)とメモってある。

客のカット希望だ。追求が好きなボクが、遠回しに確認すると、年寄りは自分の希望を表現するのに手間取る、カット希望は変わらない ので、このメモを見て(自分から確認の声かけて)、チャッチャッと早く取りかかるのだと。

すみませんねえ。もたもたの同輩に代わって。(自分も含まれてたりして)

 

カット屋を出た頃には、小雨が降り始めていた。

自宅に戻って昼飯を食べていると

▲ 雪が降り始めた。

 

 

▲ せっかく芽吹きが進んでいる河津桜ちゃんも

おおっ、寒いのおう。

 

さてと、これから降り積もるのだろうか。(午後3時脱稿)

 

 

フィーリン非協賛


大石静と『光る君へ』

2024年02月02日 | 評論

躍動せよ!平安の女たち男たち! 創造と想像の翼をはためかせた女性 紫式部 ~ 副題がイイネ。

 

~・~・~・~

 

 

▲ 「大石静ちゃんが、出ているよ」と

家内が婦人公論の2月号を持ってきてボクに見せた。

 

▲ 紫式部の時代に没入して 夫の死を噛みしめるのは、大河ドラマを書き上げてから

と題した2ページ半にわたるエッセー。大石静は大河ドラマ『光る君へ』の脚本家だ。

 

全部を紹介する気はないが、(ボクにとって)興味深いところだけ。

 

・放送はまだ始まったばかりだが、この脚本の仕事にとりかかって既に2年半たった。

・全部で50話だが、いま29話目を書き上げたところ。

・紫式部で分かっていることは、①父は漢学にたけたインテリ ②母は早く亡くなっている ➂貧しいながら文化的レベルの高い家庭で育ち、できの悪い弟がいた ④父の赴任で越前に行き、⑤京に戻って結婚するが3年で夫と死別 ⑥『源氏物語』を書くにあたっては、藤原道長のバックアップがあったと思われる

・わかっているのはそれだけなので、脚本家としてあとは自由に想像を膨らませることができるため、この仕事を引き受けた。

つまり、ほとんど大石静の想像作品になるだろう。

 

三郎(道長)とまひろ(紫式部)

 

肝心の道長との関係についても、「知り合いではなかった」という明確な記録がない以上、知り合っていた可能性もある・・という程度とおっしゃっている(笑)。

・大石にとって、『源氏物語』が宮廷ロマンス以上の魅力は「時の政権批判や文学論、下級貴族の娘として苦労するなかで培われた人生哲学が物語の端々に盛り込まれていること」だそうで。ふ~ん。

・「平安時代に関する思い込み」を変えられたらと思う。道長の「この世をば我が世とぞ思ふ望月のかけたることもなしと思へば」は藤原氏の独裁政治を表すものとして誤って解釈されている。史料を読むと、道長をはじめ官僚はよく働き、知的に政(まつりごと)を行い、天変地異の際には庶民のため救い小屋を建てたりもしている。天皇家に権力が集中することへの抑止力として藤原氏が台頭したわけで、いいバランスだった。平安の貴族社会は腐敗のイメージを抱きがちだが、平安貴族は流血の穢れを嫌って、死刑は刑罰としてあっても流罪を選んで、もめごとは話し合いで解決した。

・私たちが、集団で殺し合いをする武士に清廉なものを感じることがあるのは、明治政府が富国強兵を実現させるため、皆兵制、戦う体制に疑問を持たせまいとした教育の名残りでしょう。

 

このエッセーは女性向けの雑誌だけに、大石静にとって2年前に他界した夫が自分に果たした役割と感謝を綴るのがメインなのだが、今回は割愛させてもらう。(笑) 関心のある方は婦人公論を読んでくれたまえ。

 

 

▲ 大石静は、ボクとまったくの同い年。彼女の脚本のTVドラマは、時代潮流をうまく組み入れていてずっと注目していた。それよりもなによりも、家内の知人の奥さん夫婦が、大石静が売り出す前から昵懇(じっこん)の関係で、奥さんから家内は「シズカちゃんが、シズカちゃんが」と大石静の話しを良く聞かされていた。その知人のご主人が数年前に亡くなった時には、大石静はウチの近所での葬儀に参列。家内も葬儀に出たが、黒ずくめの参列者の中に、ひとりオーラを放っている女性がいて、家内はあれは大石静だと一目でわかったとか。家内は並んで参列。葬儀が終わって、自己紹介のあと、タクシーで駅に向かおうとする大石静ちゃんに、自分のクルマに乗せて送っていったとか。ホント。

 

大石静ちゃんは、ご自分の名刺の裏にケータイの番号を書き込み、「渋谷に来たらまたお会いしましょう」と言ってくれたとか。

 

 

大石静ちゃん、『光る君へ』の脚本をがんばって書き上げてください。「君が輝いていることが一番。家のことなんてしなくていい」とおっしゃっていた故ご主人に、早くご報告できるといいですね。

想像力いっぱいの物語展開を楽しみにしています。特に越前での話し。紫式部が1年ほど福井越前に住んでいたとは知りませんでした。そこでの展開もこれから出てくるということですから。(福井は私の出身地なので)