三洋、貝塚の太陽電池工場増設へ
島根の工場も増強2009年2月10日
三洋電機は大阪府貝塚市の二色の浜工場敷地内の太陽電池工場を増設する。百数十億円をかけて今月中に着工、10年中に生産を開始する。島根県雲南市にある工場も生産ラインを増強し、全体の生産能力を現在の2倍程度の600メガワット規模に拡大する方針だ。
新工場では、世界最高の変換効率を誇る「HIT太陽電池」を量産し、一般家庭向けに販売する。「HIT」の現在の生産能力は二色の浜が年210メガワット、島根が130メガワットで計340メガワット。島根は10年度中に80メガワット以上を増産できるようにする。
三洋は「HIT」のほか、材料のシリコンの使用量が少なく価格が安い薄膜型の太陽電池の生産も増やす。新日本石油と共同出資で岐阜県安八町に200億円をかけて新工場を建設予定。10年度には年80メガワット分生産する計画を明らかにしている。
三洋の国内販売シェアは3割弱程度でシャープに次ぐ2位。今後、パナソニックの子会社となる予定だが、パナソニックグループの販路も生かしてシェア拡大を図る考え。
このところ大規模な工場閉鎖のニュースを、続けて見せられていたので、
工場が増設されるニュースは殊の外嬉しい。
それに太陽光発電に向けての取り組みなので、猶更である。
昨夜のバラエティー番組で、それぞれユニークな取り組みで起業した青年が、何人か紹介されていたのを見て、もしかしたら世の中は動き始めているのかなという希望のようなものを感じたところだったので、三洋電機のこの取り組みも、とても頼もしいニュースに思えたのだった。
そろそろ動き始めているのかな
今日は一日中降りそうで降らなかった