春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

対米従属を卒業するためには?

2009年02月27日 10時21分06秒 | 思想信条
しばらくブログから離れているうちに、二月も今日明日で終わりとなってしまった。昔から二月は逃げると言うそうだけれど、本当にたちまち二月も終わろうとしている。
昨日はあの2・26事件の日だった。
しかしテレビではあまり話題に出ていないようだった。
以前は2・26特集としていろいろなものが放送されていたような気がする。
(尤も最近テレビのワイドショウのようなものを、あまり見なくなってきているのだけれど・・・・・)
あんなことが二度と起こる世にならないようにと祈る思いである。

今日のメルマガに天木さんが書いておられたところによると、
小沢さんの「(在日米軍の駐留は)第7艦隊の存在で十分だ」と言ったことが、今大問題化しようとしているということである。
日本が対米従属からの自立をすることは重要なことであるが、それを性急に求めてはいけない、国民の支持を背景に、米国を納得させる形で行なわれなければならない、少なくとも米国を刺激する事だけは避けて進めなければならなかった。と残念がっておられた。
自民党はこのことで鬼の首を取ったごとくに、民主党を攻め立てていこうとしているそうである。
それなら小沢さんも、もうISAFに協力するなどと中途半端なことは言われないで、日本は憲法9条を守って、平和外交に徹するという道を選ばれたらよいのではないだろうか?
私たち国民が対米従属にしがみつくかどうかで、今後の政治は変わることになりそうである。

田中宇さんのブログ「アジアの世紀」の光と影」によると、米国の保守系シンクタンク「ケイトー研究所」(Cato Institute、リバタリアン)の上席研究員であるダグ・バンドウ(元レーガン大統領特別顧問)が、外交政策雑誌ナショナル・インテレストに「アジアの世紀が来た」 The Asian Centuryという論文をもとに、

日本の右翼(右派、民族主義者)の多くが、表向きは「民族主義」を掲げつつ、実は正反対の、日本人を腐らせている対米従属体制を維持するための言論を繰り返ている。日韓の対立を扇動するのも、日韓相互の対米従属策の一部である。右派は対米従属を棄て、日本人の民族的な自立心(精神的強さ)の回復をうながすバンドウを支持し、朝鮮人を敵視せずに日韓協調を目指すべきである。
 最近の米国が発する覇権衰退のにおいをかぎつけ、北朝鮮の金正日政権は、脅されたくなければ金を出せと言わんばかりに、日米韓の側に対し、強硬姿勢やミサイル試射準備を見せている。米国は、北の強硬姿勢を放置しているので、対米従属の日韓も、右へならえで北の強硬姿勢を無視している。自立重視(主体思想)でやってきた北は、そんな日韓を馬鹿にしている。
 北から馬鹿にされたくないのなら、日韓は、たとえば米国抜きの日韓合同軍事演習を北朝鮮沖の日本海で行うなどして示しをつけ、その上で北との外交を再開するのがよい。(こうした主張は「好戦的で違憲」と却下される。護憲思想も、対米従属の正当化に利用されている。)
と書いておられた。

憲法9条も諸外国の公正と信義に信頼しとは言っていても、
現実に脅迫している国がある場合に、それに対応することまで禁止してはいないのではないだろうか?
だから自衛隊も認められていることだし・・・・・
(自衛隊も厳密に言えば違憲だということではあるけれど、家に鍵をかけるのと同じで、自衛隊は認めるべきであると、素人考えではあるが私は思っている。)

しかしながら、攻撃は最大の防御などと、論を広げてくると、軍国主義になってしまいかねないから、あくまでも自国の防衛に限ると言うことは絶対条件とするべきだと思うけれど・・・・・

追記 この件に関するニュース(106件の内の一部)
「日本の防衛は日本が責任を」 民主・小沢氏が発言
政府・自民:小沢・民主代表批判、相次ぐ 在日米軍削減論で