行けなかった 大会も決勝まで残り、準優勝。
B監見て下さいね、と家に届いた可愛いトロフィーと賞状。
コーチスタッフの力もあっての話だが
やっぱりもう、勝手に行けるじゃん、と
思うと同時に
登り詰めてほぐれ始めている精神力の中で
バランスを崩しかけているフォームや意識がちらほら。
やっぱり大人もいないとダメだよね。
オーバーホール が必要かな。
照れくさくてじっくり見られてなかった、
優勝した後の写真の中に、1年生のKZKが
嬉しそうに万歳をして写っている。
1年生の頃の記憶なんてほとんどないけど、
彼の記憶にかすかながら、この情景は残るのだろうか。
昔、一緒に野球をしたおじさんが宙を舞っている光景。
小ちゃくて手が届かないから万歳になっている光景。
まぶしすぎる。白くとんだユニホーム。
おじさんたちは、お父さんたちは、
多分ねぇ、君たちのその顔を
あと、死ぬまで少しでも多く見せてもらうために
家でも会社でも、頑張るんじゃないかな。
修理の済んだカメラが帰って来て
ピントは治ったけど、もう使わずにしまっておこう。